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ホビー関連:フィギュアライズバスト ラブライブ!サンシャイン!!編(その1)

新作記事は艦これその2(後編)・・・のつもりでしたが、もう少し時間が掛かりそうなので・・・その間に予約していたフィギュアライズバストのラブライブ!サンシャイン!!のキャラが来てしまったので、急遽飛び入りレビューをします。



ラブライブ!サンシャイン!!は前作ラブライブ!のアイドルグループ:μ's(ミューズ)に憧れてスクールアイドル:Aqours(アクア)のを描く物語で昨年2016年10月にTVアニメが放送され、秋に既に第2期の放送が決定しています。

Aqours(アクア)のメンバーは9人。
バンダイから早くもフィギュアライズバストとして4回に分けて発売されました。
今回は第1弾として中心的な存在である、高海 千歌と渡辺 曜が出ましたので早速、レビューに入ろうと思います。


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このシリーズの特徴の一つとしてこの作品の舞台である静岡県沼津市であることにちなんでか、「メイドイン静岡」と箱に強調されて書かれています。
(模型王国の静岡以外の場所で作られる方が、実際にはこの手のキットとしては珍しいのでしょうが・・・)

それはともかく静岡という場所は、アニメの扱いはいろいろと極端な地域です。
今回のラブライブ!サンシャイン!!は静岡県沼津市、同じ年に放送されたハルチカは静岡県清水市と地方都市としては珍しいほどアニメの舞台としては厚遇されている印象があります。
TVゲームでも、あのサイレントヒルの語源は「静かな(silent)岡(hill)=静岡」というのは有名な話ですしね・・・・
反面、静岡は地上波でのアニメの放送は相当に少ないのも事実で・・・東京でいう深夜アニメで放送されているのはノイタミナの作品くらいで、あとはワンピースやプリキュアといった著名な児童、ファミリー向けの作品くらいしか放送されていません。
TV東京に匹敵するチャンネルとかもありませんしね・・・ある意味、人口の割りにはアニメ放送に関しては珍しいほどの冷遇ぶりです。

現実に住んでいる分には、日本のどこにでもある地方都市にすぎないのですが・・・静岡ってそんなに人の心を引き付ける何かがあるのでしょうか・・・・ね?
静岡県民でありながら、静岡がそれ程良い街という実感も無いのでこの辺りは正直解りません・・・・労働者の賃金が安いともよく言われてますしね。
少々話を濁らせてしまいましたが・・・それではいきましょうか!


高海 千歌(たかみ ちか)
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浦の星女学園の2年生で、Aqoursの発起人。3人姉妹の末っ子で実家は旅館をやっている。人懐っこく負けず嫌い。持ち前の明るさと強引さで周囲を次々と巻き込んでいく。


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メンバーの中心で、実質的な主人公の千歌ちゃんレビューです。
フィギュアライズバストでは、Aqoursの1stシングルである「君のこころは輝いてるかい?」のステージ衣装を立体化しています。
アニメ放送に先駆けて公式動画をで配信された曲なので、興味のある方なら既にご覧になっているのかもしれませんが・・・・

以下、クリックするとフルサイズでの動画付きで閲覧できます(youtube)。
恐らくは公式提供なので、安心ですよ~~~。
1stシングル「君のこころは輝いてるかい?」

フィギュアライズバストプラモデルで貼られている絵も一部は、上記の動画から取っているようです。


いわゆる標準的な主人公で、「特徴が無いのが特徴」と揶揄されがちなキャラ。
前作のμ'sの穂乃果もある意味同様ではあるのですが、あちらは自分の意思で雨を止めさせる能力を持った神通力レベルの摩訶不思議なものを持ってたけど、千歌の方は今のところは全てにおいて標準的・・・この手のアニメではよくいる主人公的なキャラです。

それ故にキャラが立っていないと言う方もいますが、逆に癖が無い素直な部分に魅力を感じる方も・・この辺りは人それぞれですね。
アニメ第2期での活躍が期待されます。

フィギュアライズバストに関しては先日、マクロスデルタで記事を書きましたが・・・前回は一部をシール貼りの、少しだけ簡単なレビューで済ませてみましたが・・・本来のキットの魅力を伝えきれなかった感もあったため、今回は可能な限り塗装を行った徹底製作でのレビューになります。


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ある程度組み上げたときに第一印象は、顔の造詣の良さ。
マクロスデルタの時はあまり似ていないキャラもいたのですが、今回はどこから見ても千歌そのもので、とてもよく似ています。
シリーズを続けることで、確実に進歩しています。

ただし欠点に関しても、フィギュアライズバスト従来のものを踏襲している部分もあります。
問題点は、以下の2つ。

一つ目は合わせ目消しが必要な箇所がいくつか存在すること。
少なくとも髪の毛・・・後ろから見れば中央に縦一文字にはっきりと割れ目が出来てしまいます。
これは髪の毛の構造が左右に真っ二つに別れていて、いわゆるモナカ合わせでくっ付ける構造になっているためで・・・各自で合わせ目消しの作業を行う以外、有効な対策がありません。

あとは腕(左腕のみ)が何故か複雑なパーツ分割になっており、こちらも入念な作業が必須です。
右腕はキットのままでも簡単なペーパーがけ程度で自然な状態になるので・・・・何故こうなるのかは、こちらも知りたいところです。


以上、フィギュアライズバスト:高海 千歌のレビューでした。

マクロスデルタの時の経験がフィードバックされていて、確実にレベルアップしているのが素晴らしいです。
とにかく似ています、そしてどの角度から見ても破綻がありません。
定価1,800円ということを踏まえれば、十分に満足感が得られる素晴らしい商品であると言えます。

・・・ただこれは今回は付属のシールも殆ど使わず、自分なりにベストを目指した作り込みをした場合の話で・・・通常のような簡単仕上げだとどうなるのか?と言われれば未知数です。

合わせ目消し処理必須の箇所が複数存在する点、あいも変わらずやや安っぽい質感のあるシール群・・・キットをただ説明書通りに組み立てた場合は、恐らくはプライズ品レベルの質感だと思います。

出来るなら合わせ目消し、グラデ塗装などフィギュア製作時の定番の処理を行うことを強く推奨します。
服のラインなどは確かに塗装では面倒ではありますが・・・シールを使用する場合は、余計な部分は切り落として、仕上げにコーティングをすれば質感をあまり損なわずに仕上げられるかもしれません。
(今回はそのような方法はやりませんでしたが、恐らくは最速かつ比較的美麗に仕上げられる方法です。)

造詣の確かさに関してはガレージキットに匹敵するレベルですので、出来るだけ手を加えて丁寧に仕上げることでさらに良くなります。
こちらとしては素直におススメできるレベルに達していると思えますが、いかがでしょうか?




渡辺 曜(わたなべ よう)
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浦の星女学園の2年生で、千歌のクラスメイト。高飛び込みの選手で実力はナショナルチーム級。考えるよりも先に体が動くタイプ。フェリーの船長を父に持ち、自身も将来は船長になりたいと思っている。



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さて・・・千歌ちゃんの幼馴染み、曜ちゃんです。
曜のローマ字「YOU」は英語で「貴方」とスペルが同じで揃えやすいのか?
自分の名前がプリントされた服を基調にしたファッションが特徴な、ボーイッシュな女の子です。
人付き合いがよほど上手いのか?・・とにかく友達が多いというか誰とでも友達になれるというか・・・彼女自身の人気がAqoursのTVアニメ版のファースト・ライブで客数を増やしていると思われる描写があるなど、相当なものです。

上記の「君のこころは輝いてるかい?」では千歌&梨子にセンターを取られていますが、2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」ではセンターを努めるなど、キャラ設定上だけでなく実際にAqoursのメンバーの中でも屈指の人気があるようです。

2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」(試聴動画)

Aqoursは基本は千歌がセンターを努めている印象がありますが、曲によって千歌&曜または千歌&梨子と様々なバリエーションがあり、アニメではセンターを努める各メンバーの繋がりがテーマとなっている話もあります。


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キットの出来ですが・・・・造詣に関して言うなら、完璧に近い完成度と言っても良いほどの相当の出来です。

どこから見ても曜ちゃんそのもの!!

予約したときの見本だと少々不安に感じる部分もあったのですが・・・少なくとも作りこんだ状態では、文句の付けようが無い程の出来になっています。
これは嬉しい誤算。



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個人的に興味深いポイントとしては、右腕の処理です。
この手のフィギュアにしては、思いのほか筋肉の張りがあります。
美少女フィギュアでは筋肉の質感を押さえるのが常ですが、力を入れた動作を表現するなら当然アリなので・・・凛とした動きをイメージするために敢えて筋肉の質感を残したイメージに仕上げているのかもしれません。
個人的には動きのある表現に繋がっていて良いと思うのですが、いかがでしょうか?


以上、フィギュアライズバスト:渡辺 曜のレビューでした。

個人的な感想でいうなら、現状ではフィギュアライズバストとしてはベストと言える商品です。
(千歌ちゃんよりも個人的なツボにはまったというのもありますが)。

ただし・・・フィギュアライズバストとしての欠点もまた、同様のものを引き継いでいます。
というのも、今回の2体は基本的な構造が似ています。
共用部品はスタンドを除いてありませんがパーツ分割の概念は同じで、優れている部分も欠点もほぼ同じと言えます。
(残りの7人も同様かどうかはさすがに解りませんが・・・)

素組みでは後ろから見れば髪にはっきりとした分割線ができますし、何故か左腕のみ複雑に分割され割れ目が目立つのも同様です。2パーツ程度に収められそうな気がするのですが、何故・・・?

こういった感じであとはユーザー側の努力で補ってほしい所。
丁寧に仕上げれば少なくとも曜ちゃん推しの方なら満足のいく内容だと思うので、気合いを入れて頑張ってもらいたいところです。




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という訳で飛び入り記事、フィギュアライズバスト ラブライブ!サンシャイン!!編(その1)でした。

このシリーズは3~5月で3回に分けてリリースすることで全員が揃うようになってますので、リリースごとに計4回で記事にするつもりです。
なるべく最速を目指して記事にするつもりですが・・・丁寧に仕上げることを第一に仕上げることを優先しますので、多少の時間を頂くことになると思いますが・・・よろしくお願いします。

それより艦これの記事を仕上げないと・・・なかなか手強いですが、読み応えのある記事にしようと頑張ってますので・・・・


それでは。


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ホビー関連:艦これ特集第2弾(前編)

え~~~皆様、あけましておめでとうございます、HARUです。
・・・・本当はこんな似合う時期に公開したかったのですが、遅れに遅れて・・・・
このところの寒さが、馬鹿にならない障害となりました。
皆さんも、くれぐれもお体にお気をつけください。

今回もまた、ホビー関連の記事です。
艦これ特集第2弾ですが、あまりに扱うアイテムが多く、前後編に分けました。
前編は、フィギュアが中心になります。
いろいろとありましたが、今回も張り切ってまいりましょう!

まずはAGP川内型3人娘からです。
いろいろと批判されがちなアイテムですが、これはこれで見所はあると思います。




軽巡 那珂改二
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川内型軽巡洋艦の3番艦。
艦名は栃木県、茨城県を流れる那珂川に因んで命名された。

当初は加古型軽巡の2番艦として建造されるが、関東大震災により船体に大幅な損傷を受け断念され、川内型軽巡洋艦の3番艦として新たに建造される事となる。

太平洋戦争序盤は第四水雷戦隊旗艦として活動。1942年(昭和17年)4月のクリスマス島攻略作戦で損傷。復帰後は第十四戦隊旗艦として輸送・護衛任務に従事した。

艦これの那珂といえば、どこかふわふわした印象のキャラで悪く言えば頼りない印象があるが、史実では旗艦となることも多い。
排水量が多くはないので種別としては「二等巡洋艦」に属するのだが、川内型は旗艦となることは珍しくなく、分類としては旧型ではあるが開戦時には軽巡洋艦としては最新であったからだと思われる。

1944年(昭和19年)2月17日、軽巡洋艦阿賀野救援のため出動したところトラック島空襲に遭遇、アメリカ軍機動部隊艦載機の攻撃を受けて沈没した。

「艦隊のアイドル、那珂ちゃんで~~す!」
ゲーム中だとこんな印象しかない訳だが・・・正直な話、史実を調べる限りではアイドル要素などどこにも無いわけで・・・・
戦歴を伺う限り、「各地方を転々として輸送・護衛任務にあたった」→「アイドルとして地方巡業」を連想してのことだろうか・・・・
だとしたら、なかなか大胆な設定だと思うが・・・・・・



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という訳で、AGP那珂のレビューです。
まずは素立ちの状態。

全体として那珂の雰囲気を良く捉えていると思います。
ただ首がやや前傾姿勢で固定のため、この状態で飾ると少しおかしな雰囲気があります。
・・・ただ艦娘の中でも最も表情豊かな彼女をこんな姿勢で飾る方はあまりいないと思うので、それほど気にはなりませんが・・・



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顔のパーツは全部で4種類ありますが、これは通常顔。
あまり特徴がある訳ではありませんが、違和感ゼロで良い出来です。
那珂の場合は他の顔パーツがさらにキャラの特徴をよく再現しているので、こちらはあまり使わないかも?



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次はおなじみのウインク顔。
公式絵がこの表情なので、こちらの方がしっくりくる感じです。



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この表情で少し動きをつけると、彼女のイメージがそのまま立体化していると言えるほどの再現度です。
前傾ぎみの首も動きのある場合だと躍動感をつけるのに一役買っている印象で、これで正解と言えると思います。



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あとスカートの中も一応。
下着が一つのパーツとして独立していて、ヒップのラインが割りと自然に出ています。
他のAGPの艦娘も同様の造りで、可動フィギュアとしては概ね満足かと。



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艤装つきのフル装備だとこんな感じです。
ついでに表情も怒り顔に変更。
軽巡洋艦らしく、従来のAGPと比べるとかなりの軽装です。


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角度によっては笑っているようにも見えるので迫力は欠けますが、これはこれで那珂らしいのでこれも文句無し。
表情パーツに関しては、どれも及第点と言えるでしょう。

艤装の方は特徴として、何といっても可動箇所が多さが挙げられます。
小さい砲塔の一つ一つが全て可動し、接続アームもかなりフレキシブルに動きます。
このため艦娘の動きを制限することはほぼ皆無で、アイドル的な飾り方をする時にも邪魔になりません。

反面、ポロリもややしやすいという欠点もあるのですが(特に腕)・・・さすがにこれは仕方が無いといったところです。
動かす際にはパーツを無くさないよう、慎重に動かしましょう。



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最後の表情の中破顔。
こちらも特徴をよく捉えていて、問題ないかと。



kankore2_012.jpgただ・・・可動範囲の問題でポーズは再現できません。
今回紹介する全てのフィギュアに言えることですが・・・・スカートが動きに干渉することが多く、座ることはほぼ不可能です・・・・あと腕を内側に曲げるのも苦手。

川内型の中破絵はどれも座っているので、この辺りは割り切るしかないかと。


さてこのAGP那珂ですが・・・・相当悲惨なレベルで投げ売りされています。
定価12,800円なのに・・・今では安い店だと2,500円前後と8割引きで売っていたりします。
ここまで暴落するだけあって・・・購入したばかりの状態だといくつか問題があったり、気になる点が目立ちます。

まずは下半身の外れやすさ。
少し足を動かそうとすれば、殆どの場合で外れます。
・・・それどころか、ただ商品を持ち上げようとするだけも外れることも。

原因はスカートの形状が大きく複雑なため見た目とは裏腹に重く、接合部も十分に確保できないことにあります。
酷いものになると購入時に接合部が既に割れていて、普通に立たせることも危ういものまであるようです。
(こちらの購入したものではそのようなことではありませんでしたが・・・)
バンダイの方も始めは無償交換という形で対応していましたが、今では有料のようです。
これでは欠陥商品と見なされても仕方が無いかと、対応も褒められたものではありませんし・・・
重量が予想以上に掛かるせいか、瞬間接着剤で軸を太らせるというレベルでは焼け石に水といったところ・・・気休めにもならない感じです。

ただし・・・こちらに関しては簡単な解決策があります。それは・・・・

接着。

該当の箇所は一応稼動できるようにはなっているものの、干渉が多くて実際には殆ど動かせません。
実際接着しても可動には影響が皆無で、箱にしまう際にも問題無いです。
(腰の回転は別の箇所でも可能です。)
ただ股関節がすぐそばにあるので、そちらにまで接着剤が付かないよう慎重に行う必要があります。
・・・という訳で解決策が一応存在する以上、こちらに関してはこれ以上は問わないことにします。



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・・・ただ気になる点は他にもあります。
例えば肩の内側・・・・パフスリーブの処理はあまりにもお粗末です。
川内型の他のパーツからの流用が原因でしょうが、高額の商品でこれはあまりに酷いです。



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とりあえず・・・白で塗装して目立たないようししました。
さらにパテで埋めたい衝動に駆られますが、今回は出来るだけ手を加えない方向でいきたい上に、可動にも影響があるかもしれないのでここは慎重に。

こんな感じで随所に愛が感じられない・・・多分、この辺りがこの商品の最大の問題点であると思います。
このサイズで、金属を使わないの商品としては最も高額の商品では、これは酷いと言われても仕方が無いと思います。

こうして写真を撮りながら扱う限りでは写真映りは悪くもなく・・慣れもあってか、それ程悪い印象は今では抱いておりませんが・・・今後のAGPの展開に影響が出るような評価と流通価格なってしまったことは間違いなく、猛省をお願いしたいところです。

あとアホ毛も割りと強度的に危うい印象があるので、顔パーツの変更は少し慎重気味にやった方がいいかも?



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・・・・では気を取り直して、もう一つの特徴である、ディスプレイ台のレビュー。
基本形態はこのアイドルステージ風の状態ですが・・・ご覧の通り、結構雰囲気は出ていると思います。



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そしてディスプレイはいろいろな形を楽しむことが出来ます。
ディスプレイ台の支柱とパネルを変形させて艦艇型の形態に出来ます。


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もちろん艦娘も載せることも可能です。

こういった変化があること自体は歓迎すべきだと思うのですが・・・この形態だとさまざまな問題があるのが残念なところ。
まずパネル部分を折り畳んで中にしまうようになっているのですが、接続ピンの噛み合わせがタイトで雑に扱うと破損する可能性があります。
変形は慎重に。

あとパネルを収めること自体に意味がありません。
余剰スペースをただ埋めているだけで、例えば艦娘を固定させるピンやフックがあるわけではないです。
艦の艤装としても似合うわけではないので・・・これなら艦橋や甲板を模したダミーパーツがあった方が良かったです。

固定するものが何も無いのも残念なところ。
艦娘の足元にもピンとかが無い上に艦艇部分にも支柱やスタンドを接続できるようにもなっていませんし・・・
さらに艦低部が水平ではないので不安定ですし、赤色に塗られているわけでもないし・・・細部の処理も中途半端です。
つまり安定して飾るには魂ステージのような別のスタンドを併用するしかないということになります。

ただのおまけのモードなのでそれほど凝る余裕がなかった、するつもりも無かったのかもしれませんが・・・一般的に高評価のアイテムはこうった部分に手を抜かないからこそ、それに見合った評価を得られるものなので・・・あと一歩の努力で改善できるものはやってもらいたかった感はあります。



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あとパネル部分は広げて羽根のように広げることが出来て、艦娘にも接続できるようにできます。
これも面白いのですが・・・接続が緩めで固定しづらいし、下手したら調整中に那珂本人の腰が外れそうになるのも・・・いま一歩足りないのが惜しいです。



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付属のマイクは大きめですが、両手持ちも可能です。
(片手で持って、平手を添えた方が感じは出ますが・・・)

以上、AGP那珂のレビューでした。
ご覧の通り、いろいろな工夫がされていて面白いアイテムだとは思うのですが・・・全ての部分で一歩踏み出せないところが見られ、結果として低評価と価格の暴落を招いてしまった・・・といろいろと口惜しい商品といえます。

ただ那珂本体は腰のパーツを記事の通りに接着をすれば素性は良いアイテムと言って良いと思いますし、ユーザー側の愛着次第で改善できる余地は十分にあると思います。
何より価格が安いので記事を読んで欠点を把握してからの購入なら、お買い得なアイテムといえなくもないです。
手直し前提でお試しアイテムとしていかがでしょうか?





