・・・すみません、月1回のペースで記事を書くつもりでしたが・・・いつのまにやら3ヶ月が過ぎてしまいました。
その代わり今回は、ボリュームとしては掛かった時間に相応のものがあります。
(脱線がきついので、ついていければの話ですが。)
それでは記事の題名通り、フィギュアライズバストの紹介から入ろうと思います。
桜内 梨子

東京の秋葉原から千歌のクラスへと転向してきた2年生。
大人っぽく落ち着いて見えるが実は慌て者で、早とちりや勘違いをしてしまうことも。







さて曜と並ぶサブヒロイン、梨子のフィギュアライズバストのレビューです。
曜とは対照的にお嬢様然としたおっとりとして雰囲気のキャラで(実際にはお嬢様ではないけれど)歌う曲によって千歌とセンターを組むメンバーが変わり、アニメでは物語の展開も連動している等の工夫もされていました。
ピアノに真剣に打ち込んでいたがスランプで負い込まれた心境で浦の星女学院に転校したが、新しい音楽への道としてスクールアイドルを目指すことになるが結局ピアノへの未練は捨てきれずに最終的には両立を目指します。
こちらとしては、アニメで一番共感できたエピソードでした。
プロになろうとする方は1日10時間レベルの厳しい練習が当たり前という世界なのでアイドルとの両立など本来なら不可能で・・・普通ならどちらも中途半端で自滅する結末しか待っていそうにないですが、彼女の選択がどういう形になるのか・・・アニメは第2期の放送が既に決定していますが、彼女の結末が十分に納得いくものであるならそれだけでもこの作品を評価したいところです。
(万人が納得する結末は地味に難しいような気がしますが・・・)
ある意味9人の中でも最も厳しい選択を選んでいるので、報われる形になってくれれば良いですが・・・
さて肝心のキットの方ですが・・・先に結論から言いますが、
要改造。
いやキットのままでも可愛くないというわけではないですが、もの凄く角度限定のアイテムになります。

問題なのは、口のまわりの処理です。
無駄にリアルに作られていて、はに噛んだ表情にしようとして口元に小ジワが出来ています。現実の女性なら確かに微笑む際には皺が出来るとは思いますが・・・
ラブライブに出てくる女の子に皺なんて書かれている作画は無いので、あまりに原作のイメージとかけ離れています。
バンダイのフィギュアでは一部にやたら古臭いというか・・・例えばフランス人形のような輪郭や口元に仕上げているものがありますが(近年ではすーぱーふみなの顔とかSHフィギュアーツのキュアパッション等)、こと最近のアニメキャラではギャグ顔を除けば皺なんて描かれることほぼありませんので、とにかく違和感ありすぎ。
・・・というわけで、変に立体的な部分を徹底して削り込む必要があります。
顔のバランスを崩さずにけずり込むためには慎重に作業しなければならないため結構な時間が掛かります。
立体化の際に版権者のチェックを受けているのだろうか?・・と首をかしげる造詣になっています。
それを除けば・・・例えば腕とかは成熟しきっていないやや太めで丸みのあるアニメの作画の雰囲気が結構出ているので、この辺りはよく出来ているとは思うのですが・・・
(ただその腕に関してもパーツの分割が微妙なので、ただ組み立てただけでは合わせ目が目立ってしまうわけですが・・)
丁寧に作りこめば問題はないので、できれば少々時間を掛けて仕上げたいものです。
以上、フィギュアライズバスト:桜内 梨子のレビューでした。
口元周辺の造詣がオリジナルとは明らかに雰囲気が異なるため未処理だと角度限定というのが残念ですが、時間を掛ければ問題の多くは解決できるのでそこまでは頑張って挑戦してほしいキットです。
簡単に作れると謳っておいて丁寧に作らないと見栄えは微妙というのはなかなかの皮肉という気もしなくはないですが、入手した方は多少時間を消費するつもりで頑張ってください。
黒澤 ルビィ

浦の星女学院の1年生。
花丸とは仲良しで、いつも一緒にいる。
泣き虫で臆病だけど、名家のお嬢様だけあって芯は持っている。
ずっとアイドルにあこがれていた。唯一の得意は裁縫。








ラブライブ関連の中でも幼い印象が最も強いですが、どこか小動物的な仕草が目を引くキャラです。
反面姉のダイヤがセットになるとハイテンションになるのか、「がんばるびぃ!」「ふんばるびぃ!」といった感じで、少しウザかわいいところが面白いです。
好みが分かれそうな印象が強いですが人気投票では1、2を争う高順位をキープしているようなので、これからの出番にも期待したいところです。
でも黒澤家が名家とか裁縫がどうとかというエピソードはあまり出てきていないような・・・これから出てくるのかな?
さてキットのレビューですが・・・同発の梨子と比べると欠点らしいところは無く、安定した出来になっています。
全体的にこのシリーズは作画より目が大きめな印象があるので好みが分かれそうですが、それでも似ているとは思います。
まずは彼女を購入してフィギュアライズバストの出来を伺うのも良いかもしれません。
ただ強いて良くない点を挙げるなら定番の腕の分割線がやや目立つことと、髪の分割処理があまり目立ちはしないものの、頭部の組み立てが完了しないと合わせ目処理ができないので製作の際に完璧を期す方ならハードルは高めです。
先程も書きましたが腕と比べればあまり目立たないので、放置するのも手ですが手を加えるならそれなりに手間が掛かると思った方が良いです。
以上、フィギュアライズバスト:黒澤 ルビィのレビューでした。
このシリーズの中では安定した出来なのでお試し感覚で作るのも良さそうですが、本格的に作ると難度はやや高めという二面性があるキットです。
個人的には模型雑誌で公開されている、他社のカラーレジンキットの簡単仕上げ処理を行う程度で十分見栄えはすると思いますので、軽めの仕上げ処理を行うことを前提に購入することをおススメします。
あとさらに後述に記事の関連性も含めて、ガンダムビルドファイターズの星野フミナも購入したので、ついでにレビューを。








結論から言えば・・フィギュアライズバストの中ではこれが一番出来が良いと思います。
上着を着た状態と脱いだ状態の2種類をいつでも選択できるようになっているという仕様も面白いですが・・・この仕様を維持すると脱いだ状態で腕に分割線が出来てしまうため、脱いだ状態で固定して製作。
どちらの状態で作るにしてもパーツ数が抑えられていてとても作りやすいうえ、顔も良く似ている・・・と欠点らしいものが見当たらないです。
強いて言うなら腕等に合わせ目がそれなりに目立つため、合わせ目消しの作業が必要になる点でしょうか?・・ただそれもすぐに終わります。
結果として、最も時間が掛からなかった割りに最も出来が良いというとてもありがたいキットです。仕上げた際に思ったことは「え、もう終わり?」でしたし・・・
あと例によって薄く透けた塗装しています。
先日フミナの新バージョン、エンディングVer.も出ましたので、急遽レビューを追加。








頭部に関しては実は旧バージョンと全く同じ。
バンダイらしい経費削減術です・・・が、別表情にしてくれた方が頭部交換できるのでそこは別途追加パーツが欲しかったところです。
ただし新規のボディのパーツの作り込みはかなりのもので、素直に賞賛できるレベルです。
実際の服の合わせ目に見えるようなパーツ分割をしているため、合わせ目が極力目立たないように工夫をしているのも個人的に高評価です。
ただ体格が立派過ぎて中学生に見えないのは好みが分かれるところ。
(普通に考えれば女子大生・・・いうか成人女性に見えます。)
例によって凝りもせずに、透け塗装処理を施しています。
まぁ塗装経験を積む一環だと思っていただければ、と。

このキット自体の出来はかなり良いと思いましたが、毎度毎度フミナだけでなくミライをはじめ他のキャラも出してほしいところです。
今回はフミナに関してはもう一つキットを製作しましたので、続いてレビューをしようと思います。
すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.

以前紹介したすーぱーふみなの別バージョンのキットです。
プレバン限定でティターンズ版という黒服メイド風のバリエーションがありますが、ほぼカラバリのレベルのためスルーしましたが、こちらは明らかに印象が異なる程の差があるので購入してみました。

衣装の元デザインはZガンダムのキュベレイ。
ロボットアニメに詳しい方なら知らない方がいない程の有名機体ですが、念のため画像を載せます。
初登場は1985年と相当に古いですが・・放送当時は同作品では大型機体ということもあってか、プラモデルは1/220という中途半端なスケールで出来も芳しくない・・・と、作品の中の存在感とは裏腹に不遇な扱いを受けたことは有名な話。
十数年後の1/144のHGUC版、1/100のMG版・・・と続けてリリースされようやく人気に見合った立体化の機会に恵まれたのは21世紀になってからということもあって、古い機体というイメージは個人的には無いです。
この時期はモデラーの間ではパールカラーの塗装がブームであり・・・女性が乗る白いキュベレイはこういった派手な塗装がイメージ的にもよく似合うためか、パールカラー使用の作例が数多く現れ、キュベレイ=パールカラーのイメージが確立されました。
パールカラーの顔料の研究も当時は目覚しいものがあり、パールコートの技術に限って言えば現在よりも優れていたと言えます。
(現在では当時の塗料の入手はプレミア化して、かなりハードルが上がっています。)
十数年前の超高価な顔料を使うならともかく、現在ではやや高価な塗料でパールカラーのラインナップが整っているので、相当に高度なパールコートを求めない限りではそれらを使えば十分なわけですが・・・

今回のすーぱーふみなの製作の際には、当時のリスペクトで何色のパールカラーを用いて角度によって光沢の色が変わるように処理してみました・・が、写真じゃ分かりにくいですね(泣)。
パールコートの最大の難点は、計算して塗装しないと単調になってしまうことですが・・・幾度経験してもなかなか難しいです。
それはともかく、キットの出来はなかなかの良作です。
以前指摘されたのか?ビームサーベルの刃はクリアパーツで付属し、柄もキュベレイのビームサーベルに合わせたデザインに変更されているなど細部の気遣いも良好。
ついでに改造必須な顔のパーツも作り直していただけるとなお良かったのですが・・・・


天使の羽のように見えるパーツは合わせるとハート型のシールドにようにすることができ、さらに手を出せる程度の隙間があるのが面白いです。
映像化されたらこのギミックは必ず登場してほしいと思える面白さがあります。
この状態にするうえで部品の取り外しや差し替えは不要なほど接続アームの可動範囲が広いというのも素晴らしく、思ったよりも考えられたデザインになっている点は素直に感心します。

あと例によって上着のジャケットの部分は取り外し可。
今回は胸元が開いたデザインになっているため、ノーマルのふみなよりお色気アップです。
胸元のパーツをグラデ塗装を行えば、より効果的です。
ただ塗装を行うとジャケットを付ける際に塗装が剥がれる可能性があるので、塗装を行う場合はジャケットを付けないことを推奨。
以上、すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.のレビューでした・・・じゃなくてまだ続きます。
前回のすーぱーふみなでは一部改造を自作して、ライトアーマーなるバージョンを載せたわけですが・・・
今回もまたさらなるバージョンを用意しました。
(前回の記事の通りふみな本体のパーツが一体分余っているので、有効活用しないとね・・・・)







それがこのスーパーライトアーマー、要は水着です。
もっと露出部分を増やしてみたらどうなるか・・・バンダイからは出そうにないので、自分で実験的に作ってみました。
でもまぁ・・・・なんというか、
こんなアホな挑戦をするのは自分くらいだろうな!
・・・と心底思います。
一見何気なく見えるかもしれませんが、実は大改造。
基本はパーツをパテで裏打ちした後、さらにパテ盛りの整形という定番工作ですが・・・
今回は胴体全部、腕と足を整形しなければならず・・・手間としては馬鹿にならないです。
胴体に関しては・・・アクシズエンジェルVer.のままだとまだ胸が小さめと思えたためにボリュームアップ、それに負けないために腹部、お尻を微増量。
そして元から足りなかった鎖骨周りの整形・・・と豊胸処理に伴う全体のボリュームアップが中心の作業です。
やっていることは単純ですが、全体のバランス取りの微調整を幾度となく行う必要があったため。見た目よりは時間が掛かってしまいました。
結果としては・・・首周りに少々余裕がなく首が短めで胴体はやや太めと好みが分かれるバランスにはなっていますがバンダイが仮に同様のものを出しても、こちらと同じ結果にならないと思われる個性的なバランスになっているため面白い結果になったと思えます。