軽巡 神通改二
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川内型軽巡洋艦の2番艦。
その艦名は、岐阜県と富山県を流れる神通川に因んで命名された。

一般に軽巡洋艦は、戦時・平時を問わず様々な役割を求められる。
その中に、来るべき艦隊決戦に於いては水雷戦隊の旗艦として先頭に立ち、敵警戒艦艇の排除を行って味方駆逐艦の雷撃を援護することも含まれていた。「神通」は水雷戦隊の旗艦としてこの任をよく果たした。

美保関事件と呼ばれた訓練中の衝突事故により艦首が破損、修理の際にダブルカーブド型のいう中央から二つに別れた艦首になる。
艦娘の神通の中央から別れた髪型は、この件を反映したものと思われる。
1943年のコロンバンガラ島沖海戦にて、旗艦として後続の駆逐艦の雷撃照準を助けるべく先頭に立ち、サーチライトによる照射射撃を敢行するが自身は格好の的となり、計2,600発の砲弾を浴び真っ二つになり轟沈する。

その凄絶な最期から後の歴史家に「神通こそ太平洋戦争中、最も激しく戦った日本軍艦である」と賞賛された。



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それではAGP神通のレビューになります。
改二になって印象が変わった艦娘は何人かいますが、神通はその中で最たる印象があります。
今までは最も臆病な女の子が、いきなりネタ的に軍神扱いされるほどの勇ましさを感じさせるほどに一変しまったわけで・・・

軍神扱いされる理由は、その最期の姿にあります。
味方を守るために探照灯で派手に目立ち囮となり米艦隊から集中砲火を受け、さらに真っ二つになっても砲撃続けて沈んだ姿は、帝国海軍の中でも最も勇猛であったと語り継がれています。

それでなくとも軽巡は艦隊の中でも最も多様な任務をこなす必要があり、神通の主任務たる第二水雷戦隊は最高練度の乗組員が集められ「華の二水戦」という異名を持つエリート部隊であったり・・と、史実と照らし合わせると「軍神」と呼ばれるのも頷ける話も数多くあります。
改二になる際にこれらの記憶が蘇った・・・そんな感じでしょうか?



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通常顔はそんな「軍神」とよばれるのに相応しい自信に満ちた表情となっております。
再現度もなかなかのものかと。



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表情を怒り顔に変えて、艤装を装着。
那珂と共通点も多く、非常に良く動く点も変わりません。



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表情パーツの中でも異彩を放つのが、嬉し泣き顔。
頬を赤らめ、涙までしっかりと書かれていて凝った出来になっていますが、涙が描かれているために使い所が限られます。
神通にはこの表情を使う公式絵とかあったりするのでしょうか?



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最後の表情パーツ、中破顔です。
那珂と同様、座るというポーズが無理なので雰囲気を味わうアイテムです。
出来は悪くないですが、今のところ中破時の再現以外使いどころは思いつかず。



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ディスプレイ台に接続。
左右非対称なので、単体だと中途半端な印象はあります。
支柱が低めなので、写真の収まりは若干良くなったかな・・・・?



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那珂と同様に艦艇タイプの展示も可能。
支柱のデザインの変更で多少見た目が異なりますが、機能的には同一です。
弱点となる部分も一緒なので、魂ステージ等の併用を強く推奨。



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嬉し泣き顔でアイドル風に。
多分、これが嬉し泣き顔の有効な使い道のように思えます。
那珂に移植できないのが惜しいです。

以上、AGP神通のレビューでした。
那珂で問題になった腰パーツについてはスカートがシンプルになった分だけ軽くなり、全く大丈夫になりました。
気になるところを強いて挙げるなら脚の布状の造詣がごっつい感じで、ポーズによってはガニ股気味になってしまう感じですが・・・あまり問題にはならないと思います。

ディスプレイの都合上、単体だと物足りない印象があるので3体セットの一つとして購入するのが正解なので、購入するつもりなら那珂、川内とセット購入を前提に考えるべきです。
プレバン限定アイテムですが、現在では定価よりは安めに購入できると思います。



軽巡 川内改二
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当初、8隻まで建造が予定されていた川内型の一番艦。
ワシントン条約を遵守するために3番艦「那珂」までで建造が終わり、さらに後の阿賀野型まで軽巡が建造されなかったために川内は新鋭艦として水雷戦隊の旗艦となり活躍した。
外観としては中央の4本の煙突が目立つが、これは重油の節約のために石炭を併用したら煙が増えてしまい、これに対応するための物である。

1943年11月にブーゲンヒル島沖海戦で味方艦との衝突を避けていた際に敵の集中砲火を浴び、撃沈。

ミッドウェー海戦を除く実戦の作戦が全て夜戦であることを反映させるためか、艦娘の川内は夜戦好きの騒がしい娘とされ、周囲の艦娘からは「夜戦バカ」と言われ煙たがられる事も。
川内の夜戦好きは艦これを代表するネタの一つである。

待望の改二になり、戦力の大幅アップだけでなく妹の神通とともに太ももに探照灯を装備。
より夜戦に適したデザインとなったが・・・
(川内は前回の記事で一度紹介しているので、艦の説明はそのまま流用しています。)



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川内型については発売順にレビューしています。
・・・という訳で最後の一人、川内のレビューです。

まずは艦娘本体について。


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特徴である大きめのマフラーですが、大きすぎて口元が完全に隠れている印象があって写真で見る限りには微妙感ありました。
ただ実際に手に取ってみると、アゴの少し引く程度で口元は見えるのでその点は問題ないです。
さらにマフラーは単体で別パーツなので微調整も可能です。



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他に気になる点でいうなら、スカートでしょうか?
後ろ側の方が明らかに短いので、どうやっても中身が見えます。
見えることに対しては不満はないですが、やや不自然なところは気にする方はいるかも?
那珂で問題になった腰パーツは神通と同様に、全く問題が無いようになっています。



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オプションとして水上機がおまけで付いてきます。
それ自体は雰囲気アイテムとしては悪くないですが・・・接続用のピン等が全く無いので使いどころが難しいです。
写真のように無理やりくっつけるようにするとか、工夫が必要です。
こちらが付いたおかげで、顔パーツが一つ減ったというマイナス面の方がはるかに大きいような・・・・



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表情を怒り顔に変更、艤装をつけました。
基本的には川内型は共用しているパーツが多いため、特徴もほぼ一緒です。



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ただ艤装を全て同じ向きにして、一斉攻撃とかを演出すると・・両手を水平に上げるようなポーズになるのかな?という疑問が。
ターンエーガンダムのフラット連想させるような・・・つまり、ちょっと格好悪いかも?
AGPの出来とは何の関係もない話なのですが・・・



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最後の顔はおなじみの中破顔。
再現度は他の川内型と変わりませんが、手に持たせる魚雷もおまけで付いています。
この魚雷も他に使い道は無いですが、いい味は出ているかと。
左手で持っているということで川内は実は左利きか?・・・と勝手に解釈してポーズを決めることにしましたが、合っていると良いのですが・・・



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ディスプレイ台にセット。
神通を左右対称にした作りなので、印象や評価も変わらず。



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艦艇への変形も神通を左右対称にしたものです。
せめて艤装に多少変化があれば・・・
本当にとって付けたような工夫の見られなさは残念なところです。



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マイク用の手は全員に付いています。
・・・・が、マイクは那珂の1本しかないのがちょっと・・・ 
アイドルステージ調のステージと、マイクの持ち手も付属しているのならマイクも付けて欲しかったですね・・・・
こういうことするから、微妙評価に繋がってしまうんですよね・・・

以上、AGP川内単体のレビューでした。
製品写真だとマフラーが大きすぎで口元が見えない印象があるのが微妙な感じでしたが、そこに関しては自由に調整が利くので、そこは一安心。
ただ有用性が乏しいオプションが付いた替わりに表情パーツが一つ減ったり、マイクも付いていない辺りは画竜点睛というべき残念さがあるのが惜しいです。
そこさえ気にしなければ良製品だと思いますので、那珂、神通と共に購入されてはいかがでしょうか?



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・・・では最後の締めとして、軽巡三姉妹のショットを。
やはり3人揃うと、想像以上にアップします。
個人的には「是が非でも揃えよう!」の一言です。



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艦艇状態での3人揃い踏み。
魂ステージが3つ用意できなかったので使わないでやってみましたが・・・
滅茶苦茶に無理感があるので、極めて推奨できません。
飾るなら、魂ステージ3つを必ず用意しましょう!


やはり数が揃うと、こういったものは印象が違いますね。
単体ではなく、一種のジオラマとなりえますので・・・
それなりに面白い趣向ではありますので、これもまた一興かと。


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ディスプレイ台を接続した状態です。
接続した状態こそが完成形として設計されたものなので、これこそ理想形といえます。
3人揃えたら、この状態を一度は試してください。
何か圧倒されるものがあります。
ここに至るまでの出費は安くはないですし、費用に見合う価値があるとまでの保障はできませんが・・・個人的には細かい不満点がどうでもよくなるほどの存在感はあると思います。



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これまでマイクの件を少し触れましたが、実はAGP霧島付属のマイクを拝借すれば3本揃います。
このために霧島まで買うなら自作した方が早いくらいの小物ではありますが、あるものは使いましょう。
これで本当にアイドルステージになりましたが、川内にアイドル的な表情が無いのが惜しい気がします。

以上、軽巡三姉妹のレビューでした。
安くは無いですが、ここまでくればミニフィギュア的な安っぽさはほぼ無いので、出来るなら・・・というより可能な限り3人セットでの購入をお勧めします。
1人の時と3人とでは存在感がまるで違うので、頑張って資金を用意してくださいませ。





戦艦 金剛改二
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日本海軍が初の超弩級巡洋戦艦として発注した金剛型の1番艦。イギリスに発注された最後の主力艦である。2度の改装後は高速戦艦として、太平洋戦争でも活躍した。なお金剛は、日本海軍が太平洋戦争で使用した唯一の外国製日本戦艦でもあった。
金剛の艦名は奈良県と大阪府の境にある金剛山にちなんで命名された。

設計・建造は日露戦争で活躍した戦艦三笠を建造した英国のヴィッカース社に依頼、また建造の際には日本海軍の技術者の多くを派遣、監督の元に行われその後、金剛の設計図も日本に引き渡される。
これらの交流は当時、一部で立ち遅れていた造船技術を大幅に引き上げ、超一流と称されるレベルに達するために大きく役立ったという。

建造当初は世界最高レベルの艦であったが、1921年に締結されたワシントン海軍軍縮条約により代替艦の建造が実質不可になってしまったため、金剛型4艦は近代化を図るべく大幅な改修を行われた。
これにより金剛は重装甲と卓越した機動力を手に入れた高速戦艦として生まれ変わり、第二次世界大戦に参戦した日本戦艦の中では最も活動する機会の多い艦となった。

第二次世界大戦における主要な海戦の殆どに参加し、枚挙の暇が無いほどの多大な活躍をしたが、既に就役30年を経過した老朽艦であり、さらにレイテ沖海戦でも至近弾で浸水被害を受けていた。
そして1944年11月21日に、日本本土への帰還途中にて米潜水艦からの襲撃で魚雷2本が命中した。
魚雷2本では沈むとは関係者は誰も考えずにいたが老朽化したことも災いし(本来ならありえないような大穴が開いたらしい)、復旧を試みるも既に手遅れであり沈没した。
この際、油断からか退艦命令が出るのが遅れ、多数の死者を出すこととなった。

金剛を日本海軍戦艦の最高殊勲艦と主張するものは今もなお多い。
現在では1930年の第一次改装で取り外された金剛のボイラーは現在呉市海事歴史科学館に展示されており、軍艦旗は旗を回収した乗員の地元である福岡県飯塚市に寄贈され飯塚市歴史資料館に保存されている。



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というわけで金剛型1番艦、AGP金剛のレビューです。
金剛型については発売順ではなく、艦隊内の序列で紹介していきます。

まずは艦娘の金剛本体。
非常に安定した出来で、余裕の及第点です。
やはり艦これAGPの第1弾の大和のような失敗はどこにも無いですね・・・



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メインである通常顔は、金剛らしい元気な笑顔。
主にアニメ版を意識している感じですが、特徴をしっかり捉えていて違和感ゼロ。
元が日本海軍唯一の海外製という特徴を反映してか、この顔で怪しい英語混じりの発言送り出すさまはとてもキュートで、現在でも艦娘の中でも第一級の人気を維持しています。



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今度は口を閉じた笑顔に。
普通のキャラなら、こちらの方が通常顔とされそうな感じです。
あと艦娘用の唯一のオプションパーツである、紅茶をセット。
できるなら、金剛四姉妹全員のために4つあれば良かったのですが・・・



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顔を怒り顔に変えて、艤装を装備。
金剛といえばアニメ版の第4話で敵の砲弾を殴り飛ばすシーンが有名ですがポーズは違いますが、イメージ的にはそんな感じで。
figmaのアニメ版吹雪を持っている方なら、さらに雰囲気が出そうです。
「普通に戦うより、殴りに行った方が強いんじゃ・・」とか揶揄されたりしますが、飛んできた砲弾を殴れるほどの動体視力と筋力はオリンピックの金メダリストの数倍の域に達しないと到底不可能なので、結構的を突いている指摘だと思います。
そういえば艦娘のスペックって、未だに謎のままなんだよな・・・あんな偽装を苦も背負っているだけでも常人の数倍はあっても良さそうなのですが・・・

個人的には砲弾をぶっ叩いている手のパーツの方が紅茶よりも欲しかったのですが・・・魂ウェブ商店でAGP用のオプションパーツセットとかが出てくれると良いのですが正直な話、艦これAGPの将来そのものが不透明なので出るわけないよなぁ・・



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怒り顔は那珂と同様、俯瞰なら笑っているようにも見えます・・・が、この2人なら笑顔で戦っていそうなのでイメージ的にはピッタリです。


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AGPおなじみのオリジナルギミックとして、艦首部分の艤装が巨大な盾に変形します。
ぶっちゃけ金剛型のギミックの中では最も実用性が高そうなのですが、見た目は一番地味なのでこの形態で飾る人はいそうにないですね。



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金剛型の艤装ですが・・・予想以上に大きくてなかなかの迫力があります。

以前出たAGP大和との比較です。
戦艦としては最大級である大和と比べれば一回り小さいですが、それでも相当に大きいです。
(正面からだとやや解りにくいかもしれませんが、側面からだとボリュームの違いが解ります。)


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ただこれは通常の艤装の付け方においての話で、今回は艤装の可動ポイントが多いので広げたりすると相当に大きく見えます。
場所は取りますが、オリジナルの艦娘には無いアームの動きでもあるので飾る側にもセンスが問われそうです。



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あと、最後に中破状態のショットも。
金剛改二の中破絵は立ちポーズなので再現はしやすいですが、下半身の可動範囲の説明のために今回は座らせてみました。

やはり複雑なスカートなためか、写真のレベルが限界です。
座る演出をするなら、一工夫が必要です。



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以上、AGP金剛改二のレビューでした。
金剛型の基本となる上に、最初にして唯一の一般販売のアイテムだけあって気合が入った造詣で個人的にはおススメできるアイテムです。
(川内型は那珂で盛大にコケた感じがするので・・)
とにかく顔が原作、アニメのイメージそのままなので、適当に飾っても雰囲気がよく出ているのが良い感じです。
後述の榛名も優劣付けがたいですが、今から手に入れても悪くは無いと思います。



戦艦 比叡改二
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金剛型戦艦の2番艦。
艦名は京都の鬼門に位置する比叡山にちなんで名付けられた。
金剛とともに第1次、第2次と2つの世界大戦を戦った数少ない艦の一つである。

イギリスに発注され同地で建造された金剛型巡洋戦艦1番艦金剛の技術を導入し、日本で建造された。巡洋戦艦として竣工したが、改造により戦艦へ艦種変更された。

第一次世界大戦後の海軍休日にともなう軍縮条約(ロンドン海軍軍縮会議)により武装や装甲を撤去し、練習艦として運用される。
一方で、昭和天皇の御召艦として周知され、親しまれることになった。
御召艦としての比叡は切手に描かれ、写真週報でも報道されるなど、戦前の日本海軍を代表する軍艦であった。

比叡は1936年(昭和11年)12月末のロンドン海軍軍縮条約切れを待って、11月26日より呉工廠で戦艦として復活する大改装が行われ、当時の連合艦隊参謀長は著作の中で「改造の最後艦にして最も理想化された艦」と述べている。
改造の際は大和型戦艦のテスト艦としての役割も担い、大和型戦艦と似た塔型構造を採用し、一部の装備も大和と同等のものが採用されている。
これにより姉妹艦とは艦影がかなり異なる形となった。

金剛と同様、幾多の海戦に参戦し空母ホーネットの撃沈に成功するなど、多大な戦果を挙げている。
しかし第三次ソロモン海戦の第1夜戦において探照灯を使用したためにアメリカ艦隊の格好の目標となり、集中砲撃を受け、大破した。
その後懸命な復旧作業が行われるが、作業中も米軍の度重なる攻撃を受け思うようにいかず、最終的には復旧を諦め退艦、雷撃処分となる。

比叡は太平洋戦争において戦艦が敵艦を沈めた最初となった艦であり、同時に最初に日本が失った戦艦である。日本軍が戦艦を失うのは38年ぶりのことであった。
また改修作を行うも書類上は『練習戦艦』のままであり、練習戦艦のまま除籍となっている。



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さて、AGP比叡改二のレビューです。
艦娘本体も金剛と共用部品が多く使われているためか、こちらも安定した出来になっています。
ただ比叡に関しては個人的に気なる点が・・・



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通常顔ですが・・・賛否両論がきそうな出来です。
公式絵の比叡と同様、元気そうな表情は良いのですが・・・少々ふっくらしすぎ?なのかどうなのは解かりませんが、若干似ていない気がします。
(比叡に見えないわけではなので、微妙な表現
他のAGPは全員かなり似ているのですが・・・気のせいなのか?



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顔パーツの一つである、苦笑顔です。

史実の比叡は条約の関係で金剛型の中で唯一武装を外され練習戦艦となりましたが、おかげで暇になったために皇族の御召艦として使用され、国民に最も知られている有名な艦でした。
艦これの比叡は色が怪しくて、味や中身が不明な「比叡カレー」や、攻撃をくらってその名の如く「ひえー!」と叫ぶネタキャラ的な印象が強いですが、「人気があった艦」=「ムードメーカー」というイメージで引き継いだのかもしれませんね。

アニメでの比叡なら、いかにもしそうな表情です。
使い道が限られそうな表情ですが、らしくて良いと思います。



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艤装を装着。
AGP金剛型の艤装は、実は9割方同じ作りになっています。
(違うのは、オリジナルギミックを搭載した艦首のみ)。

手抜きかどうかは意見が分かれるところですが、艤装そのものはとても良く出来ています。
史実では大和と共用部品がある設定が比叡に盛り込まれていないのが気になりますが、「改二」なのでそういう部分が無くても矛盾があるとは言い切れない・・・少々、もどかしいところですね。



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さてオリジナルギミックであるですが・・・・ブレードですね。
艦底のパーツにも見えるので不自然さが無く似合うのは、なかなか面白いですね。



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顔も中破顔に変更。
ただ・・・・表情自体は公式絵と同じ表情なのに、印象が全く異なります。
もの凄くキツい表情になっています。
比叡はこんな表情をするイメージが無いので・・・下手すれば中破にも見えないかも?

ただ戦意満面の表情とも言えるので、使い所を考えれば面白いのかもしれません。
こちらは中破ではなく、構えを取らせる形で使ってみました。



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「この艤装は良く出来ている」と言いましたが、その一端が異様なまでの可動範囲。
艤装というよりは巨大な腕といった感じです。
さすがに重過ぎるので、補助スタンド的なものが無いとこのポーズでは固定するのが無理ですが。



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ブレードの部分は取り外すことが可能です。
・・・・となればやることは一つ、ロケットパ○チですね。
もはや艦これでも何でもないので、このポーズで飾り続ける方はいないと思いますが・・・
ここまでやるならいっその事、スプリングによる射出ギミックも付けてもらいたいくらいです。

オリジナルはイメージが最も異なる部分なので、取り外すことで元の雰囲気に近くなることが出来るのは、良い判断ですね。

顔も最後の一つ、怒り顔に交換です。
これは最も特徴のない顔ですが、最も安定している顔でもあります。
艤装を付けた状態なら、この状態で飾るのが自然に見えるかもしれません。



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以上、AGP比叡改二のレビューでした。
他の金剛型と同じく艦娘、艤装共に安定した出来ですが・・・表情が個人的に微妙な出来な物が多く、そこが争点になりそうな気がします。
(そこに関してはより強引な提案を後述してありますが・・)

とはいえ比叡を購入しなければ金剛型四姉妹は揃わないので、そこはファンなら無視できないところ。
現状で最も高額なAGPアイテムのようですが、何とか手に入れていただきたいものです。




戦艦 榛名改二
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金剛型戦艦の3番艦。
榛名の艦名は、群馬県にある上毛三山の1つの榛名山に由来する。
戦艦は通常は旧国名を使用するのが通例となっているが、金剛型は元々巡洋艦として建造されたため、一等巡洋艦の命名慣例に従い山岳名を使用されている。

他の金剛型と同様に二度に渡る大改修を受けるが、速度が30ノットを超えたのは金剛と榛名のみで、このため金剛と榛名は一緒に作戦に参加することが多かった。

金剛型らしく多くの海戦に参加し多くの戦果を挙げるが、1944年のマリアナ沖海戦において後甲板に直撃弾を受け、火薬庫に浸水する程の被害を出した。
この損傷により、修理完了後も全速力を出すと艦尾が振動する状態となる。最大発揮速力26-27ノット程度に低下するなど、榛名の戦力発揮に影響を与えた。

この艦尾振動の影響は大きく、以降は金剛ほどの活躍する機会は無く各戦線を転々としてさらに座礁して大破、修理不能と判断され日本に帰途する。

帰途後は敗戦続く日本では艦船を運用する燃料にも事欠く状態となり全うな作戦遂行は不可能であり、呉軍港の警備任務にあたるがさらに爆撃を受け、大破着低する。
この状態でも一部の艦砲は使用可能であったが、それ以降は戦う機会も無く、そのまま終戦を迎える。

戦後は引き揚げられ、解体処分となる。
日本戦艦で最も多くの海戦を生き延び、その終末を解体という形で迎えたことから、諸書には「戦艦榛名は戦後復興のための資材となった」旨の記述が多くみられる。



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さて・・・AGP榛名改二のレビューです。
まずは艦娘の状態から。
キャラのイメージなら金剛の方が的確につかんでいますがストレートな美人キャラだけあって、第一印象ならトップクラスと言えます。
美人は得ですね・・・・



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通常顔のアップ。
公式絵よりも大人びている印象がありますが、そこ以外は問題ない安定な出来です。



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そしてこの榛名の個人的な売りと思っているのが、この嬉し泣き顔。
公式かどうかは忘れましたが・・・榛名がこの顔でケッコンカッコカリをしているの絵が強く印象に残っており、そのイラストの表情そのままです(ポーズは違うけど)。
しかもこれに合わせて結婚指輪が入った小箱や、薬指に指輪をはめた左手付き・・・と至れり尽くせりの仕様。
榛名は各種イラストが示している通り、こういったシチュエーションがとても良く似合うので効果的なオプションと言えます。



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しかもこのオプションには、思わぬおまけがあります。それは・・・・

表情、オプションパーツともに金剛型全員に移植可能。

AGPの場合、顔のパーツの接続部がどれも微妙に異なっていて互換性はありません。
(破損や色移りを意識しているのかもしれません・・・・が、互換性が高いねんどろいどの好評振りを見る限りでは、むしろ残念な仕様という気がしますが・・・)

ただ・・榛名の場合は接続部のダボが大きめのためか、少々無理があるものの取り付け可能です。
ただ本来なら移植不可の仕様のため完全には嵌まらないため、角度限定になる場合があったり・・・特に霧島はかなり無茶をする必要があります。
これらを無理に合わせようとすると最悪破損しますので、試す際は慎重に。

・・・とはいえこの表情が似合わない艦娘は存在しないとも言えますし、これは嬉しい誤算と言えます。
好みはあれど、こんな有用性が高いパーツなら複数付けてくれても良かった気もしますが・・・・あ、それなら重婚か(笑)。



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互換性がある表情を利用できるメリットを最も受けられるのは、比叡かもしれません。
比叡は上記の通り、顔が微妙な印象を与えるものが多いのですが・・・それなら榛名のパーツを流用すると印象が変わります。
比叡が普段しそうな表情はあまりありませんが元の顔パーツが気に入らない方なら、一度は試してみると良いでしょう。




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顔を怒り顔に変えて、偽装を装着。
艤装本体部分のデザインは全く一緒ですが、一部の砲塔に模様のような塗装がされています。
これはダズル迷彩という視認時の幻惑効果を狙ったもので、呉軍港に帰途した際に施された最終仕様です。
最後の戦いではあまり意味が無かったとされていますが、デザイン的には面白いのではないかと。
(模型界では、実用性ゼロのツィンメリット・コーティングとかがファッションのように流行ったりしていますが、今回のもそれと同様といったところでしょうか?)

怒り顔はアニメ版第1話の「勝手は榛名が許しません!」という同作品の初セリフ



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そして模型オリジナルギミックとして、巨大な「手」に変形します。
歓迎していない方からは最も揶揄される部分ではありますが、変形しないときは結構綺麗に収まること、このために多大なコストを生じないようパーツ数が抑えられているなどの工夫が随所に感じられ、ギミックとしては優秀です。
何より艤装の可動範囲が広く、本当の腕のように動くのは弄っていて楽しいのでこちらとしては歓迎すべきギミックです。



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ただ動かすだけでも十分楽しいのですが、折角なので悪ふざけを。
単体でも楽しめますが、他のフィギュアやガンプラとの組み合わせでさらに面白く。

タイトルは「悪魔の目覚め」といったところでしょうか?
1/144のガンプラくらいなら持ち上げるので・・・絡める方法はいくらでもあります。
ただ如何せんゴツすぎる腕なので、よほど工夫しないと禍々しい感じになってしまうかも?



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嬉し泣き顔も腕を使って蹂躪するイメージで使えば破壊や凶器に快楽を覚えた、本来とは間逆のイメージに使えます。
深海凄艦もかくやという・・・なんか凄く邪悪です。
ガンプラでこれなのだから、血まみれのゾンビや無垢な雰囲気のフィギュアと絡めたりしたら結構シャレになんねーっすよ、多分。



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最後の顔パーツ、中破顔もここで使用。
自らの狂気に怯えるイメージで。
単体でそこまでの演出は無理でも、それこそ血まみれのフィギュアでも置いておけば一発ですよ、はい。
邪悪なイメージで固めてしまいましたが、例えばジブリ系のフィギュアと絡めたりすれば平和的なイメージで演出できるのかもしれません。

以上、AGP榛名改二のレビューでした。
全体で振り返ってみれば、単体では相当にプレイバリューが高いアクションフィギュアと言えます。
艦娘本体の素性の良さと大人しい表情が多いとはいえ、どれも使える顔パーツと他の艦娘にも使えるオプションパーツ、艤装の素性の良さと遊び勝手の良いギミック、遊ぶ限りには無駄と思えるものが殆ど無く、満足度が高いです。

金剛型のAGPの中ではかなりおススメできるアイテムだと思います。
個人的には、金剛と榛名が一押しという感じですが・・・あ、実際には二つ推してるか(笑)。



戦艦 霧島改二
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金剛型戦艦の4番艦。
艦名は、宮崎県と鹿児島県の県境に広がる霧島山にちなんで命名された。

他の金剛型と同様に二度に渡る大改修を受け、高速戦艦として運用されるのも同様である。

その高速力から南雲機動部隊(後に第三艦隊)の随伴護衛艦として真珠湾攻撃・セイロン沖海戦・ミッドウェー海戦・第二次ソロモン海戦・南太平洋海戦の各海戦に参加し、活躍した。

第三次ソロモン海戦(第一夜戦)では比叡と同行するが、比叡は集中攻撃を受けサボ島周辺にて操舵不能状態となってしまう。
夜戦の混乱下で霧島は何本かの魚雷を回避、米艦に対し砲撃しつつ、比叡と分離して北方に退避した。その後危機に陥った比叡を曳航すべく、霧島は南下を開始した。

ところが、霧島も米潜水艦の雷撃で魚雷1本が命中した(不発)。前進部隊発令により救援を中止して北上した。
曳航に失敗した比叡はその日のうちに沈没、金剛型戦艦初めての喪失艦、また太平洋戦争における日本軍初の喪失戦艦となった。

霧島は艦隊に再編入され、第二夜戦へと突入する。
この戦闘で霧島は米戦艦の砲撃の直撃をうけ大破、操舵室が満水になり直進不能になる。
その後懸命な復旧作業にも関わらず状況は悪化する一方であり、艦長は総員退去を決定した。
退去後に砲撃処分を行おうとするが、それを待たずに船体は転覆、沈没した。

比叡から僅か2日で霧島が沈没したのは海軍にとってはかなりのショックであり、大本営発表では霧島の喪失は伏せられてしまった。
影響はそれだけに収まらず以降の海戦での戦艦投入に慎重になった事で、太平洋戦争後期には戦艦を有効戦力として活かす機会に遂に恵まれなかった。



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というわけで、AGP霧島改二のレビューです。
「艦娘の頭脳」と自称している彼女ですが、個人的にはどういった経緯でこんなイメージになったのか、実は全く知らなかったりします。

由来になりそうなもので思いつくのは、その開発経緯か・・・・
日本製の初の金剛型として異なる2社に開発を依頼し、ライバル社が並行して建造した榛名との開発競争は熾烈を極め、開発の遅延に責任を感じて自殺者も出た程であった。
霧島が榛名をライバル視したのは当然で、その中で本人は差別化を図った結果として、知的アピールを推すことに決めたのだろう・・・・多分。
ただ自殺者が出た配慮により、結局竣工は同時に行われ2人は仲良しさんに・・・兵器開発ってロマンっすよね、ロマン(棒)。



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そんな訳で一番の頭脳さんの通常顔。
公式絵そのものの、良い出来です。
気になるメガネですが、前髪と一体化しているためストレスなく表情を変更可能です。



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表情パーツを目閉じ笑顔に変更。
霧島はアニメ版第6話のイメージを再現するべく、マイクが何故か2本付いています。
・・・いかにも同話でやりそうなドヤ顔で。
アニメ的なギャグっぽいイメージで良い感じです。
金剛や比叡に移植できないのが惜しい。



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もう一つの表情、通常顔2です。
本来の通常顔と異なり、異なり、異・・・なり、え~~~い、どこが違うのかさっぱり解からん。
違いが解る方なら、とても魅力的に見えることでしょう。
・・・・このパーツのおかげで全ての人類が革新に目覚めるまでにはまだ時間が掛かる、と再認識できました。



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顔を怒り顔に変えて、艤装を装着。
他の金剛型と艦首部を除き同様の作りで、安定した出来です。



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怒り顔は榛名と同様やや大人しめですが、多くの状況に適した表情ともいえます。
特に問題がない、安定した作りです。



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あと霧島は顔パーツが最も多く、最後の口を閉じた怒り顔も付属。
顔のパーツが最も多いのは良いことなんですが・・・それだったらもっとネタに使えそうな表情が欲しい、というのは贅沢かな?



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オリジナルギミックは、カニばさみです。
アームの可動範囲が大きいため人間の手だろうがカニだろうと、とても自然にポーズを取れます。
共用部分は確かに多いですが基本的な作りの充実もかなりのものなので・・・実際にそこを非難する意見もあまり聞かないので、うまい作りだと思います。

カニなら甲殻類同士の相性も良かろうと、某共和国の水陸両用機が哀れな犠牲者に・・・
まぁ、戦いは常に苛烈ということで・・・・・



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あと霧島は比叡の表情パーツを一応使うことが出来ます。
・・・・という訳で比叡の苦笑パーツを用いて満面の笑みで供物を捧げるイメージで。
というか自分が何かと絡めようとすると、なぜここまで邪悪な感じになってしまうのだろうか?
確かに少々ゴツすぎる腕ではあるのだが・・・・・

以上、AGP霧島改二のレビューでした。
良くも悪くも共用パーツが多いために安定した出来になっているため、価格に納得できる方なら安心しておススメできる商品と言えます。

オプションパーツがアニメ版第6話でネタになった程度のマイクが何故か2本も付いてくるのが単体では疑問でしたが川内型を持っている方ならマイクが3本揃うのは価値がありますし、金剛型どうしで持たせるのも悪くないので複数のAGPアイテムを持っている方なら割りと嬉しいアイテムです。
マイク目的で買うなら少々お高いですが・・・
現状だと流通価格が安めになっているようですが、この手のアイテムは時間が経つとかえって高くなったりするので、購入する方は適当な価格で手を打つのも良いかもしれません。





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というわけで金剛型4人がようやく揃ったので4人のショットを。
揃えた際に連携用のアイテムがあるわけではありませんが、そんな事は関係なしに良い雰囲気が出ています。
やはり揃うと揃わないとでは存在感が全く違うので、出来るなら揃える満足感を味わっていただければと思います。
アクションフィギュアをポーズの付け方次第で飾り方の幅が広がるので、やはり嬉しいものです。



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ついでにおまけ・・・・何というか、壮観そのものです。
川内型のディスプレイには接続ピンが多いので、こういった展示の仕方も可能です。

以上、金剛型4人のレビューでした。
金剛型の艤装は艦首を除き同じというのに気づいたときは少々落胆しましたが、艤装そのものは立派なものでとにかく動きが付けやすいのでぱっと見ではそのように見えないので、そこに不満はありません。
また川内型と違いオリジナルギミックは価格を抑えた作りになっているので、そこでも大きな不満は無いと思います。
ただ定価12,800円の商品を短期で4つ出されても財布には厳しく、それに見合った内容だったかと言われれば微妙です。
川内型は凝っているのがディスプレイ台で、艦娘だけなら半額で出せそうなことから比べれば、商品そのものはハイレベルで迫力十分な分だけ割高感はあまりありませんが・・・

今後のAGPの商品展開はもっとしっかりしないと厳しいものになりそうですが・・・新作のアナウンスは今のところ無し・・・もしかしたらこれで終了かもしれません。

ただそれなりの満足感もある商品なので、価格面でもっと勉強していただけるならこれからも購入を検討する余地はあるのでしょうが・・・今までのAGPの展開は客を舐めている感じもあったので、そこは反省して欲しいところです。



とりあえず、ここで日本製の艦娘のレビューについては終了。

続いて海外艦・・・ドイツ艦が2つのメーカーでそれぞれ販売されましたので、ここで両製品を対決という形でレビューしようと思います。すなわち・・・・・


戦艦 ビスマルク(AGP:バンダイ)

      VS

重巡洋艦 プリンツ・オイゲン(figma:グッドスマイルカンパニー)



個人的に艦これ関連は、figmaを殆ど買ってません。
figmaはこのサイズのアクションフィギュアとしてはトップクラスであることは、数多くの商品で証明されているのは間違いありません。
実際、フィギュアとして見るならAGPよりも出来は上だと思います。
ただAGPの方が何をしでかすか解らない分だけ、個人的には見ていて飽きないとゆーか・・・

・・・それはともかく今のところどうしても欲しい艦娘がfigma側に出ていなかったということもあります。
AGPの多くの商品が「期間限定品の受注販売」という悪辣な策に引っ掛かったからではないぞ、絶対に・・・絶対にだ!

ただfigmaでもプリンツ・オイゲンが出て従来以上の出来であるようですし、同じドイツ艦で史実でも共に戦ったこともあってか、いろいろと似ている艦同士ということで・・・両社のアクションフィギュアとしての出来映えを出来るだけ詳しく書こうと思います。


戦艦 ビスマルク
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ビスマルク級戦艦のネームシップ。艦名はドイツ統一の立役者の鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクにちなんで付けられた。
排水量だけを見れば当時世界最大級の戦艦であったが、対空射撃管制や装甲板の防御配置、乗員の練度などに問題も多かった。
特に水平面での防御力の強化と裏腹に側面の防御力の弱体化など、構造上の問題もある。
設計思想としては新しいとは言えないことにも起因しているものと思われるが、連合国、特にイギリスのビスマルク級に対する警戒心は強く、抑止力としては有効であった。

イギリスの補給線を断つライン演習作戦・・・その中の緒戦の一つであるデンマーク海峡海戦において、巡洋戦艦フッドを轟沈させるという大戦果を得る。
・・・だが結果的に、これが命取りになってしまった。

イギリス海軍はビスマルクに対する復讐心を燃やし、動かせる大型艦のほぼすべてを注ぎ込んでの迎撃を計画、同作戦での唯一の僚艦であるプリンツ・オイゲンと別れ単艦となったところを空母による艦載機、続いて駆逐艦隊の連続攻撃により低速での航行を余儀なくされた。
そして戦艦、重巡洋艦の4隻に捕捉され集中砲火を浴び主砲は全て使用不能になったところをさらに至近距離での集中砲火を浴び艦内の至る所で火災が発生、自沈を行う決断を迫られる。
しかしそれすら許されずに続く潜水艦隊による魚雷攻撃により沈没した。

多くの船員が海上に投げ出させれ味方艦による救出作業が行われたものの、Uボートの接近と思われる聴音(実際には当時その海域には存在しなかった)により途中で救助を断念した。結局2,206名の乗組員のうち救助されたのは115名であった。

この後もイギリス海軍のドイツ艦への攻撃は徹底され、ドイツ海軍は決定的な打撃を受けることになる。
これは1941年の話であり、この話の裏には日本の第二次世界大戦の参戦が濃厚になったためにその警戒のためにも、ドイツ海軍への打撃を急がせた背景になったという説もあるが・・・これについては真相は不明である。



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とうわけで、AGPビスマルクのレビューです。
例によって艦娘本体からですが、公式絵と比べてもかなり似ています。
従来のAGPと印象と異なる点で言えば、スカート部が従来のものより薄く柔らかい軟質素材になってより動かしやすくなっています。
これで可動範囲が大幅に増えたわけではありませんが、徐々に印象は良くなっていますね。



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通常顔。
アップで見ると髪の毛の処理が野暮ったく見えますが、実際には気にする程ではないと思います。



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顔を変更、笑顔です。
さらに帽子をかぶり、敬礼ポーズに。

ここでいくつか問題点が。
まず帽子ですが、ただ被せているだけで固定されていません。
おかげで結構、外れやすいです。
かといって深く被ると色移りしてしまうので・・・長期間飾るなら、帽子の固定方法を考えないと無くす危険があります。

あと腕の可動範囲は写真のレベルで限界です。
帽子を被っての敬礼なら問題ありませんが、帽子を脱いだ状態だとやや不自然に見えるので、敬礼は着帽時専用と割り切った方が良さそうです。



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艤装を装着。
定価ではAGPでは最高額であるだけあってAGP、恐らくはfigmaを含めても最大のサイズを誇ります。
造詣、塗装共に隙も無し。
特に横からのボリュームは最初はかなり豪快で、圧倒されました。
第一印象なら漫画みたいに「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」とか効果音が似合いそうな威圧感があります。



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艤装において気をつける部分は、銃の部分。
まずグリップを握らせるのが結構大変です。
一度取り付ければ、2回目以降は手のパーツが馴染んで付けやすくなるので、落ち着いて慎重に取り付けましょう。

もう一つは下部のフック。
基本は無可動で作られていますがフックは自由に動かせます。
・・・ですがそれが災いして、外れやすいので注意が必要です。うっかり無くしてしまう危険性が最も高い部分なので、常に注意する必要があります。



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顔を怒り顔にして、戦闘ポーズに。
ビスマルクの艤装の可能範囲は金剛型と比べるとさすがに広くは無いですが、公式絵のようなポーズの範囲なら問題ないので、あまり気にする程ではないかと。

怒り顔は公式絵のイメージで、やや大人しめです。
十分似ているのですが、他にもっと激しい表情があればというのはちょっと贅沢かな?