今回は胴体部は非可動、脚部も回転軸を減らしているため可動に少々影響がある状態になっていますが・・・その他はできるだけ影響を与えないように作っています。
ただすーぱーふみな自体が、股関節をはじめよく動くけど痒いところには手が届かないというやや微妙感がある可動のためポーズは決めにくいです。

写真のような膝立ち&銃を構え両手撃ち・・・可動範囲を試す定番ポーズですが、どうやっても普通に立てひざ状態で飾ることは無理で、スタンド使って浮かせてそれらしく見せるのが精一杯です。
左手も完全に添えるのが難しく、角度限定でそれらしく・・・これが限界でしょうか?
初期のMG、HGUCのガンプラもこのレベルなので・・・それをイメージできる方なら、可動範囲も想像つくと思います。



本体のジョイント部はそのままなのでアクシズエンジェルVer.、ノーマル共々装備の換装が可能。
元々ビキニ姿の天使、武装少女はかなり昔からある定番ネタだけあって違和感ゼロです。
すーぱーふみな自体が本体より多彩な武装を使ってシルエットで見せるのが正解のような気がするので、こういった飾り方がベストかもしれません。
以上ですーぱーふみなのレビューは終了・・ではないんですよね・・・・
こういった露出度の高い衣装にはさらに別の使い方があります。



壽屋のフレームアームズ(フレームアームズガールズ)の装備の一部が使用可能です。
写真はフレームアームズのオプションの中でも最大級のサイズを誇るギガンティックアームズの第一弾、パワーガーディアンですが・・・ぱっと見では違和感があまり無いレベルで合体可能です。
(ただシートと思われるパーツに腰がぴったりと付けられないなど多少は違和感アリ。)

すーぱーふみなはフレームアームズガールズより頭一つ分くらいの身長差があるので無理かな?・・・と思ったのですが、載せられることに正直驚き(一部パーツの変形が必要ですが)。
元々多少の身長差があっても対応できるよう、冗長性のある作りのようです。
すーぱーふみなのスカートを取り外す必要があるのが難点ですがこういった露出度の高いバージョンがあれば、意外とプレイバリューが高まるものです。


余談ですが・・・水着のデザインをどうするか悩んでいたのですが・・・ヒモをどうしようかを決められず、脱着式にしてみました。
ただ結局中途半端になってしまったため・・・これはいらなかったと。
本来ならボツになったものは載せても興味を削ぐ要素になりそうなので微妙なのですが、案外手間が掛かっているので思い出替わりに撮影してみました。
例え出来がどうあれ、掲載しなければ成果はゼロになってしまうので・・・未練ですが、ご勘弁を。

折角なので、フレームアームズガールズもアニメ化され今が旬!という状態なので、ここで詳細のレビューを。
元々すーぱーふみな改造中にオプションパーツとして使えるか?・・・という考えでついでに作ったというのが本音ですがブログに載せるならベストの状態で掲載したいので、現状で可能な限り作りこんでレビューします。
フレームアームズガールズは壽屋の看板商品として売り出し中で、今年の春からアニメされ現在放送中です。
通販やオークションの流通価格は高めで、模型屋でも売れ行きは好調の様子。
ぶっちゃけ今回のメインのフィギュアライズバストよりも好評を博している印象があります。
今回はすーぱーふみなと比較もあわせてレビューしようと思います。






購入したのはアーキテクトという女の子一人のみ。
アニメを見ていると迅雷が主人公のようのなので彼女を購入すればよかったと思うのですが・・・迅雷の場合はオプションの大型武器が殆ど付いていないので、一人だけ買うなら万全のレビューは無理なのでこれで正解かも?
ただ誰を買うにしても素体部分は共用パーツは多めのようですし、恐らくは関節強度、可動範囲という基本的な部分はほぼ同じという印象が強いので、興味のある方はある程度の参考になるかと。
まずは素立ちの状態のレビューですが・・・元絵の雰囲気が良く出ていて、かなり似ています。
関節の強度も程良い硬さで基本的な部分は十分に押さえています。
靴のパーツが何気にやや大きめに作られているため、自立性が高いのが地味に高評価。
模型屋が作り出した商品なので、この辺りは抜け目ないです。
自立を補助するスタンドも付属していますが・・・こちらの保持力は正直イマイチ。
付けないよりはマシですが、派手なポーズではバランスを保てず自立不可という残念仕様・・・
というか壽屋のキットの付属スタンドで期待通りの保持力あったのを殆ど知らないのですが・・・

すーぱーふみなと膝立ち&銃を構え両手撃ちをさせてみましたが、こちらは割と自然に構えられます。アーキテクトはスカートが干渉しそうに見えて、スカートは6分割されそれぞれ可動するため殆ど妨げになりません。
あとこの手のフィギュアにありがちな股関節の強度の弱さですが・・・ABSとポリキャップの選択式になっているのが素晴らしいです。
硬めだけど強度が強いABS、柔らかいけど強度は弱めのポリキャップ・・・それぞれを好みに使い分けられるのは良く考えられると思います。
フィギュアーツやAGPで懸念材料である手首の軸の強度の弱さも、予備の軸パーツが付いているので殆ど心配無し。
新しい可動フィギュアのスタンダードとして、他者の商品を非常に良く研究されているのが伺えるため、購入した方からは好評を得ているのかもしれません。

このシリーズのもう一つも楽しみは各種フレームアームズの派手な武装を装備できること。
大きく派手な武器が多いので、数を揃えればかなり個性的なバリエーションを作れそうです。
ただしフレームアームズガールズにも欠点はあります。
それは肩関節の弱さです。
そんなに脆いのか?・・・実は普通なら十分な強度を保っています。
ただ武装を付ける場合は話は別。
大型の武器が多いため、武器が重すぎて装備してもまともにポーズが取れません。
肩関節も痛めそうなので、重装備で長期間飾るのはおススメできそうにないです。
ただすーぱーふみなの装備のように接続アームで繋げる形で装備も可能なので(接続アーム単体で別途販売されています)、使い方次第では面白い飾り方も出来るかもしれません。
あと欠点と呼べるものではないですが、塗装や改造には不向きなキットです。
かなり小さい体に十分な可動範囲と強度を保つためにABSパーツの割合がかなり多めです。
このアーキテクトの場合はライトグレーの装甲部、武装パーツを除きABSです。
今回の作例のように肌色部分のグラデ塗装のような軽い塗装処理なら問題は無いかもしれませんが、全身リペイントやあるいは大規模の魔改造を施そうとすれば作業中に大きくひび割れバラバラになる可能性があります。
例えば露出度が高いのを望むなら既に発売されているやや高価なオプションパーツや今後発売されるガールズで過激なデザインがあるようなのでそちらを手に入れて換装すると良いでしょう。
さらに言えば装甲は塗装、改造処理は可能ですが・・・ダークグレーなどトップコートで白化しやすい色を採用しているため、この辺も要注意です。
まぁ殆どの方はそのまま組み立てるだけでしょうから、問題にはならないでしょうけど・・・
以上、フレームアームズガールズ:アーキテクトのレビューでした。
今回は部分塗装&肌と髪のグラデ塗装を施しています・・・これは十分に効果があるのでおススメしたのですが(完全にfigmaとタメを張れる完成度になります。)、ただ丁寧に組み上げただけでも満足のいく出来です。
すーぱーふみなと比較をすると確かにこちらの方が優れていますが価格差は倍ほど違うので、そこは考慮したいところです。
どちらも価格を考えれば満足のいく商品であることは共通して、それ故にヒットしていると思います。

続いてパワーガーディアンのレビューも。
定価5,000円オーバーとオプションパーツとしては高価ですが、単体で合体アクションも楽しめるプレイバリューの高さは価格以上の価値があるかも?
上半身が変形して(なんだかよく分からない)機動メカに変形します。
ただこの形態だと非常にバランスが悪く、市販のスタンドを使っても長時間飾るのはなかなか難しいかもしれません。

ハンドルや足を掛けるステップが付いているのでフレームアームズガールズも搭乗可能と思って試してみました。
結論から言えば、
載せられません。
写真で載せてるじゃん!・・と思うかもしれませんが、胴体を2分割をはじめかなり無茶して、角度限定でそれらしくしているだけです。
もっと可動範囲に優れているフィギュアでないと載せられません。
(搭乗している公式の写真が無い地点でお察し。)
バランスもさらに悪くなるため、この状態で飾り続けるのはほぼ不可能です。

下半身は戦車形態に変形、こちらは堅実なデザイン。
通常のフレームアームズ(ロボットタイプ)はこちらを下半身に換装することもできます。
(ザクタンクをイメージできる方なら、あんな感じだと思っていただければ。)


フレームアームズガールズの場合は上に載せる程度しかできませんが、自立しやすさも相まって安定して飾れます。
好みであればこのような飾り方もアリと思います。








そして合体形態。
この形態が基本のデザインだけあって、とても良くできています。
高さが26センチもある大型キットということもあり、かなりの存在感です。
フレームアームズガールズとは脊椎状のパーツで接続。
接続箇所は1箇所ですがしっかりと取り付けられるため、ポロリの心配はないです。
接続部は脊椎部をスライドするため身長差があるキャラでも載せられます。
可動範囲はあまり広くはありませんが、無骨なデザインの存在感の方が重要なのでこれで良いと思います。
以上、パワーガーディアンのレビューでした。
幾多のロボット物を作ったメーカー独自のデザインというだけあって、無骨であるが格好良くまとまっていてギミック満載、かなり大きめな割に価格も抑えられ、部品数も少なめで組み立てやすい・・・と十分に満足のいく完成度の高い秀作だと思います。
フレームアームズ及びガールズを持っている方なら購入必至というべき出来だと思います。
敢えて欠点を挙げるなら・・・模型屋のデザイン故か、ヒロイズムやリアリズムという点では説得力に欠ける部分もあるという点でしょうか?
例えばこの機体には移動や推進に使う動力系の部品が脚部のキャタピラ以外全くありません。
上半身がメカに変形できるのは良いとして、移動手段がゼロで何の役に立つのか?というのが率直な印象でしたし(このデザインで敢えて押し通すなら、反重力エンジンといった未知のテクノロジーでも載せるしかないわけですが・・・そんな物があるならキャタピラという前時代的な装置の搭載は必要なくね?)、TVアニメの主役メカのような戦略、戦術的にこの機体が絶対に必要になる戦況があるのか?・・・と言われればあまり説得力は感じません。さらに言えばデザイン的にも個性がやや乏しいため、幾多のロボットの中では存在が埋没してしまうのかもしれません。
ロボットアニメではもっと変なメカもありますし、商品としてそもそもそんな事を考える意味は薄いので見当違いの批判かもしれませんが、なぜこのような兵器が必要なのか?・・・それを考えて作られたが故に個性的なデザインの兵器が生まれるというのは実在、非実在に関わらず必然と思われますので・・・あとはもう少し個性的なアピールを希望したいところです。
いろいろ書きましたが、今回の記事の中ではフレームアームズガールズ&パワーガーディアンが最も完成度が高く、何より無塗装、無改造でも十分に満足がいく出来なので興味の沸く方なら購入をおススメできる商品であることは間違いないです。
(ただし掲載したフレームアームズガールズ&パワーガーディアンは肌をグラデ塗装したりデカールを大量追加していますので、無塗装では若干印象が異なるかもしれません。)
他のキットは塗装あるいは改造まで施してようやくタメを張れるレベルなので・・・
以上が今回の記事のレビューになります。
今回は本来は2体のフィギュアライズバストのレビューで終わるべきだったのですが、そうこうしているうちにすーぱーふみなが届き、出来が良かったのですがもう一声!・・・とと考えていくうちに改造案が思いつき実行、その後フレームアームズガールズと互換性があるか?・・・と考えているうちにそちらも徹底作例を・・・とかしていたら既に3ヶ月が過ぎてしまいました。
(途中で病気を患って、一時中断せざるを得ないことになったと言うこともありますが・・・)
自分なりに面白い記事にしようと思った結果なのですが、それにしても脱線が酷いのでもう少し方向性を見定めて製作するべきだと反省しています。
せめてこんな記事でも満足のいく方がいると良いのですが・・・・
次回は読み応えのある記事を、それなりの時間で書く工夫を考えようと思いますので良ければまたご覧いただけると幸いです。
それでは。
その代わり今回は、ボリュームとしては掛かった時間に相応のものがあります。
(脱線がきついので、ついていければの話ですが。)
それでは記事の題名通り、フィギュアライズバストの紹介から入ろうと思います。
桜内 梨子