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最後の顔である中破絵を使って、中破状態に。
割りとよく似ている気がします。
艦娘は全体的に下半身を動かすのは苦手なのですが、スカート部分は動かしやすくなって
るのが幸いしています。



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中破顔はよく出来ていますが、元がツンデレっぽいキャラなのでデレ顔としてもいけそうです。
榛名付属の結婚指輪のケースを使えば・・・これ以上ないくらいピッタリです。



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オリジナルモードとして艦首部を折り曲げフックを出すことで、フライトモード(むしろパワーローダー?)的なポーズにできます。
金剛型同様、蛇足感も無くはないのですが・・・コストを可能な限り抑えながらのオリジナルギミックなので、悪くはないと思います。

艦娘はなまじ立派な艤装が付いているために、かえってポーズに幅を利かせられないという欠点もあるため・・・このようなギミックも飽きずに飾ることには役立つので、個人的には歓迎しています。
とりあえず購入したら、一度変形させてみてから評価したほうが良いでしょう。


以上、AGPビスマルクのレビューでした。

この商品で最も気をつけなければいけないのは、パーツのポロリがしやすい点です。
具体的には・・・

・帽子
・銃下部のフック
・下腕部の服の袖(手首交換時に外れやすい)


この辺りは常に注意しないと、紛失の危険性があります。
慎重に取り扱う自信が無い方なら、帽子以外は接着した方が良いかもしれません。
これらは接着しても、フィギュアの可動の妨げには殆どなりませんので・・・

帽子についてですが、こちらは帽子の裏に練り消しゴムをクッションにして取り付けています。
夏に高温になる場所、あるいは長期帽子をつけておくなら別の手段を講じる必要があるかもしれませ、ポロリはかなり防げます。

最近になってビスマルクは値崩れしやすくなっていますが・・・この手のフィギュアとしては大きくて迫力があるので、安価で手に入れる方法があるなら、かなりおススメです。
ご検討くださいませ。





重巡洋艦 プリンツ・オイゲン
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アドミラル・ヒッパー級の3番艦。1番艦のアドミラル・ヒッパー、2番艦のブリュッヒャーの設計に若干の変更を加えている為アドミラル・ヒッパー級第2グループとされている。艦名は17世紀末から18世紀初頭のオーストリアの軍人プリンツ・オイゲンに因んで命名された。強運の巡洋艦として有名。

ビスマルクの項でも触れたライン演習作戦で参加した唯一の僚艦(つまり2隻で作戦にあたった)であり、ビスマルクがフッドを轟沈できたのもフッドが当初プリンツ・オイゲンをビスマルクと間違えて攻撃したために、ビスマルクに対して隙が生じたからとも言われている。
さらにビスマルクはプリンツ・オイゲンと別れてから僅か3日で沈没してしまう。
プリンツ・オイゲンと別れたから幸運に見放されたからビスマルクは沈んだ・・・という歴史家は恐らく誰もいない(ビスマルクは当初からイギリス海軍から執拗に警戒されていたため、いずれは撃沈は必至であったと思われる)・・・が、時期的には符合するので否定できる歴史家も恐らくいない。

1942年には練習艦隊に配備され戦線を退くが、ドイツがソ連軍に押されるようになると砲術支援艦が必要になったため戦線に復帰、以降は支援砲撃に任務が中心になり、撃沈されること無く1945年5月7日にドイツ敗戦とともに退役し、翌日イギリス海軍に引き渡された。

プリンツ・オイゲンが幸運であったという説は多くあるものの被弾されたことも多く、時には損害を受け操艦不能に陥ったこともあり、さらには僚艦との衝突事故を起こし危うく僚艦を沈めてしまうこともあった。
だが寄港中に爆撃を受け、僚艦が沈んでもプリンツ・オイゲンは無事だったという話もあり、過酷な任務の中で致命傷を受けることなくついには生き残ったのだから幸運に恵まれた艦という認識は間違いないだろう。



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というわけで今回の唯一のfigmaであるプリンツ・オイゲンのレビューです。
まずは艦娘本体の評価ですが・・・とても良く出来ていると思います。

AGPとはプロポーションの解釈が異なり、むっちりしている印象が強いです。
太ももを太めにして、さらにスカートを短めにして、服装の色が濃いめにすることで・・・肌の部分に自然に目がいくように出来ています。
もちろん全て計算した上でのプロポーションの取り方であり、小スケールながら色気を感じさせる作りになっております。

流石に過去に何百体ものfigmaを作っただけあって、キャリアの差を感じさせます。



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通常顔。
商品の写真で気になる点として頬のチークが濃すぎる印象があるのですが、実物を見ていると丁度良い感じです。

あと帽子に関してですが、着帽時専用の前髪パーツに取り付けるタイプなので、まず外れれることはありません。
またビスマルクと異なり、無帽の時でも破綻無く敬礼を行うことができます。

ビスマルクと比べ・・・質では大差で勝っている訳ではありませんが、細かい部分にまで配慮が行き届いていて常に一歩先をいっている感じです。
まさに経験の差ですね・・・・さすがはグッスマといったところでしょか?



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そして艤装を装着。
AGPのように大幅なアレンジ等が一切無い、オリジナルと忠実な作りです。
また偽装のどの部分も容易に・・というか普通なら絶対に外れないほど一体化しており、ポロリの心配もありません。
もちろん、砲塔などは普通に可動します。



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ただしこの商品にも一つだけ問題があります。
それがこの銃の部分。

グリップの黒い部分も、白い手袋も塗装されていますが色移りを気にしてか・・・かなり緩いです。・・・というか何も手を打たなければ、知らないうちに落として紛失すると思っていた方が良いくらいの緩さです。

・・・これでは色移りよりも遥かに厄介です。
こちらは手袋に少量の練り消しゴムを付けて応急処理しています。
白い色で全く目立たず隙間を埋められて、軽い部品なので十分に支えられます。



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艤装にポーズを付けました。
可動範囲に関しては、特に艤装の部分でAGPと比べると劣っている印象。
艦娘本体だけなら少しだけfigmaは優位ですが、僅差なので遊ぶ上で大幅に差が出ることはありません。
いずれにしても通常レベルのポーズ付けなら、問題になる箇所は無いのでそこはご安心を。



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顔を怒り顔に変更。
例によって迫力に欠ける顔ですが、プリンツ・オイゲンにはピッタリの可愛さです。



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最後の表情である、中破顔を使って中破状態を。
公式絵では立ちポーズですが、足の可動範囲も見せたいので・・・座った状態も合わせて撮りました。
スカートは本当に短く、僅かでも下から見れば中身が見えるという超セクハラ仕様で、むしろ見えないように飾るのが難しいくらいです。
あと腰周りのパーツは取れません。
艤装をつけた際の安定性重視なのでしょうが、こちらとしては取れる方が嬉しかったです。


以上、figmaプリンツ・オイゲンのレビューでした。
このサイズのアクションフィギュアとしては最も実績のあるfigmaだけあって、その実績に見合う研鑽のあとが随所に伺える見事な出来です。
造詣に関してこのfigma版を上回るものを作るのは、何人たりとも無理なのでは?と言っても過言ではないでしょう。

銃の接続の甘さは残念ですが、それ以外はポロリの心配が殆ど無いなど細かい部分まで配慮を忘れないで、なおかつ定価もビスマルクの半額程度など、AGPから見れば手本にするべき所がいくつもあると思います。

ただAGP側が全て負けている、と考えるのは早計です。
figma側にも「figmaとしての枠を超えた商品ではない」・・という問題があります。

艤装は確かに完成度は高いので公式絵のようなポーズを取らせるのに問題はありません。
ただ・・・可動範囲などは最低限であり、AGPのような異様なアクションを取らせるのは不可能ですし、付属のスタンドも従来のfigmaと全く同じで、重量バランスが無理のあるポーズだと支えきれないという問題があります。
(そんなポーズは実際にはあまり無いと思いますが)。
価格も抑えられていますが、その分冒険をする余裕も無いようです。

このため遊ぶにしても飾れるポーズには限りがあり、仮に飾るのに飽きたとしたら表情とポーズを変える程度しか出来ることがありません。
この辺りをどう解釈するかで、評価に差が出るかもしれません。




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さて・・・AGPビスマルクとの比較です。
定価では2倍差がありますが、ビスマルクの艤装は体積なら2倍近くありそうなボリュームなので、実は値段負けはしておりません。



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2人を絡ませて見ました。
・・・が、サイズは同じでもプロポーションの解釈が違うため、違和感があります。
軍服の色がかなり違うのが痛いですね・・・

ビスマルクはドイツきっての超弩級戦艦ということが建造中から知れ渡っていたため、結果として集中的に攻撃を喰らうことになり初任務で沈むという、非常に短命に終わってしまう艦となりました。
その短い間に行動を共にしたのはプリンツ・オイゲンのみなので、唯一の仲間という存在だったので・・・そういった意味では揃えて飾りたい方はいると思うのですが・・・
両社が協力していれば、色くらいは揃えられたような気がしますが・・・ファンから見ればどのメーカーから出るかというのは瑣末な問題なので、競争するだけではなく協力してくれるとありがたいのですが・・・
実際には無理なんでしょけど。


以上、ドイツ艦娘2名のレビューでした。
双方のメーカーの特徴がよく出ていると思いますが・・どちらの製品に関してもしばらく飾っておいてポーっと眺めたりしていると一瞬ですが見蕩れたのは事実で、それが双方とも鑑賞に耐えられるレベルに達している証拠だと思います。

ありきたりな結論ですが・・・そういった意味では引き分けですね。
可動範囲はfigmaの方が上ではありますが、大差は無いのでそれ程変わりませんし・・・2倍の価格差はあれど、艤装のサイズ差も価格に見合う貫禄があるので不満は無かったですね。
ファンなら許せる商品といったところでしょうか?
あえて引き分けでは納得できないというなら可愛さと場所を取らないと言う理由で、長期に渡って飾りたくなったプリンツ・オイゲンが1ポイント有利といったところでしょうか?
ただそれも個人的な好みの差というレベルで、ビスマルクも相当な出来だと思います。
人によっては評価の逆転もありえます。



以上で艦これ特集第2弾(前編)です。
AGP、figma中心になってしまいましたが・・・情報量としては十分すぎるので、これのみで単独で記事にしました。

気になるのは、AGPとfigmaの今後ですね・・・

AGPは那珂の売り上げは想定以下だったと思いますし、商品として見ても価格に見合う内容では無かったと思います。凝っていたのはディスプレイで艦娘ではないわけですし、さらには細かい部分への配慮に欠けた印象もぬぐえず・・客を甘く見ていたのは間違いないかと。
一時は第6駆逐隊も出るという噂もありましたが・・・川内型と同じ内容と価格では失敗は確実と思われるので、恐らくは出ないと思います。

結局艤装で凝ることでようやく納得できる大型艦で勝負するしかないわけですが・・・最近は新作のアナウンスは無く・・・期待した売り上げを出せなかったから、AGPそのものが打ち切りかもしれません。
個人的にはバンダイ側の艦これ人気にあやかった雑な商品展開が祟ったという印象が強く・・・もっと価格や商品の質に気を配っていれば、今とは違った評価を得ていたかもしれません。
プレバン限定アイテムも高級感を植えつけようとしても価格に見合う商品ばかりでなく、半年もすれば値崩れする商品が増えてきた印象がありますからね・・・
商品の質の向上はより高く望まれるところで、AGPもかなりの反省をしてパワーアップを果たさないとこの先の展開は厳しいかもしれません。

一方のfigmaも新作のアイオワは初の定価一万越えと、明らかにAGPを意識した価格帯になっています。
フィギュアの質は勝っていても、艤装の迫力で劣っていては評価を落としてしまうので判断としては誤っていませんが、こちらも結局大型艦に頼る展開になりそうで・・・AGPよりは未来があるものの、商品化の波も鈍りそうです。

艦これの人気は未だに勢いはあるものの商品化はすでにかなりの数が出ているため新鮮味は無く・・・これからは質で勝負する以上、数としては徐々に減っていくと思います。
これも時代の流れなので仕方がないといったところでしょうか?



次回は・・・艦これ特集第2弾(後編)です。

今回はフィギュア中心でしたが、次回はスケールモデルがメインになります。
第2次大戦を使用した類似作品もありますので・・・次回は基本的に自作のものが主役です。
こちらの腕がいろいろ残念なのは承知しておりますが・・とりあえずはお楽しみに!


ホビー関連:マクロスデルタ その2:フィギュアライズバストはフィギュア業界の革命児となり得るのか?



え~~~、すみません。
3ヶ月ぶりの記事更新となります、HARUです。
もっと早く記事を挙げたかったのですが・・・
今回の記事の場合・・・・掲載予定のキットの最後が11月26日予定だったので、ここまで延ばさざるを得なかったので、お許しくださいませ。

次回はもっと、ハイペースにするつもりです。
これでは、誰も見に来てくれなくなってしまいますしね・・・・
毎度毎度、ホビー関連になってしまい辟易している方もいるかもしれませんが、ホビー関連の記事のために購入したアイテムはもう既に100を超えているのが現状で・・・

こちらは模型は作ってこそ華、と考えておりまして・・・積みモデラーなど論外。
実際に作って、手に取らなければ何も判らないというのが自分においての結論です。
ある程度は仕上げて、徐々に出していこうと思います。
コンバータもそのうち作りたいですね・・・


さて今回は・・・前回ハヤテ機を製作した、マクロスデルタ特集の第2弾を考えて各種キットの購入、製作をはじめいろいろと準備をしていました。

その中ではヒロインたちの上半身を模型化したフィギュアライズバストというシリーズのキットも含まれていたのですが・・・
モデラーの方なら、フィギュアライズバストに注目されている方は少なくはないと思います。

バンダイ特有の高い整形技術の最新鋭である「レイヤードインジェクション」による完全無塗装でもフィギュアの色彩がランナー上で再現されている・・・フィギュアに興味のある方なら、この技術の発表に強く興味を抱いた方もいると思います。



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バンダイの方もこのフィギュアライズバストを推していこうという意思も強く、最近放送されたばかりのラブライブ サンシャイン!のヒロイン全員を発売することを発表しました。
既にいくつかは発売日も決まっていて・・・この記事を読んでいる方の中にもサンシャイン関連のアイテムの中でも非常に早い展開で購入を検討されている方もいるかもしれません。


・・・・で、この流れを承知していただいた上で、今回の記事の本題。

実際のところ、フィギュアライズバストのキットの出来はどうなのよ?

いくら最新技術を投入したところで、それだけで評価の高い商品となる得るか?というのはまた別の話。
技術ばかりを喧伝しても納得のいかない商品も、この世には珍しくもなくあふれているのもまた現実です。
バンダイからの推しを真に受けるなら、フィギュアライズバストはフィギュア業界の革命にすらなり得そうなのですが・・・

そこで今回は作中の戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバー5人全員が商品化されるのを待ってそれぞれのキットを可能な限り詳細に記すことで自分なりの評価をしようと思います。

マクロスデルタにこだわると、例えばミラージュ機のリリースが来年になってしまうので
、いつまでも記事にできませんしね・・・・・

そんな感じで今回はフィギュアライズバスト マクロスデルタ +αで記事にしようと思います。
おまけについては、このまま記事を読んでいけばわかると思います。

それでは、早速レビューに入ろうと思います。
基本的に発売順で紹介しています。




フレイア・ヴィオン
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戦術音楽ユニット「ワルキューレ」に憧れて、銀河辺境の田舎から飛び出してきた天真爛漫な女の子。故郷名産のリンゴと歌うことが大好きで、口癖は「ごりごり」。
銀河サバが苦手。

「歌は、元気!」と書かれたパッケージが目印のボックスアート。
目印というには小さすぎる気がするが、まぁ気にしないでいこう。


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マクロスデルタのフィギュアライズバストの第一弾として発売された、フレイアですが・・・・今後のシリーズ展開を担う立場だけあってか、良い出来です。

髪の毛の色合いが複雑なためか、それに合わせてパーツ数もフィギュアライズバストでは恐らく最大だと思われます・・・・がパーツの分け方、接合の仕方が工夫されており、パズル感覚で組み立てられるのが結構面白かったです。
「組み立てて楽しいフィギュア」というのは結構斬新かも?

このシリーズらしくシールも多用しますが、フレイアに関しては結構綺麗に貼れるので多用しても良さそう。
細かい部分は塗装と併用した方がかえって楽だと思いますが・・・・製作時間短縮のためにも、うまく使っていきたいところ。
キットによっては相性が良くないですが、彼女には効果的に使っていこう。

全体としては満足度は高いですが・・・残念ながらフィギュアライズバストらしく、それなりに欠点もある・・・・・それは左腕。
左腕、左手ともにマニュアル通りに組んだだけでは、継ぎ目がかなり目立つ。
女の子のフィギュアで合わせ目が目立つと一気に人間味が落ちてしまうため、ここは丁寧に合わせ目処理していきたいところ。

また今回掲載した全てのキットに言えることですが・・・やはりフィギュアには軽くでいいので、エアブラシによるグラデ塗装を強くおススメしたいですね。

フレイアの場合は顔もそうですが、腋の塗装も丁寧に行うと吉。
腋に関してはこのフィギュアで唯一色気を感じる部分(泣)ので、ここに力を入れると存在感がアップします。

こうやって書くと色々と手間が掛かりそうと思うかもしれませんが、記事に書かれた処理を全て行ったとしても、慣れている方なら半日もあれば完成できると思います。
より効率よく作れるカラーレジンキットと思って、製作されてはいかがでしょうか?



マキナ・中島
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戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバーで、ふわふわした風貌の女の子。メカニックも担当する。
お気に入りのメカには名前をつけて可愛がったりしている。
同じくワルキューレのメンバーであるレイナとは姉妹のように仲良しで、ひとつ屋根の下で暮らしている。

「歌は、希望!」と書かれたパッケージが目印のボックスアート。
女の子の胸には夢と希望が詰まっているというが・・・確かに大きな希望といえるのかもしれない(笑)。


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第二弾であるマキナですが・・・このキットの魅力は何といっても、
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おっぱい

この一言につきます。

ワルキューレ随一の巨乳キャラでありコスチュームも胸を強調したデザインであるためか、胸に自然に目が行くようになっています。
マクロスよりむしろ閃乱なんたらに行った方が人気が出そうですね・・・

だが心せよ。

おっぱい星人への道は簡単ではない!

いくら胸元が強調されているといっても、胸元だけ綺麗に作れば良いというものではない。
全体がバランスよく丁寧に処理されていて、初めて胸元に目が行くのである。
雑な部分、あるいは不自然な点があれば先にそちらが気になってしまうのが「人の目」というものです。
正しいおっぱい星人になるためには、それらの問題点を全て潰していかなくてはなりません。



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フィギュアライズバストには共通して欠点となる場所がある。
それは首。

成型された目のパーツを収める構造のために頭部を2分割しなければならず、その接合部分が首にくるように作られている。
これはフィギュアライズバストに於いては、どうしてもこうなってしまう。
・・・のだが結構奥にあるためか普通は目立たず、多くのキャラではそれが問題になることは無い。
だがマキナの場合はポーズ、あるいは髪型の関係か?
首の接合部がどうしても目立ってしまう。
一度目立ってしまうと結構大きな継ぎ目なので、丁寧な成型処理が求められる。
右腕もなぜか3分割されていて、何も処理しなければ首ほどではないが継ぎ目は普通に見えてしまう。
こういった細かい処理を入念に行ったうえで、立体感を強調したグラデ塗装を行うことでようやく、月曜日のたわわな果実に手が届くのである。

男が希望に至る道は常に険しいものだ。ここは是非頑張ってもらいたい。

最後に言い忘れたけど、細部はシール貼りだけではなく塗装でやったほうが楽な部分もあるので、使い分けるのがおススメです。



美雲・ギンヌメール
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戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のエースボーカル。
素性、経歴、プライベートの一切が謎に包まれたミステリアスな存在。
「ヴァール症候群」を沈静化させる効果を持つ彼女の歌声は、ケイオスの切り札。

「歌は、神秘!」と書かれたパッケージが目印のボックスアート。
ギンヌメールというどの民族系かも解からない珍しい名前ですが、設定からしていろいろとミステリアスなのね・・・



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さてギンヌさんのキットですが、一言でいえば

ゴージャス!