東京の秋葉原から千歌のクラスへと転向してきた2年生。
大人っぽく落ち着いて見えるが実は慌て者で、早とちりや勘違いをしてしまうことも。







さて曜と並ぶサブヒロイン、梨子のフィギュアライズバストのレビューです。
曜とは対照的にお嬢様然としたおっとりとして雰囲気のキャラで(実際にはお嬢様ではないけれど)歌う曲によって千歌とセンターを組むメンバーが変わり、アニメでは物語の展開も連動している等の工夫もされていました。
ピアノに真剣に打ち込んでいたがスランプで負い込まれた心境で浦の星女学院に転校したが、新しい音楽への道としてスクールアイドルを目指すことになるが結局ピアノへの未練は捨てきれずに最終的には両立を目指します。
こちらとしては、アニメで一番共感できたエピソードでした。
プロになろうとする方は1日10時間レベルの厳しい練習が当たり前という世界なのでアイドルとの両立など本来なら不可能で・・・普通ならどちらも中途半端で自滅する結末しか待っていそうにないですが、彼女の選択がどういう形になるのか・・・アニメは第2期の放送が既に決定していますが、彼女の結末が十分に納得いくものであるならそれだけでもこの作品を評価したいところです。
(万人が納得する結末は地味に難しいような気がしますが・・・)
ある意味9人の中でも最も厳しい選択を選んでいるので、報われる形になってくれれば良いですが・・・
さて肝心のキットの方ですが・・・先に結論から言いますが、
要改造。
いやキットのままでも可愛くないというわけではないですが、もの凄く角度限定のアイテムになります。

問題なのは、口のまわりの処理です。
無駄にリアルに作られていて、はに噛んだ表情にしようとして口元に小ジワが出来ています。現実の女性なら確かに微笑む際には皺が出来るとは思いますが・・・
ラブライブに出てくる女の子に皺なんて書かれている作画は無いので、あまりに原作のイメージとかけ離れています。
バンダイのフィギュアでは一部にやたら古臭いというか・・・例えばフランス人形のような輪郭や口元に仕上げているものがありますが(近年ではすーぱーふみなの顔とかSHフィギュアーツのキュアパッション等)、こと最近のアニメキャラではギャグ顔を除けば皺なんて描かれることほぼありませんので、とにかく違和感ありすぎ。
・・・というわけで、変に立体的な部分を徹底して削り込む必要があります。
顔のバランスを崩さずにけずり込むためには慎重に作業しなければならないため結構な時間が掛かります。
立体化の際に版権者のチェックを受けているのだろうか?・・と首をかしげる造詣になっています。
それを除けば・・・例えば腕とかは成熟しきっていないやや太めで丸みのあるアニメの作画の雰囲気が結構出ているので、この辺りはよく出来ているとは思うのですが・・・
(ただその腕に関してもパーツの分割が微妙なので、ただ組み立てただけでは合わせ目が目立ってしまうわけですが・・)
丁寧に作りこめば問題はないので、できれば少々時間を掛けて仕上げたいものです。
以上、フィギュアライズバスト:桜内 梨子のレビューでした。
口元周辺の造詣がオリジナルとは明らかに雰囲気が異なるため未処理だと角度限定というのが残念ですが、時間を掛ければ問題の多くは解決できるのでそこまでは頑張って挑戦してほしいキットです。
簡単に作れると謳っておいて丁寧に作らないと見栄えは微妙というのはなかなかの皮肉という気もしなくはないですが、入手した方は多少時間を消費するつもりで頑張ってください。
黒澤 ルビィ

浦の星女学院の1年生。
花丸とは仲良しで、いつも一緒にいる。
泣き虫で臆病だけど、名家のお嬢様だけあって芯は持っている。
ずっとアイドルにあこがれていた。唯一の得意は裁縫。








ラブライブ関連の中でも幼い印象が最も強いですが、どこか小動物的な仕草が目を引くキャラです。
反面姉のダイヤがセットになるとハイテンションになるのか、「がんばるびぃ!」「ふんばるびぃ!」といった感じで、少しウザかわいいところが面白いです。
好みが分かれそうな印象が強いですが人気投票では1、2を争う高順位をキープしているようなので、これからの出番にも期待したいところです。
でも黒澤家が名家とか裁縫がどうとかというエピソードはあまり出てきていないような・・・これから出てくるのかな?
さてキットのレビューですが・・・同発の梨子と比べると欠点らしいところは無く、安定した出来になっています。
全体的にこのシリーズは作画より目が大きめな印象があるので好みが分かれそうですが、それでも似ているとは思います。
まずは彼女を購入してフィギュアライズバストの出来を伺うのも良いかもしれません。
ただ強いて良くない点を挙げるなら定番の腕の分割線がやや目立つことと、髪の分割処理があまり目立ちはしないものの、頭部の組み立てが完了しないと合わせ目処理ができないので製作の際に完璧を期す方ならハードルは高めです。
先程も書きましたが腕と比べればあまり目立たないので、放置するのも手ですが手を加えるならそれなりに手間が掛かると思った方が良いです。
以上、フィギュアライズバスト:黒澤 ルビィのレビューでした。
このシリーズの中では安定した出来なのでお試し感覚で作るのも良さそうですが、本格的に作ると難度はやや高めという二面性があるキットです。
個人的には模型雑誌で公開されている、他社のカラーレジンキットの簡単仕上げ処理を行う程度で十分見栄えはすると思いますので、軽めの仕上げ処理を行うことを前提に購入することをおススメします。
あとさらに後述に記事の関連性も含めて、ガンダムビルドファイターズの星野フミナも購入したので、ついでにレビューを。