・・・まさにそんな感じ。
具体的に言えば、

・キットの価格が最も高い。
・キットの箱も大きめ。
・完成後も、最も場所をとる。
・色白で落ち着いた佇まいからか、他のメンバーと比べても高級感がある。


そしてさらに、

・キット製作に掛かる手間も最大。

こんな感じで、何から何までゴージャス!である。
これは・・・・気合を入れて臨まねばなるまいて。

ここまで厄介になるのは、その髪のボリュームが原因。
どのパーツも大きめな上に、インジェクションキットであるがゆえに多くのパーツがいわゆるモナカ合わせのためか、合わせ目も大きく目立つ。

これらの処理を行うのにどうしても時間が掛かる。
一つ一つのパーツが大きいからだ。
さらに彼女の髪は標準でグラデ塗装が掛かっているような感じなのだが、キットではシールで再現・・・・いや、見るからに無理があるでしょ!

ここは・・・どうあっても塗装で再現するしかない。
さらに言えば彼女の場合は最も肌の露出が多く、ここでもグラデ塗装が映える。
あとは仕上げにエナメル革状の黒い部分を光沢でトップコート。
これだけで質感が大幅に向上する。


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工程だけで言えば単純だが、量的に多いため他のキャラと比べると倍くらいの時間が掛かってしまう。
ただ・・・手間が掛かる分、出来もなかなかだったりする。
顔もとても上品に仕上がっていて、なかなかの美人。
キットとしての素性が良いことが随所から伺えます。

というわけで感想ですが、説明書通りに無塗装で済ませる方にはあまりおススメできません。髪をはじめとして多くの仕上げ方が雑なので満足するには厳しいかと。
逆に、しっかり表面処理や塗装を行う方には元の造詣のセンスの良さを堪能できるので十分に満足のいくキットと言えます。
フィギュアライズバスト全体から見ても、上位に来る商品だと言っても良いと思います。


Appendix:ギンヌさんのキットをさらに楽しむ

先に断っておきますが、まともな楽しみ方ではありません。
良い子はスルーしてね。


さてこのギンヌさん、腕に覚えのある方ならさらなる遊び方も可能と思われます。
それは・・・

魔改造がしやすい

通常のガレージキットや完成品フィギュアと異なり、必要な部品だけを安価で注文が可能なため失敗を恐れなくて良い。こういったチャレンジに興味のある方なら、練習台として使うのもアリ。
・・・というわけで、いくつかの改造案を試してみました。
(18禁画像になるため、肝心の箇所は微モザイク処理を行っています。)


魔改造プランA:普通の魔改造
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通常の胴体にパテ盛りをする、よくある普通の魔改造。
胴体のパーツ2つだけで改造可能だが・・・キットのパーツの形状は胸がかなり抉られている状態なので・・・・よほどのセンスに恵まれている方でない限り、何度もパテ盛りをして微調整をする必要があるため、時間が掛かる。
ある程度の造型のセンスも必要になるため・・・・あまりやり易いとはいえない。
誰もが可能・・・とは言えないので、慣れていない方は、要努力。


魔改造プランB:透け塗装的に仕上げる。
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胴体のパーツは胸を覆う白いサラシ状の部分を削り取り、革の胸当ての部分には透け塗装
を前提とした造型と塗装を行う。
元の状態から多くを弄らないため労力としてはそれ程でもないが、塗装技術はより高いものが要求されるため、むしろ難度としてはこちらの方が上かも?
塗装技術の修練の命題にはもってこいなので、スキル習熟のために挑戦するのもアリ。

塗装で仮に大失敗しても胸当ての部品の注文費は・・・60x2(部品代)+120(送料)+82(注文の際の切手代)=322円と懐があまり痛まないのでへーきへーき!
むしろ積極的に失敗して経験を積もう・・とすら言いたくなるレベル。
注文費はプランAでもあまり変わらないけど・・・


魔改造プランC:ちょっとだけセクシーに。
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プランBでサラシの部分を削った胴体に、通常の胸当てのパーツを付けた状態。
ギンヌさんの衣装はサラシが無くなると革以外には上半身を覆うものは何も無くなるため、ちょっとどころかかなりセクシーになる印象。


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胴体側面から背中へのボディラインはエロいというよりは綺麗なため、改造をしなければ拝めないというのは勿体無いほど。

プランA、Bのような下品さも無い上、丁寧に行えば誰にでも実行可能で効果も高い・・・というわけで最もおススメできる。これなら普通に飾れる点も大きい。
設定とは異ってしまうがそれ以上の魅力があるのでデフォルトでこの処理を薦めたい。
ただ胸の谷間の部分の整形は薄く、気合を入れると穴が開いてしまう可能性があるので・・・この部分だけパテえ裏打ちして組み立てた方が良いかも?


以上、ギンヌメールのキットのレビューでした。
魔改造という邪道に走ったので少々下品に感じた方もいるかもしれませんが、非可動フィギュアでさらなる遊びってあんまり無いので記事にしづらいところもあるので遊びの提案として書かせていただきました。
ただプランCはキットの魅力が上がって、さらにギリギリ一般向けの段階のためかなりおススメできるので、個人的には推奨したいところ。

お高く手間も掛かりますが、その分出来も良いのでチャレンジしてみるのも良いかと思います。



カナメ・バッカニア
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戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のリーダー。
管理やブリーフィングをはじめとしたチームのマネジメントもこなすしっかり者のお姉さん。かつてアイドルとしてデビューした経歴を持つ。

「歌は、命!」と書かれたパッケージが目印のボックスアート。
一人くらいは「歌は、お金!」という方がいてもいいような・・・・


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さてチームリーダーのカナメだが・・・第一印象としては一番シンプルな衣装、髪型をしているのでそれに見合って、すぐに作れそうに見えるのだが・・・・

実は結構手間が掛かる。

ただ素組みで仕上げるだけなら、手早く終わるのかもしれない・・・が、気になる点がいくつかあり、それらが意外と時間が掛かる。
そしてそれらは、フィギュアライズバストの現状での問題を象徴しているようにも思える。

こちらが気になったのは、以下の3点。

・髪の成型処理がやや雑で、仕上がりが安定していない。
・大きな花飾りの花びらの質感が厚くもっさりしている。
・両肘の接合の仕方が特殊で、継ぎ目がかなり目立つ。


髪の質感については、該当の部品を400番くらいで軽くペーパーがけすればOK。
これで大分良くなる。



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花が厚ぼったい理由は、薄い成型にすると安全基準に引っ掛かる・・・のかもしれない。
ただ花びらは本来は紙のように薄いものなので相当に違和感があるので、ここは薄く削りこむ。
ただこの作業が馬鹿にならない時間が必要で・・・ある程度は花として自然に見える程度で切り上げて終了。
本当の花びらに近いレベルまで削り込むにはかなりの時間を要すると思われるので、ここは腕や時間と相談して考えよう。

両肘の接合の仕方は結構変わったものなのだが・・・強度はありそうだが、とにかく継ぎ目が派手に目立つ。
ここも普段より丁寧に行う必要がある・・・わけなのだが、一体成型で済むような部品をわざわざ分割して組み立てるようにしてある・・・謎だ。

一般向けの商品である以上、安全基準等があるのは当然だが・・・今回の造詣はそれらとうまく噛み合っておらず、結果として大きな不満では無いものの、どこかもの足りない所で落ち着いているといった感じ・・・これがこちらの仮組みしたときの感想です。

ただ丁寧に処理、塗装を行うと・・・・予想以上に色気を感じたり(作業中は全くそういったことを期待していなかった)、各種レビューを見る限りでは造詣については概ね好評なのでこちらが細かい部分を気にしすぎなのかもしれない。
実際・・・この記事を書きながら改めて手にとってみると、どこからかはよく解からないのだが確かに妙に色っぽい。
やはりキット自体はよく出来ている、ということかな?

とにかくこのキットを手にした方は、丁寧に作ってみよう・・・・もしかしたら、期待以上のものがある・・・・・かもね?




レイナ・プラウラー
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戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバー。
口数が少なく、あまり感情を表に出さない。
凄腕のハッカーとしての一面を持ち、電子制御を担当する。
同じくワルキューレメンバーのマキナとは大の仲良し。

「歌は、愛!」と書かれたパッケージが目印のボックスアート。
最後はやはり、定番できたね・・・
愛で世界が救われるとは到底思えないけど、そんなことばかり言ってたら「お前はマクロスを見るな!」とか言われそう、う~~~ん。



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最後に11月26日に発売された期待の新作!です。
(このキットを待っていたので、記事の作成が遅れたわけですが・・・)

というわけで、早速結論を申し上げるなら

マクロスデルタのフィギュアライズバストの集大成!
(皮肉とかではなく良い意味で)

結構早い段階から、マクロスデルタのフィギュアライズバストの商品サンプルは公開されていたのですが、最後に発売予定のレイナの公開は割りと遅かったような気がします。
・・・そして正直な話、サンプルを見た限りでは出来には期待をしていませんでした。
ただワルキューレを全員揃えるためには必須なので、待っていたわけで・・・早速作ってみました。



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通常通りの塗装、組み立て処理を行った感想としては・・・・

かわいい。

マクロスデルタのフィギュアライズバスト全体の傾向として、顔があまり似ていないという印象がありますが・・・似ているかどうかというより、とにかくかわいいです。
顔の出来の良さならギンヌさんも同様ですが、あちらはかわいいというより綺麗といった印象でしたし・・・

カナメの時のような髪のもっさり感も無く、むしろ鋭い造詣。
最初からレイナ基準で顔が作られていたら、フィギュアライズバストの評価はさらに高かったのでは・・と思います。

あとこのキットには一つ面白い特徴がある。
なんと彼女の眼は光るのだ。

レイヤードインジェクションの瞳の成型色にレイナとギンヌさんだけクリアーカラーを採用している。このため組み立てると瞳が宝石で出来ているような質感がある。
それだけではなく、角度・・というか光の当て方によっては反射して光って見える。

原理としてはただの反射な上に、猫の目が光るようなものなので相当に角度限定で目立つ特徴とは言えないかもしれない。
ただ推しのキャラの目が光るというのはかなり新鮮で、人によってはありがたいサービスと言える。
レイナの場合は目が大きいので、余計にありがたい。
全員に採用しないのは試験段階からか、あるいは何か問題があるのかもしれないが・・・こちらとしてはなかなか面白いのでこれからも積極的に取り組んでもらいたいものです。


個体差はあるのかもしれませんが、他の部分も今まで感じていたストレスが軽減されている感じ。
腕に関しても今までと同様にモナカ合わせではあるものの、こちらは隙間無くピタリと組みあがるので面倒なら合わせ目処理をせずとも問題ないかも?
(暗い色だから目立たないという効果も合わせての話ではありますが。)

そんなこんなで・・・・整形処理に必要な箇所は最小限にも関わらず、キットの出来はトップクラスというありがたいアイテムでとても気に入りました。

もちろん高く評価する意見ばかりではなく、例えば「サンプルから劣化している」と厳しい意見もあるので、これはあくまで個人的な意見です。
他の方も同様の評価になるかどうか・・といえば結構微妙です。
ただやはり顔の出来が良いというのはフィギュアに於いては最重要なポイントで、ここが好みだと文句なんて殆ど無くなってしまうのも確かです。

ひどく個人的な評価になってしまっている点は恐縮ですが、この記事を読んである程度は納得できる方なら、購入してみてはいかがでしょうか?





以上がフィギュアライズバストのレビューになります。
よく言われているように現状でキットのまま作るとプライズ品レベルというのは、指摘としては正しいと思います。

高額なフィギュアは高度なグラデ塗装が施され、やはり価格に見合う高級感があり・・・やはりそれに追いつくのは現地点では難しいと思われます。


現状で即座に実現できそうな改善点は2つ。

一つはレイヤードインジェクションによる瞳のクリアパーツ化の徹底です。
反射とはいえ目が光るというインパクトは強く、それこそ2万円するような商品にも実現不可な技術なので・・・これを使わないのは勿体無いです。
瞳以外にも宝石、新素材のメカニック表現など応用できる範囲は少なくないと思われますので・・・懲りようによってはレイヤードインジェクションは大成できる可能性を秘めています。
ただ低価格化とは相反する側面でもありますので、実現は苦しいかもしれません。
・・・が、出来るものなら挑戦していただきたいものです。

もう一つは年齢制限の導入。
近年の安全基準では鋭い造形のパーツは出しにくいのは仕方が無いですが、実際にフィギュアの仕上がりに影響が出ています。
15歳以上推奨のマスターグレードならガンダムのアンテナを鋭く出来るように・・・フィギュアライズバストを造形の高みに立てるなら必須事項になります。
今回のマクロスデルタのフィギュアライズバストを小学生が買って喜ぶというのはとても想像できませんし・・・
売り上げを気にするならかなりの英断が必要ですが・・・客層を指定することは商品の高品質化に繋がるのは間違いないかと。

どちらも売り上げに繋がるとは限らないポイントではあるのですが・・・元が限られた方向けの商品ではあるので、どこかで思い切った判断が必要になる時は来そうです。


ただやはり低価格でこのようなキットの登場は嬉しい話だと思います。
近年のフィギュアの高品質化は目覚しいと感じますが、価格も跳ね上がっています。
複雑で大ボリュームの造詣が増えているので避けられないかもしれませんが、このままでは高嶺の花ならぬ高値の花となってしまい、結局多くの方が手に出来なくなりそうです。

こうなってしまう理由の一つは、例えば製作過程に中国経由のものがある場合人件費の高騰が激しく、それが高額化に拍車を掛けている点があると思います。
フィギュアに限らずPCなどの電化製品ははじめ各種商品に既に影響が出ているので・・・ある程度は的を突いているかと。
その点基本は国内の工場で生産されるインジェクションキット(プラモデル)なら、価格面でも影響を受けにくいですし・・・これがビジネスで通用するなら、国内産業の保護という側面でも歓迎されるべきかと思われます。

まだ商品としてそれほど出ている訳でもないので現地点では何か結論を出せる段階ではないと思いますが、いろいろと可能性を感じる商品だと思いますので、是非にも頑張ってもらいたいところです。

通常のプラスチックより柔らかい素材を使っているという話ですが、それはランナーから切り離したときに白化を防ぐためとも聞いています。
こういった数々の逸話を聞くと・・・やはりバンダイらしく技術の塊といった印象。
やはり埋もれさせないためにも・・どれか一つは手に取っていただきたい感じはします。




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さて・・・・最後におまけのキットの紹介です。
TVアニメ「ガンダムビルドファイターズトライ」のHG すーぱーふみなです。
これは同番組の最終回に登場した機体で、多色成型ではないものの複数の素材の投入、比較的低価格で本格的な可動フィギュア・・・バンダイらしい技術力満載で、発売してから1年近くの間、プレミア価格で流通していました。

フィギュアライズバストとは直接の関係はありませんが・・・こういった商品の成功があったからこその商品化であり、同じ会社の製品ということもあってか、商品の設計というか思想というべきか・・・そういった根っこの部分は非常によく似ていると思います。

このため、勝手ながらフィギュアライズバストの前身というべき商品であると強引に認識して、ここに併せてレビューをしようと思います。


すーぱーふみな

サカイ・ミナト(京都のガンプラ心形流門下生:天才肌の熱血漢だが性格に難あり)がメイジン杯のオープンコースに出品したガンプラ。
ホシノ・フミナ(この作品のメインヒロインで主人公の中学のガンプラ部の部長)への想いを具現化しており、彼女自身をモデルに作られている。ただし、モデルとすることをフミナ本人には許可を取っていない。
(このためコンテストでは失格処分となり、本人からはドン引きされている。)
デザインと武装は、フミナが製作したパワードジムカーディガンを模している。
ちゃんとガンプラバトルをさせることも可能。
洋服に見えるアーマーは、被弾するとキャストオフ(剥離)することで攻撃のエネルギーを本体に伝えない工夫がされている。
形式番号SF-01はSAKAI FAVORITE(サカイのお気に入り)No.1と、SUPER FUMINAのダブルミーニングである。



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すでに発売から1年以上経過したレビューに有用性は無いのかもしれませんが、遅い分商品として評価が悪かった部分の改善案や、この手のキットでは珍しいグラデ塗装、さらには自作のオプションパーツを併用してプレイバリューを高めるといった・・量的には模型誌の本格レビューに匹敵する内容にしたててあります。
(作り手の腕の方はどうだか知りませんが。)

というわけで、まずはキットの素立ちの写真を幾つか。
なまじ無塗装の状態でも結構な完成度を誇るため・・・かえって簡素に仕上げた作例が多いため、マーキングやグラデ塗装まで行っているものは少ない印象があるため、地味ですが堅実な作りに仕上げました。
ただグラデ塗装は可動性を考えればあまり濃くするのは好ましくなく、マーキングも女の子のフィギュアとして考えれば、これもまだ合わないので基本は武装のみ。
こんな曲面主体で可動部多しでは、中途半端な貼り方をしてもすぐに剥がれるし・・・
手が掛かっている割りには地味ですが、これぐらいの方が落ち着いて良いかな?といったた感じで。
ちなみに一部の塗装をわざと省略しています。
後述の改造プランを行うと、その方が違和感が無いので・・・



このキットの特徴ですが・・・確かに購入したから好評を得られるポイントがいくつもあります。

・定価1,800円と、通常の小型の可動フィギュアの半額以下で買える。

・従来のヒットシリーズ(figma、S.H.フィギュアーツ等)と比べると大きい。
それどころか、同じ価格帯のガンプラよりも大きい。
(figma、S.H.フィギュアーツ:約1/12 すーぱーふみな:1/8~1/7と1.5倍差以上)

・ガンプラ譲りの可動範囲の広さと、程良い固さの安定感がある。

・自立性が悪いものの、スタンド付属で安定して飾れる。

類似のスケールのフィギュアがあまり無いので並べて飾れるものがないのが少々残念ですが・・・安くて、大きくて、よく動く・・・と価格以上のパフォーマンス見せてくれるので、長期間品薄なのも頷けます。

反面・・・最近の可動フィギュアにありがちなオプションパーツが少ない等、低価格に抑えるが故の欠点も見受けられますが・・・あくまでプラモデルなので既製品のパーツで補えるので、ある程度ガンプラを作ったことがある方ならそれもまた補えるわけで・・・
とりあえずこの点に関しては、記事本文も参考になると思います。


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そして商品のままでは問題になる部分もあります・・・それは顔。
アニメ顔のキャラは割りとのっぺりとした、平面的な造詣が多いわけですが・・・
このキットは何というか・・・フランス人形的な凹凸が存在します。
(昔のフィギュアにはよくあったパターンです。)
このため、キットのままでは角度限定な印象が強いです。

というわけで400番くらいでペーパーがけを行い、凹凸を消していきます。
そして目の周りはシールになっていますが、雑な出来なので使わずにガンダムマーカーで丁寧にラインを書きます。
これで大分良くなりますが・・・凹凸はかなり細かい部分にもあるので完全に消すのは難しいので、最後につや消しのトップコートで終了。
これで細かい部分は目立たなくなり、気にならなくなります。
(写真の作例ではこれでシャドウ吹きを行っています・・・これもおススメしたいのですが手間、難度共に上がります。)

これで、顔はfigmaレベルまで近づいたといえます。
近年の可動フィギュアは完全に定番に成ったといえるほど評価が高まりましたが・・・その理由は、体の出来が良くなったというよりも顔の出来が良くなったところが大きいとこちらは思っています。
「これをfigmaレベルにするにはどうすればいいか?」・・・これをイメージしながら作業を行うと良いでしょう。
小スケールのフィギュアでは、figmaが顔の出来では最高峰です(アニメ顔限定)。
顔の整形を行うことで存在感は圧倒的に変わるので・・・小さいから時間としては短いので、必ずやった方が良いです。



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とりあえずありがちな簡単なアクションポーズを・・・小気味良く動き、良い感じです。
スタンドも付いているので安定感もばっちり。
こんな感じで飾るつもりなら、特に問題は無いと思います。



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ただより派手に飾りたい・・・・とか思ってしまうと難あり、と思う箇所も目立ちます。
例えば上記の写真ですが・・・実はライダーキックのつもりでつけたポーズです。
いくらスカートが軟質素材で作られているといっても、実際には結構干渉するので塗装も剥がさず安定して飾るには、この位が限界です。
正直な話、蹴っているようにも見えません。



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こういった感じで下半身に派手な動きを付けづらいので、派手なポージングを演出するなら上半身がメインになります。
となれば、背中の武装を取り付けるサブアームの活用が有効な手段です。

このキットはコストを抑えるためか、武装は既存のパワードジムカーディガンから流用していますが同キットより武装が少ない分、サブアームのパーツは余り気味です。
そこでサブアームを思いっきり延長して、ガンダムUCの最終話風にしてみました。

こんな命シーンを再現できるなんて、胸が熱いぜ!
でもすーぱーふみなで再現する意味がないところが少し寒いぜ!!
でも今は冬だから寒いくらいで丁度良いぜ!!!