結論から言えば・・フィギュアライズバストの中ではこれが一番出来が良いと思います。
上着を着た状態と脱いだ状態の2種類をいつでも選択できるようになっているという仕様も面白いですが・・・この仕様を維持すると脱いだ状態で腕に分割線が出来てしまうため、脱いだ状態で固定して製作。
どちらの状態で作るにしてもパーツ数が抑えられていてとても作りやすいうえ、顔も良く似ている・・・と欠点らしいものが見当たらないです。
強いて言うなら腕等に合わせ目がそれなりに目立つため、合わせ目消しの作業が必要になる点でしょうか?・・ただそれもすぐに終わります。
結果として、最も時間が掛からなかった割りに最も出来が良いというとてもありがたいキットです。仕上げた際に思ったことは「え、もう終わり?」でしたし・・・
あと例によって薄く透けた塗装しています。
先日フミナの新バージョン、エンディングVer.も出ましたので、急遽レビューを追加。








頭部に関しては実は旧バージョンと全く同じ。
バンダイらしい経費削減術です・・・が、別表情にしてくれた方が頭部交換できるのでそこは別途追加パーツが欲しかったところです。
ただし新規のボディのパーツの作り込みはかなりのもので、素直に賞賛できるレベルです。
実際の服の合わせ目に見えるようなパーツ分割をしているため、合わせ目が極力目立たないように工夫をしているのも個人的に高評価です。
ただ体格が立派過ぎて中学生に見えないのは好みが分かれるところ。
(普通に考えれば女子大生・・・いうか成人女性に見えます。)
例によって凝りもせずに、透け塗装処理を施しています。
まぁ塗装経験を積む一環だと思っていただければ、と。

このキット自体の出来はかなり良いと思いましたが、毎度毎度フミナだけでなくミライをはじめ他のキャラも出してほしいところです。
今回はフミナに関してはもう一つキットを製作しましたので、続いてレビューをしようと思います。
すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.

以前紹介したすーぱーふみなの別バージョンのキットです。
プレバン限定でティターンズ版という黒服メイド風のバリエーションがありますが、ほぼカラバリのレベルのためスルーしましたが、こちらは明らかに印象が異なる程の差があるので購入してみました。

衣装の元デザインはZガンダムのキュベレイ。
ロボットアニメに詳しい方なら知らない方がいない程の有名機体ですが、念のため画像を載せます。
初登場は1985年と相当に古いですが・・放送当時は同作品では大型機体ということもあってか、プラモデルは1/220という中途半端なスケールで出来も芳しくない・・・と、作品の中の存在感とは裏腹に不遇な扱いを受けたことは有名な話。
十数年後の1/144のHGUC版、1/100のMG版・・・と続けてリリースされようやく人気に見合った立体化の機会に恵まれたのは21世紀になってからということもあって、古い機体というイメージは個人的には無いです。
この時期はモデラーの間ではパールカラーの塗装がブームであり・・・女性が乗る白いキュベレイはこういった派手な塗装がイメージ的にもよく似合うためか、パールカラー使用の作例が数多く現れ、キュベレイ=パールカラーのイメージが確立されました。
パールカラーの顔料の研究も当時は目覚しいものがあり、パールコートの技術に限って言えば現在よりも優れていたと言えます。
(現在では当時の塗料の入手はプレミア化して、かなりハードルが上がっています。)
十数年前の超高価な顔料を使うならともかく、現在ではやや高価な塗料でパールカラーのラインナップが整っているので、相当に高度なパールコートを求めない限りではそれらを使えば十分なわけですが・・・

今回のすーぱーふみなの製作の際には、当時のリスペクトで何色のパールカラーを用いて角度によって光沢の色が変わるように処理してみました・・が、写真じゃ分かりにくいですね(泣)。
パールコートの最大の難点は、計算して塗装しないと単調になってしまうことですが・・・幾度経験してもなかなか難しいです。
それはともかく、キットの出来はなかなかの良作です。
以前指摘されたのか?ビームサーベルの刃はクリアパーツで付属し、柄もキュベレイのビームサーベルに合わせたデザインに変更されているなど細部の気遣いも良好。
ついでに改造必須な顔のパーツも作り直していただけるとなお良かったのですが・・・・


天使の羽のように見えるパーツは合わせるとハート型のシールドにようにすることができ、さらに手を出せる程度の隙間があるのが面白いです。
映像化されたらこのギミックは必ず登場してほしいと思える面白さがあります。
この状態にするうえで部品の取り外しや差し替えは不要なほど接続アームの可動範囲が広いというのも素晴らしく、思ったよりも考えられたデザインになっている点は素直に感心します。

あと例によって上着のジャケットの部分は取り外し可。
今回は胸元が開いたデザインになっているため、ノーマルのふみなよりお色気アップです。
胸元のパーツをグラデ塗装を行えば、より効果的です。
ただ塗装を行うとジャケットを付ける際に塗装が剥がれる可能性があるので、塗装を行う場合はジャケットを付けないことを推奨。
以上、すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.のレビューでした・・・じゃなくてまだ続きます。
前回のすーぱーふみなでは一部改造を自作して、ライトアーマーなるバージョンを載せたわけですが・・・
今回もまたさらなるバージョンを用意しました。
(前回の記事の通りふみな本体のパーツが一体分余っているので、有効活用しないとね・・・・)







それがこのスーパーライトアーマー、要は水着です。
もっと露出部分を増やしてみたらどうなるか・・・バンダイからは出そうにないので、自分で実験的に作ってみました。
でもまぁ・・・・なんというか、
こんなアホな挑戦をするのは自分くらいだろうな!
・・・と心底思います。
一見何気なく見えるかもしれませんが、実は大改造。
基本はパーツをパテで裏打ちした後、さらにパテ盛りの整形という定番工作ですが・・・
今回は胴体全部、腕と足を整形しなければならず・・・手間としては馬鹿にならないです。
胴体に関しては・・・アクシズエンジェルVer.のままだとまだ胸が小さめと思えたためにボリュームアップ、それに負けないために腹部、お尻を微増量。
そして元から足りなかった鎖骨周りの整形・・・と豊胸処理に伴う全体のボリュームアップが中心の作業です。
やっていることは単純ですが、全体のバランス取りの微調整を幾度となく行う必要があったため。見た目よりは時間が掛かってしまいました。
結果としては・・・首周りに少々余裕がなく首が短めで胴体はやや太めと好みが分かれるバランスにはなっていますがバンダイが仮に同様のものを出しても、こちらと同じ結果にならないと思われる個性的なバランスになっているため面白い結果になったと思えます。