それは置いといて・・・緑の粒子をばら撒く点は共通なので意外と合っています。
アニメで長期間使用されていたら、このような場面は本当に使われていた可能性はありますし・・・
ただ問題は、こちらの再現にはキットが2個必要です。
サブアームを2体分フルに使わないと、ここまでの長さにはなりませんので・・・

実はこちらはキットを2個持っています。
(前回のような胃薬がどうとかの話ではなく、誤って余分に注文しただけ。)
怪我の功名というべきか、まさかこんな形で役に立つとは・・・ね。

ちなみに手持ちの武器であるビームマシンガンはフォアグリップが握り手の穴よりも大きくて持てないので、両手持ちは不可です。
写真では手に添えているだけです。
ついでに言えば、ビームマシンガン用の左手の握り手はありません。右手専用。


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さすがにキット2個分というのは反則なので、1体分の長さでやってみます。
アーム1本しか本格的に延長できません、ガンダムセンチネルのインコム(有線ファンネン)的な演出で見せたりするのも一つの手です。



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あと銃の両手持ちにこだわる方は、通常の握り手が3ミリの円柱状のものが握れるので・・・この規格に合うSDガンダム系のものなら使えます。
写真はスターウイニングガンダムのマシンガンを拝借。
(いつかはトライファイターズの特集もやってみたいですね・・・)
元のデザインが似ているので違和感が殆ど無いです。

あと写真のように魂ステージも問題なく使用可能です。
安定感、使い勝手共に上がるので・・・さらに派手に飾りたいならこちらの方が良いかもしれません。


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あと出来ればビームサーベルも用意したいところ。
キットのままでは少し寂しいです。
1/144のキットとしては大型なので、MGクラスのサーベルでもいけます(径が合わないので要接着)。
写真はMGのものですが・・・少々長すぎですが、ハッタリが利くので個人的には丁度良いです。




・・・・で、ここからはすーぱーふみなの改造案。
このキットは前述の通り遊び勝手が良く、多くの方が好意的なレビューをしています。

そんな中で、一番面白そうな遊び方をしていることで話題になったのが、以下の「すーぱーるなまりあ」です。

http://sranngurenn.blog70.fc2.com/blog-entry-3671.html
(勝手に直リンしています。問題があるようなら削除します)

記事の通り、すーぱーふみな、RAH版ルナマリア(メガハウス)、当時物のキットのガナーザクウォーリアの組み合わせでとても面白い内容で真似しようと思ったのですが、二番煎じな上にルナマリア以上の素材も思いつかず・・・ついでにメガハウスのフィギュアの多くは頭が取れるように作られてはいないので首を切断することになる・・・・そこまでしてやるべきことか?・・・ということになってあえなく断念。
別の方向で改造案を模索することに・・・・


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すーぱーふみなのキットを脱がせていくと、上記のようになります。
(以降、勝手にライトアーマーと書きます。)
この形態でも、意外と女の子しているのが分かります。


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この状態だと下半身も良く動き、ハイキックのような動作も自然に行えます。
(上着の状態が写真によって変わりますが・・・まぁあまり気にせずに。)
この機体はシールドがそのままスラスターになりエフェクトまで付いているので盾4枚で飾るのも高起動モードと考えればアリかも?
逆に銃4つで重装備というのもいけそうです。

偶然で2個分を使いましたが、2個買いをすれば遊びの幅が広がる印象。
お金に余裕があるなら試してみるのも良いかと。



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・・・で改造案の話に戻りますがライトアーマー時の体型が女の子らしいので、ここを強調する路線でいこうかと。
スカートを履かせる関係で、ウエストが異様に細いのでライトアーマー専用の腹部を製作することでより女性的な体型にしていこうかと。

左が新規パーツ。
通常の腹部にパテ盛りで整形しただけです。
見ての通り、大分ボリュームが違います。



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実際に組んでみると、こんな感じです。
フミナ先輩がむっちりとした印象が強いので、違和感が起きないギリギリの範囲で太めにしました。
個人的には肉感が結構増したと思うのですが、いかがでしょうか?
1パーツだけ変更するレベルの小改造なら、最も効果的に思えます。

反面、胴体がやや短く見えてしまうという弊害もありますので、万人向けではありません。
多少は造形のセンスが必要になる改造なので、全ての方が出来るとも限らないという問題がありますし・・・当然、可動は捨てています。

最低でもフィギュアを壊してしまっても、ある程度は自己修復できるレベルのスキルは要求されるので腕に覚えのある方なら挑戦してみるのも良いかと思います。



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このパーツを組んだ状態でも、武装は普通に付けられます。
違和感は無いですが、特に恩恵があるわけでもないので少し微妙です。
(スタンドに挿すことは出来ますが。)



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以上、すーぱーふみなのレビューでした。
大きさ、造形、可動が全て揃ってさらに低価格がウリの商品のため、オプションはどうしても少なめになってしまうものの、既存のガンプラのパーツの多くが違和感無く使用可のため遊び勝手が良く、ガンプラをいっぱい持っている方なら重武装プランを無限のバリエーションを用意できそうで・・・10年以上前にこのキットがでていたら、オラザクならぬオラふみなで半永久的に遊ぶ方がいたかもしれません。

可動フィギュアとしてもなかなか優秀で、今回のように女の子のフィギュアとして楽しむ方向でも結構楽しめるので、こちらもありかと。
ただ女性フィギュアの素体として本格的に使うには大改造が必須で、もう一声というところも無くはないです。
プレバンでネコミミパーツを追加したティターンズ版なんて手抜き商品を出すのではなく、すーぱーふみな水着バージョン、あるいはすーぱーみらいのような本格的なバリエーションで出してくれれば、素体としても数年先まで使えそうなので・・・単発としてここで終わるのは勿体無い印象も。
なまじ完成度が高いと類似商品も出しづらいというジレンマを感じるところでしょうか?

正直な話、フィギュアライズバストよりこちらの方の発展系を出した方がビジネスとして成功するのでは?と思わなくは無いですが・・・マクロスデルタのようなアイドル衣装だと下半身の方が圧倒的なボリュームになってしまうので、相当な高額アイテムになってしまうので難しいのかも?
ここは「可能性を感じる」という結論で終わらせた方が良いかもしれません。






・・・というわけで、今回の記事はこれで終了です。
エルガイムの記事からデジカメを購入し、撮影にあたっていたわけですが・・・
フィギュアの撮影って予想外に大変な作業で、かなり体力を持ってかれました。

この手の紹介ブログを作っている方々はすごい努力の上でやっているんだな~~と、同じことを自分でやるとひしひしと感じます。
こちらも、いろいろと勉強不足と感じますが、それも楽しめる方がいれば幸いです。


今後の予定ですが・・・またホビー関連になりそうですが、次回は年内~正月のうちに紹介する予定です。
予算、記事のボリュームに関してはホビー関連では最大になると思います。
またその時にブログを覗いていただければ、と思います。

それでは。

ホビー関連:VF-31J ジークフリート(ハヤテ・インメルマン機)レビュー

え~~~~、すみません。
およそ3ヶ月ぶりで記事の更新です。

もし言い訳が許されるのなら、コンバータを諦めた訳でも、ブログにやる気を失ったわけでもありません。
むしろ、ブログを忘れた日は一日も無かったです・・・・

ただ・・・そうはいってもこのブログの性質上、記事には時間が掛かります。
本来は別の記事を載せる予定で、今回のVF-31紹介の記事はその中のおまけで載せるつもりでしたが・・・
製作中にいろいろと拡大したくなり・・・・遂には一つの記事にできそうなボリュームになったので、こちらを単独記事にします。

近況報告等は、また後日に・・・・
こんな自分勝手なペースでやっておいてこんなことを言うのはなんですが、これからもご愛顧いただければさいわいです。

それでは、本文に入りましょう。



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・・・とうわけで、今回紹介するキットですが・・・・

VF-31J ジークフリート(ハヤテ・インメルマン機)です。


今年の春から放送されたマクロスデルタの主役機ですが、6月末に早くも3形態の可変キットが登場しました。
かなり気合の入ったおススメ度が高いキットで、評価も上々。

ただし・・・繊細なキットにギミック満載しているだけあって注意するべきポイントも多く、誰にでも楽しめるか?・・・と言われれば議論の別れるところ。
今回は変形キットの仕様をお手軽かつ最大限に楽しめるようにポイントを押さえていくことにします。


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さて・・・これが今回のキットの完成状態。

作業内容ですが・・・基本的には素組みで、スミ入れ等の基本工作の後、付属のシールを貼って仕上げています。
できればこの上にトップコートで質感をまとめたいのですが・・・変形機体ゆえに要所にABSパーツを使用していて、破損が怖いので現在保留中。

それはともかく・・・ハヤテ・インメルマンの「インメルマン」って何となく悪役っぽい響きのような・・・・インメルマンなんて固有名詞が出てくる作品なんて、他にはラスト エグザイルくらいしか知らないんだけど・・・でもあの作品でも悪役ではなかったような・・・?
(というかむしろラスト エグザイルを知ってる?と問いかけた方が良いのか?もう10年以上前の作品だし。)
この作品、他にもギンヌメール・・・とか妙にくどそうな名前のキャラがいるんだけど、狙ってやっているのでしょうか?
というか、こんなことを考えているのはむしろ俺だけ?・・・だとしたら申し訳ないです。


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キットは同じバンダイ製のキットでも、ガンプラとは異なる繊細さがあり・・・素組みでもスケールモデル並みの満足感を得られます。

機体を下から見れば、このディテール・・・ガンプラのMGとは異なった趣の精密感があり、他社の航空機モデルと比べても緻密さにおいて劣りません。


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バイダイでは最近のスターウォーズシリーズよろしく、同じ内容のシールと水転写デカールの両方が付いていて、技量や手間と相談して選択できる親切仕様になっていますが・・・今回は迷うことなく、シールを選択。

理由は変形仕様のキットにおいてはまず仕上がりの綺麗さではなく強度が何よりも重要だからです。
少しパーツ同士がこすれたくらいで剥がれるようでは話になりません。

とにかく感心したのは、シールもデカールも素材が相当に良いこと。
いくら固着力が強くても今回は貼る面積が大きいため、シールと言えどマークソフター、マークセッターのようなデカールを貼るためのサポートツールは必須。
今回は場所によってシールとデカールの両方を使ったのですが・・・仕上がりが一見して見分けが付かないほどの統一感があります・・・これには驚き。

また水転写デカールの最大の欠点である固着力の弱さですが・・・さすがにシールには劣るものの、なかなかの物と言えるのではないのでしょうか?
マークソフター、マークセッターが必須なのは言うまでもありませんが、これらとも相性が良く綺麗に貼れますし、軽く触った程度では剥がれたりもしません。
ただ・・・そうは言っても幾度も変形に耐えられる域に達している訳でもないので・・・水転写デカールメインで仕上げる方はファイター、あるいはバトロイドに固定して非変形モデルとして仕上がりの良さを追及する方のみと割り切った方が無難です。
本体側に塗装用のガイドラインが入っていない場所も多く・・・模型雑誌の作例レベルを追求する上級者でなければ、塗装も無謀。
実質的には、シールの一択と言えるでしょう。

ただシールを使用した場合でもかなりの仕上がりの良さがある上に、9割以上の要塗装箇所を処理できるので・・・丁寧に仕上げるつもりならば、誰にでもこのレベルの完成状態を望めるのがありがたいですね。



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・・・ただし、塗装が必要な箇所もいくつかあります。
最も顕著なのは、コクピット周り。
人物のフィギュアはもちろんのこと、キャノピーも無色透明です。
キャノピーの塗装は個人的にはエアプラシ推奨なので、ここはハードル高めです。

あとたまに思うのですが・・・バンダイのデジタルグレードの技術を使えば・・・1体500円程度で塗装済みフィギュアの販売など余裕でできそうな気がするのですが・・・何故やらないのでしょう?
フィギュアの塗装はとても面倒なうえ、誰にでもできる・・・とは言い難いので。
(視力が悪い方は、やりたくてもできない方もいそう・・・年配の方ならなおさら)。
500円なら十分商売として成立しそうで評判も上々な気もするのですが・・・・無理なのかな?やっぱり・・・



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折角塗装が必要なのだから・・・今回は模型製作の手間を、細部の塗装に割り当てることにします。

今回はこれだけ派手な色合いの機体なので、製作はアクセントのあるポイントを塗装することでより派手さを高める方向で仕上げています。

頭部、アサルトナイフ、ウェポンコンテナ、ゴースト発生器・・・この辺りが効果的ですね。
メタリックカラーを随所に塗って、模型として密度を高めています。
あまりやりすぎるとおもちゃみたいな安っぽい印象を与えてしまうので、ポイントを押さえて作業するのがコツです。

ナイフ系はストライクガンダムのアーマーシュナイダーよろしく、ロボットアニメでは本体に完全収納という印象がありますが、ジークフリートの場合は形態によっては露出する可能性もあり・・・設定無視で派手に塗り分けました。












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さて・・・今回のVF-31ジークフリートですが、なかなか凝ったデザインだと思います。

まず良いところとしては従来のマクロスの最新鋭であるYF-29デュランダルバルキリー及びVF-30クロノスの延長線上にあるデザインだというのがすぐに解る点です。

というわけで、かつての主役機のデザインと比較してみます。

まずは初代マクロスの主役機、VF-1(フォッカー機)との比較。
その前に最初に断っておきますが・・・

ジークフリートとこれから紹介していくモデルとは、スケールが異なります。

ジークフリートは1/72、他の機体は1/60とひと回りジークフリートの方が小さく見えます。
このため大きさは参考にはならないですが・・そこは何とか脳内補完してください。


写真のモデルはやまと(現アルカディア?)の完全変形の1/60版。
数あるやまとのバルキリーの中でも際立って評価が高いだけあって、安定した仕上がりです。

同じ3段変形の機体でもデザインにはかなりの差異が伺えます。



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続いてVF-2(「2億年前のように静かなアニメ」マクロスII:バンダイ1/100プラモデル版)。
このキットのみ例外で1/100で、VF-2の方がふた回りは小さいので(実寸はVF-1とほぼ同等)・・・脳内補完頑張ってください。

さて・・・マクロスシリーズの中でも無かった事にされつつあるマクロスIIの主役機、VF-2ことバルキリーIIです。
今の基準で見るとかなり適当な内容だった気もするし(「2億年前のように静かだね」というぶっ飛んだ歌詞のOPくらいしか今となっては殆ど覚えていないが)、しかもOVA作品にも関わらず作画に至ってはヤシガニ級だったような・・・まぁ、仕方がないのかも?
(スパロボでも時期が近いマクロス7、マクロスプラスは頻繁に出てくるのにマクロスIIは殆ど見ないしね・・・)

さてVF-2ですが、一言でいうなら流行のラインから外れてしまったコンセプトカーのようなデザイン。
決して格好悪いわけではないものの、中途半端な未来感を植え付けたせいで無個性で、やや面白みに欠ける印象も。
そんな感じであまり人気が無く、立体化の機会も乏しいです。

今回の写真で紹介している1/100は、バンダイで唯一キット化されているアイテムで・・・評価は賛否両論といったところ。
24年前に発売されたアイテムだけあって・・・パーツの構成はほぼ全てでいわゆるモナカ組みで、合わせ目処理が全身にわたって必要。
色分けも中途半端な感じでHGUCシリーズのような大量のシールでのフォローも無くはないが、乏しい。
またタカトクの変形バルキリー等の影響か?バトロイド時の脚が短めで、やや不恰好な印象も・・・

反面・・・定価2,000円という低価格でスーパーアームドパック装備及び3段変形に実現・・・と、馬鹿にならないハードルの高さをクリアするためにさまざまな努力の後が伺える。

スーパーアームドパックは分離不可にすることでパーツの数を抑え、各形態別に股間のパーツを差し替えにすることでさらにパーツの数を減らしている。
このため見た目よりはるかにパーツは少なめで一気に完成まで組むことができ、差し替え変形ゆえに変形作業は結構簡単で、少なくとも今回の記事の中では最も早く変形できる。
間接も当時のキットのレベルから見れば十分な程よい固さ・・・と悪いところばかりではない。
着陸脚の後輪は差し替えなしで本体に収納可能ですし・・・

写真のキットは当初はいわゆる簡単仕上げ的な処理で済ませようとしたものの・・・成型色が明るすぎて安っぽいので、リアル系のガンプラやアメリカ軍の現行の車輌の色に塗り替え、シンプル過ぎでデザイン的に死んでいる部分を塗装でアクセントを付け、さらに仕上げ時にデカールを大量に追加して・・・2010年代の基準に近づけています。

手間としては結構掛かるものの、ここまでやれば最新のキットと比べても見劣りはしません(ファイター時限定ですが)。
大型のレールガンのおかげで1/72と比べても迫力であまり見劣りしないのも良い感じ。

足に関しては・・・脚部の複雑な構造を考えれば延長処理はやりづらいので、いっそのこと足首の大型化などを考えるか、あるいはバトロイド時はスタンドが飾ることを前提にして、足を深く曲げるポーズとかで長さをごまかすとか・・・

VF100's、VF Hi METAL等の1/100基準でマクロスのアイテムを集めている方には、おススメできると思います。
(十分に手を加えることができるスキルが必要ですが)。



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続いてVF-19改 ファイアーバルキリー(マクロス7:バンダイ1/100プラモデル版)。

以前の記事からの追記です。

マクロス7だけ主人公機が出ていないのが気になったので・・・追加としてファイアーバルキリーの写真もアップしておきます。

後述のYF-19とVF-19改は細部は異なるものの基本的に同型機なので・・・という理由で飛ばそうと思ったのですが、マクロス7だけ出さないというのもね・・・

VF-19改はアニメでの登場はこちらの方が先ですが、開発経緯としてはYF-19の後継機というよりは・・・特殊な用途に特化したバリエーション機ともいえる機体です。
主人公の熱気バサラが戦場に割り込んで自分の歌を聞かせるために登場する「歌うための戦闘機」で、それに合わせて武装の殆どを排除するなど機体の仕様を変更した機体です。

良くも悪くも熱気バサラは空気を読まずに独自の主張を貫く熱血バカなので、シリーズ中の主人公の中でもファンの間でも評価が分かれるキャラで(実際、始めは自分もバサラが大嫌いでしたし)、ファイアーバルキリーも軍事色が全く無い異色な機体であるためか、
当時は拒絶反応を示した方も結構いたようです。
このためマクロス7のスパロボ参入も放送終了から10年以上経ってからの参加など結構時間が掛かりましたし、ファイアーバルキリーの立体化もそれ程恵まれていないなど・・・マクロスIIとは別の意味でファンからの評価が分かれる作品となっております。

ただ・・・こちらはバサラやファイアーバルキリーに関しては、今では嫌ってはいません。
きっかけはスパロボに参入した際・・確かに戦うことは殆どできない訳ですが、歌による士気高揚効果は圧倒的で、サポートキャラとしては超絶優秀。
バサラがいるだけでも自軍の戦力が大幅アップするため、問答無用でスタメンに起用しています。
こうやってプレイヤーキャラとして使っていれば嫌悪感などは自然に薄らぎ、今ではこれはこれでアリなのだろうな・・・と思っています。

ファイアーバルキリーはこのような作品や主人公の影響もあってか、TV版アニメの主人公機としては立体化の機会が多くありません。
逆に言えば評価の高いアイテムはプレミア価格が付く傾向があり入手がしづらいとも言えます。
最も評価の高いやまと(アルカディア)の完全変形版は4万円前後なため・・興味本位では到底手が出ない価格です。

そこで今回は放送当時発売された、1/100キットのメッキバージョンを購入し作ってみました。
定価2,500円ですが、今でも定価付近の価格で入手可能です。
20年以上前のキットだけあって大味な印象はあるものの、バルキリーIIよりは大幅にパワーアップしていますし・・・細かいところで小技が効いているため、そう馬鹿にもできないアイテムです。



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ちなみに同スケールのVF-2との比較。
レールガンがあるのでそれ程のサイズ差は感じませんが、本体だけなら大人と子供くらいの差があることが解ります。



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で、YF-19と比較。
YF-19が1/60のため同型機の1.5倍のサイズ差は相当なものです。
プロポーションもこう見るとかなりの解釈の違いが見受けられますが、どちらもなかなか悪くないと言える
のではないでしょうか?



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例によってコクピット周りは無塗装ですが・・・1/100ながらバサラはしっかりギターを持っています。ジークフリートのパイロットの出来は悪くはないですが、こちらの方が好印象。
あと着陸脚は全て収納可能なだけでなく、コロコロ走行も可能。
ミニカーみたいに車輪が回るため、普通に手で持って走られます。
昔の超合金系のアイテムで非人型のものは異様にコロコロ走行にこだわっていましたが・・・やまとやDX超合金バルキリーでもこちらは実装されています。
実際、飾る際に位置の微調整がやりやすいので案外実用性もあったりするわけですが・・・プラモデルでコロコロ走行が出来るのは珍しいです。

反面、変形は多くの部分が差し替えと残念な部分がありますが(ファイアーバルキリーは頭部が大きいせいか完全変形は相当難しいとは聞きますが)、ファイター時のプロポーションはなかなかのもので、当時物としてはかなり優秀です。

何よりメッキの色合いが最高です。
見方によっては下品なくらいの派手さですが、バサラというキャラに合わせるのなら最高にクールなチョイスだと思います。
色に関して言うのなら、ファイアーバルキリーではこちらが最高峰であるといっても過言ではないでしょう。
という訳で、低価格という点も合わせて意外とおススメできるアイテムです。

大きさも・・・1/72とでは1.4倍差とふた周り以上の縮小されているはずなのですが・・・ジークフリートとあまり差がありません。
どれだけ大きい機体なんだよ・・・
これでジークフリートの半額で入手可能なのだから、こうやって並べて飾るのもアリかもしれませんね。



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続いてYF-19(マクロスプラス:やまと完全変形1/60版)。

何というか・・・デカイです。
スケールが違うとはいえ、これだけ大きさが違うとこれで本当に合っているのか?
・・・と思ってしまうくらいの差です。

これほどの大きさが違うのは、防御用の装備が異なるからです。
YF-19、VF-19改ともに最新型の防御兵装であるピンポイントバリアの小型化を成功させ、初めて戦闘機に実装した機体のため、ここまで大きくなりました。
いくら小型化に成功したといっても、もともとが大型艦艇用の装備のためかどうしても限界があるようです。

YF-19はこのため高い防御力を誇り、フォールドブースターを装備すれば単機で亜空間航行も可能なため移動力も最高クラス。さらには反応弾も装備可能のため・・・YF-19単機で戦略兵器となりうる特殊仕様機と言える存在になっています。

余談ですが、このYF-19を変形させたことは1度も無いんですよね・・・・
やろうとすると、必ずどこかが引っかかって・・・
というわけで、今回も変形は無しです・・・・悪いかよ?



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続いてVF-0(マクロスゼロ:やまと完全変形1/60版)。
元々VF-0はVF-1よりも大型の機体という設定はあるものの・・・こうして比べると、かなり大きいですね。

やまとのVF-0は同社の中でも評判が良いことで知られていますが・・・元の樹脂の成型色が白とは呼べないレベルのくすんだ色であることが最大の欠点と言われています。
(アルカディア版ではこの点も改修されていますが、価格がね・・・)

そこで今回は写真撮影に合わせ、白を全面的にリペイント。
大型機ゆえに手間は馬鹿になりませんが、実際に行えば本来の造詣の良さがよりはっきりと表れ、かなり見栄えが良くなります。

これだけ高価格の商品だと付属されているのがシールだけではなく水転写デカールも付けて選択式にしても良さそうな気もしますが、リペイントをすると潰れそうな箇所もしっかりシールで補えるようにするなど、構成そのものはかなり良い感じです。

やまとの製品は全体的に成型色に難ありという商品は多いものの、リペイントでフォローしやすい構造も多く・・・上級者なら、挑戦してみると良いかもしれません。
昔の商品で元が日焼け、光焼けしやすいために、そろそろリペイント推奨の状態のものも多くありそうですが・・・



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今回の記事の趣旨とは反しますが、折角なのでVF-1との比較も・・・
さすがに、これは外せません。

それにしても・・・同スケールでこれほど大きさが違うとは驚きですね。
長さだけで言えば、VF-0は1.5倍ほどもあります。
今回の記事の中では間違いなく最大のサイズです。

・・・ただ両機とも艦載機という設定だと、これほど差があると同じ運用ができるのだろうか?とか気になります。
これほど大きさも違えば空母内のエレベーターに大きさ、重さともに載せられない可能性もあります。
となれば、通常の空母では対応できずVF-0を運用する場合は、搭載する艦艇まで新規に製造せねばならず・・・最終的には空軍、海軍ともに大改革が必要になるかも?

さすがに現場レベルのクレームの相当数挙がると思われ、軍としてはVF-0の小型化が緊急課題となり、急遽VF-1の製作が決定された・・・

こんなバックストーリーがあるかどうかは分かりませんが・・・VF-0のリペイント作業が予想以上に時間が掛かったせいか、自然とそんな話を妄想してしまった・・・・・
これも製作中の楽しみの一つだから、良いんですけどね・・・・

初代マクロスよりも前の話ということもあり、スパロボ等のメディアではなかなか出てこない感じですが、マクロスIIと違い固定ファンは結構いそうな気はしますが・・・
(半分はキャラ人気だとは思うけど)



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続いてVF-25メサイヤバルキリー(マクロスF:DX超合金リニューアル版)。
ついこの前まで最新作だったはずなのに・・・今ではスパロボを始めやたら出るようになってしまって古株の印象すらあるマクロスFの主役機。
個人的には初代の変形思想を受け継いで、尚且つ既存の戦闘機のデザインから脱却して未来的なデザインラインを取り込むことが出来た最初の機体という印象があって傑作のデザインであると思います。
(異論は大いに認めます。)

ただジークフリートと比べるとデザインの意匠が大分異なります。

リニューアル版の超合金はデザインがシャープになり、今回の写真のようにスミ入れを軽く行うだけでスケールモデル的な満足感が得られるという、マクロスの立体物の中でも至高の一品。
・・・ただ本体だけならともかく、スーパーパーツ等のオプションが高価で手に入りにくく(この辺りからバンダイは転売厨にやさしい阿漕な商売が活性化した印象も)、変形も部品の噛みあわせがタイトなため塗装が剥がれやすいため、ガシガシ遊びたい方は旧版の方が楽しめるのかもしれません。
仮に壊しても、安価で代用品が手に入りそうですし(笑)。

とはいうもののリニューアル版は本当に優れた商品なので、今からでも手にとって頂ければ・・と思います。
超合金系のアイテムの中でも、かなり上位に来るアイテムだと個人的には思うのですが・・・



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続いてYF-29デュランダルバルキリー(マクロスF劇場版:DX超合金版)。
アニメ媒体ではこの機体が最も新しい機体であり、各所の意匠もジークフリートに近いです。
(写真ではそうは見えないところもあるかもしれませんが、手に取れば解ります。)

さてこのYF-29、こちらが知る限りに於いては・・・・

最も美しい超合金

と言えるのではないでしょうか?
華のような鮮やかなカラーリングと流麗なラインは、芸術の域に入っていると言っても過言ではないと思います。
優れている、というより美しいという形容が最も似合っている超合金であると思います。

反面、変形においては非常にタイトで、とてもスムーズな変形どころではありません。
何というか、1ミリの妥協や余裕も許さないという・・・ある種の狂気すら感じる異様さがあります。
この部分もまた、芸術的な評価を印象付ける側面であると言えます。
正直な話、変形をさせようとする度にビビッてしまうのは自分だけでしょうか。
(実際、一歩間違えれば損壊させてしまう恐れもあります。)

惜しむらくは劇場版専用と言うこともあってか、変形可能なモデルがこのDX超合金版しかないために普及しなかったこと。
せめて変型判のプラモデルが出てくれれば・・・・
このような入手のしにくさも手伝って、儚げな印象のある機体です・・・でも手に取る価値は十分にあると思います。

VF-30クロノスは持っていませんが、ウェポンコンテナ辺りの意匠がジークフリートに受け継がれているような印象があります。



逆に悪い点を挙げるとするなら、思いのほか無個性の印象があること。
1ミリの余裕の無い内部メカの緻密な設計は、YF-29デュランダルバルキリーのそれを髣髴させるものがあります・・・が、全体的にはどこか大人しく纏まっていてこの機体ならではの特徴というものはそれほど感じません。
(基本的には量産機なのだから、それは誤っているとは言えませんが・・・ちなみに一般機はアメリカ軍のようなグレーに塗装された、シンプルなカラーリングです。)

YF-29などは見るからに特殊仕様であることが伺えるので、それと比べれば一般的な機体に落とし込んでいるデザインは明らかに正解と言えるのですが・・・VF-31ならでは、というのがあればさらに良かった・・・こちら側も欲をかき過ぎなのかもしれませんが、主役機ならでは・・・というのがもう少し欲しかった気がします。

マクロスはガンダムと異なり劇中での主役機交代とかはあまりやりませんが、代わりにスーパーパックなどのオプションパーツで魅せるといった演出は得意なので、そちらにも期待したいところです。













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文章の途中でいきなり評価を下してしまって、本文のバランスが崩れてしまっているような気もしますが・・・VF-31は変形機体です。
というわけで変形状態のレビューに続きます。

というわけで、次はガウォークです。
ある意味、VF-31で最も優れた側面を打ち出している印象もあります。

なんか一番強そうに見える

内装火器が全て使用可能になっている状態のため、格闘をしなければこの状態が一番強そうな印象があります。
YF-29辺りからこのアイディアは実装されているので目新しくはないと思いますが、なかなか悪くないと思います。
何より3形態それぞれに変形する意味が出てきますので。
・・・あ、ただ模型としては最も安定性が悪いので飾る際にはスタンド必須で(笑)。



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ここからは近年の機体での比較を中心に。
ラインが受け継がれている・・これはファイターよりもガウォークの状態で最も顕著に現れます。
VF-25、YF-29にアサルトナイフを収納したシールドが付きますが、バルキリーでシールドの有用性はあまり無さそうなので、ナイフを腕部に収納、腕により大型の火器を取り付けられるようになって実用性は増したという印象があります。

ちなみにどの機体も安定性が悪く実際にはスタンド必須なのも受け継がれています。
・・・そこは受け継ぐ必要は無いかと(笑)。







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そしてバトロイド形態。
マクロスは変形ロボットアニメの中でもロボットがメインの形態ではないという極めて珍しい特徴がありますが・・・結構メカが随所に露出していて格好良い印象があります。
反面、正直弱そうですが・・・(笑)。

格闘も含めた敵に止めを刺すにはこの形態が適しているのでしょうね・・・
ミサイルを使わずにドッグファイトで戦うのなら・・・が前提ですが。



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ここでも近年の機体と比較。
標準的なVF-25、重武装に徹したYF-29、両方の意図を汲み取ったVF-31と結構差が見受けられます。

バトロイドは素立ち以外の状態ではバランスが相当悪い(特に接地性悪い)ので、ポーズをつけて飾りたいのならどの機体においてもスタンドは必須です。
デザインの特性上、今後も変わることはないと思われます。



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稼動範囲は普通。
膝、肘ともに90度ほどで・・・手足の長さのバランスも人体とは異なるので、格好の付くポーズが限られます。変形の仕組みの都合上、腰も全く動かせませんし・・・・

写真のようにガンポッドを正面に構えるポーズは実は結構苦手で、それらしく見えるようにするので精一杯です。
ただ・・・バルキリーではそれほど派手に動かしたポーズで飾る方は多くはなさそうなので、これで十分なのかもしれません。



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ついでにアサルトナイフを装備しているショットも・・・
ただ・・・刀身が短すぎて、はっきり言って迫力不足です。
これならガンポッド辺りをバットのように振り回した方が戦果としてまだ期待できそうです。



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・・・・というわけで、バトロイド3機で。
バトロイドはメカメカしい雰囲気が強く出るので、ファイターとはまた違った魅力がありますね。
一瞬、おもちゃであることを忘れてしまうような密度が素敵です。

まぁ・・・こんな剛性の低そうな機体で格闘はいくらなんでも無理がありすぎですが(笑)。









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・・・・というわけで、最後は歴代バルキリー一斉ショットで終了。
これだけバルキリーが揃うと、さすがに壮観ですね。
(この記事のために結構、散財したから余計に(泣))。

さらに言えば、場所の取られ具合も半端じゃないです!!!
この7機を並べるには、1メートル四方は必要になります。
前回のエルガイムに登場した期待全部を並べても、ここまで場所を取りません。
新たに「マクロス部屋」を用意できる方でないと、永続的に飾るなどとても無理な話。
・・・何気に信仰心が試されるシリーズになってしまいましたね。



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ついでなのでおまけのショットとして、VF-1を中心にショットを。
生粋のマクロスファンなら、これが一番正しいショットなのかも・・・・
このままシリーズが続いたら、巨大ジオラマ並みのスペースが必要かも(笑)。



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さらにおまけにVF-2中心で・・・
こうでもしないと永遠に脚光を浴びないかも?と思うと可哀想になってきた・・・
あとこの機体だけちんまいので・・・・こういう角度で撮れば、少しは大きく見えるかも?
どうでしょうか・・・・・


キットの総合評価は・・・

極めてよくできている

こう言っても良いと思います。
全体的に緻密でギミック豊富、さらに完全とはいかないものの・・・それは本当に細部だけで、主要なメカニックの部分は完全と言って良いレベルの変形機構を有します。
これらの仕様はとてもハイレベルでまとまっていて、2016年で最も印象の残るプラモデルと言えるでしょう。

ただ・・・この機体でいろいろと遊びたい、と思っている方には・・・・

2個買い推奨

確かに繊細にできていますが・・・それ故にギミック優先で強度の確保を得ているガンプラよりも、強度的には弱いです。
また繊細な見た目と強度の両立を図るためABSパーツを多用して、確かに効果はありますが・・・同時に塗装とは相性が悪いです。

例えば膝の裏側に着陸脚が収納されているという凝ったギミックがありますが・・・ファイター時に見えている部分だけシルバーで塗っていたのですが、片方がポッキリ・・・それも数箇所破損してしまいました。
(片方は普通に塗装が成功していますので、必ずこうなるわけではない。)

また変形機体の特性上、パーツ構成も複雑で一見してその部品の役割が分からないものも多く・・・こういった箇所は説明書とにらめっこして慎重に取り付ける必要があります。
「あ、向きが逆だった!」・・・と思って外して付け直すことは当然できますが、小さなABSパーツはそれだけで間接の保持力が落ちてしまった箇所もあります。
・・・・くれぐれも慎重に組み立てましょう。

そしてハヤテ機限定で最も気を使わなければいけないのは、頭部のアンテナ(B-25)。
このパーツが最も破損しやすいです。
取り付けは容易ですが、ファイター時に露出するため・・・変形しようとして機体をひっくり返したら、そのときにポッキリ折れる可能性が十分あります。

バンダイのプラモデルらしく、この部品だけ注文することも可能ですが・・・こちらも注文してみたら、この部品だけ在庫切れで断られました。
恐らくは、他の方でも破損されている方がいるのでしょう。
こちらとしてはこのパーツこそABSで成型してほしかった・・・・
というか、定価を少し上げてもいいからホワイトメタル製にするか、軟質素材の予備パーツが欲しかったです。

アラド機など他の機体はアンテナの形状が異なるため、ハヤテ機ほどのストレスは無さそうですがハヤテ機に関しては、このパーツの破損のしやすさが最大の欠点といえます。
(こちらは変形時は折れるものと覚悟して接着剤を傍らにおいて、とにかく無くさないようにアンテナを常に意識しています。)
ちなみに他の部品に癒着しやすい箇所のため、瞬間接着剤は非推奨です。

細かいパーツも結構あって、変形時にはよく取れる部品もありますし・・・シールやデカールも失敗したときのことを考えて予備が欲しい。

そんなこんな考えるのなら、もう1個予備として購入したほうが安心します。
場合によっては2個とも製作して片方はファイター、もう一つはバトロイドに固定して組み上げる・・・恐らくはこれが最も有効な変形対策であると言えます。

こういった感じで神経を使うキットなので・・・繊細な方なら胃を痛める可能性もゼロではありません・・・・こんな方にはもう1個予備を買うのが最高のリラックス効果を高める「胃薬」になるかもしれません・・・いやマジで。
そう思った俺は、生まれて初めて模型店で「胃薬」を買ってきたぜ・・・効果抜群でしたよ(笑)。

これ以上の品質を求めるならDX超合金版の購入がベストなのですが・・・・既に転売厨が沸いてプレミア価格。
バンダイは実質、転売屋要請機関になってしまっているね・・・・
せめてプレバンで「再販希望商品投票」でも行って上位は再販を決定するようにでもしないと誰も納得しないわな・・・
やったらやったで、組織票でゆがんだ結果になりそうな気がするからいろいろと微妙ではありますが・・・・

・・・こういった感じで、DX超合金版を買うぐらいなら「胃薬」を5個ほど買えるのでへーきへーき!

・・・なんか自分で書いていて、これでこの商品買う方がいるのだろうか?と不安にはなりますが・・・・それでも不安や不満より満足感を覚える方が多いからこそ、Amazon.com辺りでも納得の高評価が付いているわけで・・・・とにかく迷っているのなら、買ってみると良いよ!・・・できれば「胃薬」も(笑)。




それでは今回はこの辺で。
近況記事は、近いうちに書こうと思います。
ネタは・・・たまる一方なので。

それでは、夏の暑さに負けず頑張りましょう!
俺の職場・・・冷房無いし(泣)。


ホビー関連:重戦記エルガイムpart II:ポセイダル軍編


さて・・・前回の記事から結構時間が経ってしまい申し訳ないです、HARUです。
今回は次回の記事の続きです。
お待たせはしましたが、その分ボリュームもあります。
それでは、はりきって参りましょう!!