今回は胴体部は非可動、脚部も回転軸を減らしているため可動に少々影響がある状態になっていますが・・・その他はできるだけ影響を与えないように作っています。
ただすーぱーふみな自体が、股関節をはじめよく動くけど痒いところには手が届かないというやや微妙感がある可動のためポーズは決めにくいです。

写真のような膝立ち&銃を構え両手撃ち・・・可動範囲を試す定番ポーズですが、どうやっても普通に立てひざ状態で飾ることは無理で、スタンド使って浮かせてそれらしく見せるのが精一杯です。
左手も完全に添えるのが難しく、角度限定でそれらしく・・・これが限界でしょうか?
初期のMG、HGUCのガンプラもこのレベルなので・・・それをイメージできる方なら、可動範囲も想像つくと思います。



本体のジョイント部はそのままなのでアクシズエンジェルVer.、ノーマル共々装備の換装が可能。
元々ビキニ姿の天使、武装少女はかなり昔からある定番ネタだけあって違和感ゼロです。
すーぱーふみな自体が本体より多彩な武装を使ってシルエットで見せるのが正解のような気がするので、こういった飾り方がベストかもしれません。
以上ですーぱーふみなのレビューは終了・・ではないんですよね・・・・
こういった露出度の高い衣装にはさらに別の使い方があります。



壽屋のフレームアームズ(フレームアームズガールズ)の装備の一部が使用可能です。
写真はフレームアームズのオプションの中でも最大級のサイズを誇るギガンティックアームズの第一弾、パワーガーディアンですが・・・ぱっと見では違和感があまり無いレベルで合体可能です。
(ただシートと思われるパーツに腰がぴったりと付けられないなど多少は違和感アリ。)

すーぱーふみなはフレームアームズガールズより頭一つ分くらいの身長差があるので無理かな?・・・と思ったのですが、載せられることに正直驚き(一部パーツの変形が必要ですが)。
元々多少の身長差があっても対応できるよう、冗長性のある作りのようです。
すーぱーふみなのスカートを取り外す必要があるのが難点ですがこういった露出度の高いバージョンがあれば、意外とプレイバリューが高まるものです。


余談ですが・・・水着のデザインをどうするか悩んでいたのですが・・・ヒモをどうしようかを決められず、脱着式にしてみました。
ただ結局中途半端になってしまったため・・・これはいらなかったと。
本来ならボツになったものは載せても興味を削ぐ要素になりそうなので微妙なのですが、案外手間が掛かっているので思い出替わりに撮影してみました。
例え出来がどうあれ、掲載しなければ成果はゼロになってしまうので・・・未練ですが、ご勘弁を。

折角なので、フレームアームズガールズもアニメ化され今が旬!という状態なので、ここで詳細のレビューを。
元々すーぱーふみな改造中にオプションパーツとして使えるか?・・・という考えでついでに作ったというのが本音ですがブログに載せるならベストの状態で掲載したいので、現状で可能な限り作りこんでレビューします。
フレームアームズガールズは壽屋の看板商品として売り出し中で、今年の春からアニメされ現在放送中です。
通販やオークションの流通価格は高めで、模型屋でも売れ行きは好調の様子。
ぶっちゃけ今回のメインのフィギュアライズバストよりも好評を博している印象があります。
今回はすーぱーふみなと比較もあわせてレビューしようと思います。






購入したのはアーキテクトという女の子一人のみ。
アニメを見ていると迅雷が主人公のようのなので彼女を購入すればよかったと思うのですが・・・迅雷の場合はオプションの大型武器が殆ど付いていないので、一人だけ買うなら万全のレビューは無理なのでこれで正解かも?
ただ誰を買うにしても素体部分は共用パーツは多めのようですし、恐らくは関節強度、可動範囲という基本的な部分はほぼ同じという印象が強いので、興味のある方はある程度の参考になるかと。
まずは素立ちの状態のレビューですが・・・元絵の雰囲気が良く出ていて、かなり似ています。
関節の強度も程良い硬さで基本的な部分は十分に押さえています。
靴のパーツが何気にやや大きめに作られているため、自立性が高いのが地味に高評価。
模型屋が作り出した商品なので、この辺りは抜け目ないです。
自立を補助するスタンドも付属していますが・・・こちらの保持力は正直イマイチ。
付けないよりはマシですが、派手なポーズではバランスを保てず自立不可という残念仕様・・・

すーぱーふみなと膝立ち&銃を構え両手撃ちをさせてみましたが、こちらは割と自然に構えられます。アーキテクトはスカートが干渉しそうに見えて、スカートは6分割されそれぞれ可動するため殆ど妨げになりません。
あとこの手のフィギュアにありがちな股関節の強度の弱さですが・・・ABSとポリキャップの選択式になっているのが素晴らしいです。
硬めだけど強度が強いABS、柔らかいけど強度は弱めのポリキャップ・・・それぞれを好みに使い分けられるのは良く考えられると思います。
フィギュアーツやAGPで懸念材料である手首の軸の強度の弱さも、予備の軸パーツが付いているので殆ど心配無し。
新しい可動フィギュアのスタンダードとして、他者の商品を非常に良く研究されているのが伺えるため、購入した方からは好評を得ているのかもしれません。

このシリーズのもう一つも楽しみは各種フレームアームズの派手な武装を装備できること。
大きく派手な武器が多いので、数を揃えればかなり個性的なバリエーションを作れそうです。
ただしフレームアームズガールズにも欠点はあります。
それは肩関節の弱さです。
そんなに脆いのか?・・・実は普通なら十分な強度を保っています。
ただ武装を付ける場合は話は別。
大型の武器が多いため、武器が重すぎて装備してもまともにポーズが取れません。
肩関節も痛めそうなので、重装備で長期間飾るのはおススメできそうにないです。
ただすーぱーふみなの装備のように接続アームで繋げる形で装備も可能なので(接続アーム単体で別途販売されています)、使い方次第では面白い飾り方も出来るかもしれません。
あと欠点と呼べるものではないですが、塗装や改造には不向きなキットです。
かなり小さい体に十分な可動範囲と強度を保つためにABSパーツの割合がかなり多めです。
このアーキテクトの場合はライトグレーの装甲部、武装パーツを除きABSです。
今回の作例のように肌色部分のグラデ塗装のような軽い塗装処理なら問題は無いかもしれませんが、全身リペイントやあるいは大規模の魔改造を施そうとすれば作業中に大きくひび割れバラバラになる可能性があります。
例えば露出度が高いのを望むなら既に発売されているやや高価なオプションパーツや今後発売されるガールズで過激なデザインがあるようなのでそちらを手に入れて換装すると良いでしょう。
さらに言えば装甲は塗装、改造処理は可能ですが・・・ダークグレーなどトップコートで白化しやすい色を採用しているため、この辺も要注意です。
まぁ殆どの方はそのまま組み立てるだけでしょうから、問題にはならないでしょうけど・・・
以上、フレームアームズガールズ:アーキテクトのレビューでした。
今回は部分塗装&肌と髪のグラデ塗装を施しています・・・これは十分に効果があるのでおススメしたのですが(完全にfigmaとタメを張れる完成度になります。)、ただ丁寧に組み上げただけでも満足のいく出来です。
すーぱーふみなと比較をすると確かにこちらの方が優れていますが価格差は倍ほど違うので、そこは考慮したいところです。
どちらも価格を考えれば満足のいく商品であることは共通して、それ故にヒットしていると思います。

続いてパワーガーディアンのレビューも。
定価5,000円オーバーとオプションパーツとしては高価ですが、単体で合体アクションも楽しめるプレイバリューの高さは価格以上の価値があるかも?
上半身が変形して(なんだかよく分からない)機動メカに変形します。
ただこの形態だと非常にバランスが悪く、市販のスタンドを使っても長時間飾るのはなかなか難しいかもしれません。

ハンドルや足を掛けるステップが付いているのでフレームアームズガールズも搭乗可能と思って試してみました。
結論から言えば、
載せられません。
写真で載せてるじゃん!・・と思うかもしれませんが、胴体を2分割をはじめかなり無茶して、角度限定でそれらしくしているだけです。
もっと可動範囲に優れているフィギュアでないと載せられません。
(搭乗している公式の写真が無い地点でお察し。)
バランスもさらに悪くなるため、この状態で飾り続けるのはほぼ不可能です。

下半身は戦車形態に変形、こちらは堅実なデザイン。
通常のフレームアームズ(ロボットタイプ)はこちらを下半身に換装することもできます。
(ザクタンクをイメージできる方なら、あんな感じだと思っていただければ。)


フレームアームズガールズの場合は上に載せる程度しかできませんが、自立しやすさも相まって安定して飾れます。
好みであればこのような飾り方もアリと思います。








そして合体形態。
この形態が基本のデザインだけあって、とても良くできています。
高さが26センチもある大型キットということもあり、かなりの存在感です。
フレームアームズガールズとは脊椎状のパーツで接続。
接続箇所は1箇所ですがしっかりと取り付けられるため、ポロリの心配はないです。
接続部は脊椎部をスライドするため身長差があるキャラでも載せられます。
可動範囲はあまり広くはありませんが、無骨なデザインの存在感の方が重要なのでこれで良いと思います。
以上、パワーガーディアンのレビューでした。
幾多のロボット物を作ったメーカー独自のデザインというだけあって、無骨であるが格好良くまとまっていてギミック満載、かなり大きめな割に価格も抑えられ、部品数も少なめで組み立てやすい・・・と十分に満足のいく完成度の高い秀作だと思います。
フレームアームズ及びガールズを持っている方なら購入必至というべき出来だと思います。
敢えて欠点を挙げるなら・・・模型屋のデザイン故か、ヒロイズムやリアリズムという点では説得力に欠ける部分もあるという点でしょうか?
例えばこの機体には移動や推進に使う動力系の部品が脚部のキャタピラ以外全くありません。
上半身がメカに変形できるのは良いとして、移動手段がゼロで何の役に立つのか?というのが率直な印象でしたし(このデザインで敢えて押し通すなら、反重力エンジンといった未知のテクノロジーでも載せるしかないわけですが・・・そんな物があるならキャタピラという前時代的な装置の搭載は必要なくね?)、TVアニメの主役メカのような戦略、戦術的にこの機体が絶対に必要になる戦況があるのか?・・・と言われればあまり説得力は感じません。さらに言えばデザイン的にも個性がやや乏しいため、幾多のロボットの中では存在が埋没してしまうのかもしれません。
ロボットアニメではもっと変なメカもありますし、商品としてそもそもそんな事を考える意味は薄いので見当違いの批判かもしれませんが、なぜこのような兵器が必要なのか?・・・それを考えて作られたが故に個性的なデザインの兵器が生まれるというのは実在、非実在に関わらず必然と思われますので・・・あとはもう少し個性的なアピールを希望したいところです。
いろいろ書きましたが、今回の記事の中ではフレームアームズガールズ&パワーガーディアンが最も完成度が高く、何より無塗装、無改造でも十分に満足がいく出来なので興味の沸く方なら購入をおススメできる商品であることは間違いないです。
(ただし掲載したフレームアームズガールズ&パワーガーディアンは肌をグラデ塗装したりデカールを大量追加していますので、無塗装では若干印象が異なるかもしれません。)
他のキットは塗装あるいは改造まで施してようやくタメを張れるレベルなので・・・
以上が今回の記事のレビューになります。
今回は本来は2体のフィギュアライズバストのレビューで終わるべきだったのですが、そうこうしているうちにすーぱーふみなが届き、出来が良かったのですがもう一声!・・・とと考えていくうちに改造案が思いつき実行、その後フレームアームズガールズと互換性があるか?・・・と考えているうちにそちらも徹底作例を・・・とかしていたら既に3ヶ月が過ぎてしまいました。
(途中で病気を患って、一時中断せざるを得ないことになったと言うこともありますが・・・)
自分なりに面白い記事にしようと思った結果なのですが、それにしても脱線が酷いのでもう少し方向性を見定めて製作するべきだと反省しています。
せめてこんな記事でも満足のいく方がいると良いのですが・・・・
次回は読み応えのある記事を、それなりの時間で書く工夫を考えようと思いますので良ければまたご覧いただけると幸いです。
それでは。
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