まずは・・・記事作成時に参考にした書籍の紹介と、用語解説の追記からです。


関連書籍紹介(追記版)

重戦機エルガイム 私の名はギャブレー
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1985年にアニメージュ文庫として発売されたムック本。
題名の通り、ギャブレーの視点で書かれたエッセイ集といった印象が強い。

B6版サイズで定価380円という小振りなサイズに見合って情報量としては心もとない内容だが・・・巻末に載っている短編小説「白いヘビーメタル」は重要。
恐らく公式では唯一のTV本編終了後の物語です。

ダバや反乱軍の面子は出てきませんし・・・話の内容も少々ぶっ飛んではいるものの、彼らの今後が見れるのはそれだけで意味がある。
登場人物の紹介に添付の写真はこの本から撮影しているのが多いので、気になる方はどうぞ。
今でも比較的安価で手に入ると思います。

さてここで問題です。
この本の表紙に書かれているキャラクターの名前を全員言えるでしょうか?
(実は結構難易度が高いです。)
即答できれば、貴方はエルガイム博士です。頑張りましょう。


用語解説(追記版)


SLS(スターライトシャワー)

対レーザー兵器用の防衛システム。
SLS影響下ではレーザーが湾曲してしまい、用を成さなくなる。
ただ膨大な電力が要求されるため、相応の設備や準備が必要。

レーザー兵器の比重が高いペンタゴナワールドに於いては画期的な防御システムなのだが、利用される機会はあまり無かった・・・それなのにわざわざ用語解説に載せるのは、理由がある。
「スターライトシャワー」・・・・これはEDの曲名である。
どういう経緯で、レーザー防衛システムが、あんな味のある歌になったのか・・・誰か知っている方がいたら、教えてください。


バイオリレーション・システム

特定の人物に、永遠の若さを与えるシステム。限界まで使えば体力も衰えず、従来の能力以上の身体能力を発揮できる。

ただその代償として、さまざまなものが犠牲になるようなのだが・・・それが何なのかは、実はよく解らない。
システムの悪影響で周囲を巻き込んだ場合・・・肉体があまりの負荷に耐え切れず、砂状になってしまうほどの急激な老化現象が起きるようだが・・・何をすると巻き込まれるかという説明が無いので、詳細不明。

またアマンダラがバイオリレーションが十分に機能している間は声が若々しく、いきなり殴られても怒ることなく相手の力量を静かに観察するほどの相当に余裕があった人物であったが、機能が切れかかると精神的に余裕が無くなり、声まで変わる。

小説版では同じバイオリレーションを受けているのにポセイダルはスヴェートから移動不可であるのに、フル・フラットは自由に移動可・・・など詳細は不明(原作(TV版)は全員自由に移動可能)。

維持する上で尋常ではない電力が必要と思われるため、戦後は禁忌の技術として封印されると思われるが・・・



重力制御システム

エルガイムの世界では、「空」に対しては比較的自由な行動を取れるとは前回の記事で書きましたが・・・それを裏付ける設定がこれ。要は動力そのものが現代社会とは異なっているというわけです。
ヘビーメタル用にはスーパーフロッサーという装置があり、こちらを搭載している機体は飛行可能。                                                               
恐らくはA級ヘビーメタル専用だとは思いますが・・・・詳細は不明。

ペンタゴナワールドでは、最終回から数年には何とワープエンジンまで実用化されるようなので・・・古代の技術の恩恵でしょうか?・・・・ダバやポセイダルの争いは何だったのだろうか?という時代になるのかもしれません。



あと用語ではないですが・・敵側の主役、ギャブレーとその仲間たちの紹介も先に載せておきます。
この場所に置くのが最適解のような気がしますので・・・


ギャブレット・ギャブレー
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主人公のライバルキャラであると同時にもう一人の主人公である。
立身出世を願い、ポセイダル軍に入隊するためアローンに乗って旅に出る。

性格は一言でいうなら、キザでクールだが熱血漢で真面目で尊大で素直で情に厚く、惚れっぽい。
え、訳が解らないって?
安心しな・・・俺もだよ。
ただとりあえず天然ボケで、割りと子供っぽいのは確かである。
喜怒哀楽が激しいため、とにかく見ていて飽きないためか・・・主人公のダバを凌ぐほどの人気があった。

最初の出会いは、華麗なる食い逃げ。
ギャブレーが勝手にダバの食事を盗み食いして、そこから縁が生まれたのだが・・・ダバが後に「仲間になれたかもしれない」と述懐しているが、それがこの食い逃げで駄目になってしまった。
「食べ物の恨みは怖い」とはまさにこの事なのだろう・・・・・多分。

その直後にリーリン一家ダバを付け狙っていた山賊、リーリン一家に加わったが・・・初戦で頭領ミヤマ・リーリンが部下のハッシャ・モッシャに殺されると、リーリン一家の頭領になり、ふとしたアマンダラとの出会いで認められ、山賊たちもまとめてポセイダル軍に入隊する。
当初はチャイ・チャーの部下だったがネイに認められ、やがてヘッドハンターという一種の独立愚連隊として新鋭艦スレンダースカラを預かり、遂には13人衆にまで抜擢されるまでに至る。

能力だけで言えば戦士としても指揮官としても優秀ではあるが、行く先々で問題を起こし上司からも部下からも悩みの種となる。
クワサン・オリビーに惚れてしまい、近衛軍とギワザ軍の間を行き来したがあまりに日和見で裏切りまくったためにどの勢力からも信頼を失ってしまう。
ただそこまでの状況に陥っても戦局が混乱を極めたせいもあってか?処刑されるわけでもなく戦力として遇され続けるのだから、ダバとは別の意味で「奇跡の人」である。

最終決戦では全ての勢力に見放され動けずにいたが、クワサンを助けたい一心で反乱軍に寝返る。
ただ精神が完全に崩壊したクワサンを支えることはできないと悟ったのか、自ら身を引いた。

乗機はスペース・リスタ(マシンナリー)、アローン、グライア、バルブド、バッシュ、アシュラ・テンプル、グルーン、アトール・・・つまりオリジナル等の特殊な機体を除けばほぼ全機種に乗っている。
A級に乗ってからは、自爆目的で特攻したアシュラ・テンプルを除きほとんど撃墜されていない。
確かに優秀には違いない。

ポセイダル打倒後は・・・ポセイダル、ギワザ打倒の立役者だけあって新政府の重鎮になるものの、裏切りの連続の経歴も知られていて疎まれていたのも確かで、それ以上に文官が勤まるようや性格でもないため・・・自ら進んで(というより全てを放り出して)、不穏分子の討伐等を任務とした独立部隊のリーダーになる。
そこでついには異星人の邂逅を果たす・・・って、どこまでも人騒がせな奴である。

小説版ではより慎重で義に厚い人格になり、ギワザが最終決戦前に倒れたことにより自らが反乱軍打倒の急先鋒となる。
最終決戦で反乱軍のスターダスト作戦が功を奏して瓦解する正規軍であったが・・・ギャブレーはその中でも逆転のチャンスを窺っていた。
そして補給衛星メッタを首都スヴェートに落として反乱軍を一掃するという賭けにでるが、ポセイダルが既に死亡していて敗北を悟り・・・せめてダバの一騎討ちを臨み、ダバもそれに応えた。
だが崩壊するスヴェートの瓦礫に巻き込まれ、生死不明となる。

そしてUNDER THE SUNZでは・・・なんと全く登場しない。
エルガイムのファンを自称する作者だが・・・かなり思い切った判断である。

キャラクターデザインのモチーフはイエスのベーシスト、クリス・スクワイア。
デザイナーの永野護が尊敬し、自身の愛称ともしている人物である。
ポセイダルとギャブレーに関しては、永野氏を語る上では切り離せない存在なのだろう、きっと・・・・・


イレーネ・イルス
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ギャブレーがネイの元を離れ、ヘッドハンターに任命された際に供与された・・・女性のみで構成されたミサイル巡洋艦プラネット・ボマー「スレンダースカラ」のキャプテン。
いかにも永野氏らしい髪型がトレードマーク。
始めはギャブレーはイレーネだけでなく艦のクルー全員から距離を置かれて・・・というより嫌われていた。
ギャブレー本人が何を考えているか判らないキャラだし、階級はイレーネの方が上なのでさぞ不服だったのだろう。

ギャブレーの奇人レベルの振る舞いに呆れて苦労も耐えなかったが・・・それでも徐々に才能を認め始めて、表立った批判は無くなった。
単身で反乱軍へ向かったギャブレーに対して、最終話で「最後のご奉公」として戦略ミサイル、プラネット・ボンバーをギワザ艦隊に発射、この攻撃が元で戦局の優劣が逆転し反乱軍の勝利のきっかけを作った。
ギワザ打倒の本当の立役者は、イレーネかもしれない。

ポセイダル打倒後はギャブレーから離れ、新政府の反対勢力の討伐任務に当たっていたが、文官任務から背を向けたギャブレーと再会し行動を共にするようになるが、その時にはわだかまりは完全に消えている。
ちなみに自分の座席にピンク色の象の貯金箱を収納しているが、こちらもデザインが一部変更のあと、商品化もされている。
それ程目立っていなかったような気もするが・・・売れたのだろうか?


パメラ・ビロレッジ
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ネイからギャブレーの監視をする任務を受けたスレンダースカラのブリッジ要員で、任務のために色仕掛けで迫ったこともあった。
そんな日々が続くうちに本当にギャブレーに好意を抱くようになり、50話で真意が判らないフル・フラットの元へ赴くギャブレーの護衛役を自ら買って出る。
そして実際にギャブレーは襲撃され、脱出時にパメラは胸を銃で撃たれ死亡する。

TV本編ではこのまま終わるのだが、その後サートスターでフラットの指示で蘇生手術を受け成功、戦争終結から2年後にギャブレーと再会する。
男に弄ばれた・・・と自らを悔やむだけあってか?女性には異様に寛大なフラットらしい話ではあるが・・・・
感激のあまりギャブレーに抱きつくが、蘇生処置の影響で怪力になってしまったことを忘れ、意識不明になるまで締め上げてしまう。
その後はギャブレー、イレーネとうまくやっていると思われるが・・・


ハッシャ・モッシャ
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ミヤマ・リーリン
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ハッシャはギャブレーと意気投合した山賊、リーリン一家の手下だったが自身がボスに成りたくて3話で頭領ミヤマ・リーリンを殺害するが頭領の座はギャブレーに奪われ逃走する。
その後一時的に反乱軍を去ったアムと合流し反乱軍に参加するが裏切り、今度はギャブレーの部下となる。
ギャブレーはリーリン殺害の事実を知った上で、ハッシャを部下として引き入れる。

ギャブレーはハッシャを高く評価するわけでは無かったがハッシャはまんざらでもなかったらしく、ギャブレーが危機に陥っているのに救出する気がなかったスレンダースカラの中で単独で救出に向かおうとしたこともある。

裏切りだらけの人生で誰からも愛されているわけでもなかったが、悪運の強さだけなら天下無双のレベルで遂には最後まで生き残る。
その後はギャブレーやイレーネと再会を果たし、再びギャブレーの部下になる・・が誰も呼んでいないのに手違いでこうなってしまったようだ。・・・・最早腐れ縁としか言いようがない。

小説版ではリーリンを殺害しておらず、リーリンと共にギャブレーと共に行動する。
ギャブレーが消息不明となった後も、リーリンの元にいるようである。

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ミヤマ・リーリンが嫌いなわけではないのだがTV版では死んだおかげで、敵討ちを狙う可愛い娘さん(ミヤマ・アスフィー)が出てくれるので・・・こちらの出番が無くなってしまったのが残念である。



さて・・・・今回のポセイダル軍の紹介は基本的に登場順です。
これはエルガイムを見ていた方でも見てない方でも、物語の流れをある程度追えるから結果として読みやすいと思ったからです。
(ただしグライア→グライア・ノーダのような系列機は敢えて並べてあります。)
また反乱軍編と同様、その機体に馴染みの深い人物は合わせて紹介する形になっております。
かえって読みずらく感じる方もいるかもしれませんが、今回の記事の基本は模型の紹介なのでご理解頂ければ幸いです。



アローン
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ペンタゴナワールドでは、恐らくは最も普及しているB級ヘビーメタル。
物語の中では、一番の雑魚な印象がある。
ただ・・裏を返せば普及している分だけ機体のバリエーションも豊富で、特に正規軍で採用されている機体はチューンナップも施されているため、乗り手次第ではあなどれない。

どうでもいい話だがアローンとは英語では「alone:独りぼっち」という意味の言葉があるため寂しげな印象があるが、この機体の綴りは「allone::all(全て)をone(一つ)に」と書かれているようにも見える。
雑魚の割には、何だか偉そうである。

初登場は第3話、ギャブレーが親戚筋からお金を借りまくってようやく手に入れたアローンでエルガイムと対決。
性能差も物ともせず頑張ったが結局破れ、アローンはスクラップに・・・
普通ならここで借金まみれで大きく落ち込むところではあるが、そこはギャブレー。
その程度では落ち込まず、むしろ組んだ山賊の頭となって、更に正規軍に入隊まで果たすのだから只者ではない。

アローンは見た目が殆ど変わらないゴロンゴが味方として登場するためか敵側で出ることは次第に減っていき、終盤ではほとんど敵方として出ることはなくなる。


ゴロンゴ
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アローンはバリエーションが豊富と述べたが、派生機種として最も有名な機体。
反乱軍専用のため、終始味方として登場。

名前の由来は設計者のゴロンゴ・ゴーレンから来ている・・が、見た目は頭部の形状しか違いは無く、性能もアローンとあまり変わらず、さらには敵味方問わず「アローン」と呼称される始末。
アニメを全話見た方でも、違いがわからない方は相当いると思われ・・・って意味ないじゃん(泣)。

できればROBOT魂でアローンが出ることがあれば、ゴロンゴもバリエーションで出てくれれば・・・と思うが、この記事を書いた自分でも購入するべきか迷う(苦笑)。



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さて・・・エルガイム最初の敵方のヘビーメタル、アローンのキットのレビューですが・・・・

かなり良く出来ています。

エルガイムのキット(1/144)に関してはポリキャップを採用しておらず、さらに関節部にビニールチューブを仕込んであるのですが・・・これがさらに可動の妨げになり、同時代のロボット関連のキットと比較しても可動範囲が狭かったり、強度も頼りなく・・・ダメなものになると、まず立たせるのが一苦労という始末。
このアローンもそのシリーズのキットであるので、決して例外ではありません。


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だた・・・このアローンは良いポイントが多いです。

・定価300円と安い。
・プロポーションの劇中再現度がかなり高い。
・鈍重な体型であるせいか、姿勢が安定している。

ヘビーメタルは元々浮いて移動するため足はあまり動きません。
アローンは輪をかけて動きは乏しい印象があります。
キットの可動範囲は動きを妨げるアーマーとかもないのでまだ動く方ですし、もともとアローンがそんなに動いてもね・・・
そんなこんなで、キットを素組みしても満足度は高いと思います。

2016年4月の地点ではROBOT魂版のアローンのアナウンスはありませんが、素立ちで飾るつもりなら当時のキットでも十分かもしれません。
ただし・・・定価は300円でも、現在の流通価格は1,000円以下で手に入れるのは至難の技。
安く手に入れたいのなら、手を尽くしましょう。



グライア
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ポセイダル正規軍専用のB級ヘビーメタル。
名前の由来はギリシャ神話の三身一眼の怪物、グライアイと言われている。
見ての通り、センサー類がアローンよりも強化されている・・・が、一見してわかる通り、敵側の雑魚機体である。
アローンが敵として出てこなくなった代わりに、グライアは終盤まで登場する。

初登場は4話で、キャオがパトロール中?のグライアを見て「かっこいい!」と興奮していた。
いや・・・いくら何でもエルガイムの方がかっこいいでしょ!
あのセリフの意図は、仮面ライダーフォーゼのエレキステイツ初登場で「かっこいい!」とむりやり女の子に言わせた時と同じくらいに理解に苦しむ。
・・・・無理ありすぎでしょ。

基本的には雑魚メカだがギャブレーがA級ヘビーメタルを与えられるまでは乗機はグライアだったし、9話でレッシーが正規軍を裏切る時に乗っていたのもグライアである。
序盤では敵の軍勢の主力としてよく登場していたし、エルガイムを手こずらせた印象もあった。
終盤では本当に雑魚ではあったが、見た目が少々グロテスクなところもあって存在感はあった機体である。


グライア・ノーダ
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頭部に仮面のようなものを付けた、グライアのバリエーション機。
名前の由来はオリジナルのグライアの設計者、グライア・ノーダである。
見た目は仮面を付けただけだが、敵味方を問わず使用されていた。
しかもデザインが両軍で全く差が無い・・・よく混乱しなかったものだ。

ただ見た目が同じでも性能差がある機体もあり、反乱軍に加わった資源採掘衛星:パラータスター製の機体は後述のバルブドに匹敵するとも言われている。
(それどころか、短時間ながらバッシュと互角に戦ったような・・・)
くどいようだが見た目が同じなのに、よく混乱しなかったものだ。

一応・・・正規軍は緑、反乱軍は黄色という設定になってはいるが・・・これだけで整然と運用するのは厳しそうと思うのは、自分だけかな?

グライア・ノーダは一般販売向けのキットは発売されていないため、HGフィギュア(いわゆるガチャ)の写真を載せておきます。



という訳で、グライアのキットのレビューです。
ただ・・・レビューの前にひとこと断っておきますが、

自分は昔、グライアが大嫌いでした。

何というか、見た目がね・・・生理的に受け付けないというか・・・・
ただエルガイムを語るには必要な存在であることは間違いなく・・・あまり気乗りしないで組んで、メタリックカラーで着色してみたのですが・・・


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実は結構良い感じだったり。

正直な話、劇中のプロポーションよりもこのキットの方が整っている印象があります。
雑魚感が強いのは劇中と同然ですが、キットのグライアは生理的な嫌悪感はだいぶ薄らいでいる感じです。
見方にもよりますが、それなりに格好良いです。
地味に模型側のデザイナーの勝利と言えるのではないでしょうか?



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ただし、このキットには注意すべき点があります。
肘の関節の構造が・・・いまひとつの出来で、油断しているとポッキリ折れます。
昔のキットだから、無塗装というわけにはいきませんしね・・・・
この記事を読んで作ってみたい・・・という方が万が一いたら、可動部のクリアランスは入念に行うことを考慮に入れることを強く推奨します。

このキットもアローンと同様、定価300円で流通価格1,000円超えとそれほどお求めやすい商品とはいえないかもしれませんが、ROBOT魂版が税、送料別で約5,000円なので・・・
それよりは当時物のキットの方が安いですし。
可動がそれほど重要なメカでもありませんし・・・
エルガイムをより深く理解したい方には、良いのではないでしょうか?



オージェ
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劇中で始めて登場した、敵側のA級ヘビーメタル。
全身が金色という非常に派手で、いかにも悪役といった顔付き・・・とケレン味が強く、際立った存在感があった機体。
金色のメカといえばZガンダムの百式!・・・という方は多そうだが(他にもアカツキやアルバトーレとかもあるが)、個人的にはオージェの方が1年先に登場したためか、こちらの方が存在感は強かった。
恐らくは金色のメカという枠内でオージェ以上の存在は、自分としてはこれからも出てきそうに無い。

本来ならポセイダル家が所有する機体だが、ネイに貸し与えられている。
こちらはレプリカ・・・つまりA級なのだが非常に高価で高出力であり、通常のA級ヘビーメタルよりも圧倒的に強い印象がある。

初登場は11話だが・・・・終始エルガイムを圧倒し、とどめを刺されそうになるところをレッシーの機転で、ダバは九死に一生を得る。
その後もエルガイムを何度も追い込むがダバがMk.IIに乗り込むようになると、やや押され気味になり30話で顔面にダメージを受けてからはネイが乗ることは無くなった。
(後にほぼ完全に修理されたようだが、ネイが乗ることは無かった。)

基本的に使用するのはセイバーとパワーランチャーだが、両肩の大型バインダーの中にはセイバーが数十本収められており・・・いわゆるビームサーベル的な使い方だけでなく、手榴弾のように投擲武器として使ったりなど金に糸目を付けない戦い方を好み、派手な印象に拍車を掛けていた。


ネイ・モーハン
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13人衆第4席次。
第3席次ギワザの愛人であることは、ポセイダル軍にとっては周知の事実である。
当然その事を良く思っていないものも多かったが(レッシーの離反の原因の一つでもあり、他の13人衆でも表立って嫌悪を示す者もいた)、反乱軍鎮圧に関しては目覚しい成果を挙げていたのも事実である。
苛烈な性格だが冷静にして狡猾、ダバが始めて目を合わせた印象の通りまさに女狐といった性格ではあるが・・・短時間でここまでの武勲を挙げたのは、ひとえにギワザへの愛の証でもあった。

物語中盤までは反乱軍鎮圧の急先鋒であり、ダバにとって最大の敵であった。
だがギワザがポセイダルへの隠された叛意を実行に移すべくガストガル星への潜入の命を受けるようになると、表立って戦いの舞台に立つことはなくなる。
ポセイダルはネイの意思は完全に読んでおり・・・ネイに討たせる隙を見せるような芝居をして、「ギワザのような男の愛には裏切りを含んでいる」と逆にギワザ暗殺をそそのかすように囁き、何事も無かったようにギワザの元に送り返す。

戸惑いつつも自身の愛を貫こうとしたネイがギワザの艦に到着した瞬間に待っていたのは、かつての部下達からの一斉射撃だった。
ギワザは冷酷な独裁者であるポセイダルの元から無事に戻ってきたネイを暗殺命令を受けたものと完全に決め付け、ネイを即刻処刑することに決めたからだ。
顔を見るどころか一切の釈明を許さずに殺そうとしたことに猛烈な怒りを覚えたネイは死に物狂いでギワザの元まで肉迫、右腕を切り落とすまではできたものの、かつての仇敵であるエルガイムMk.IIの艦への攻撃による衝撃で隙が出てしまい、ギワザ本人からの斬撃と部下達の一斉攻撃により命を落とす。
ギャブレーをはじめかつての部下や敵からも誰からも惜しまれることもない、孤独な最期であった。

小説版ではさすがに哀れに思ったのか、少なくともギャブレーとアントンだけはその死を深く嘆いたように変更されている。
またギャブレーを監視する役目を担っていたイレーネやパメラも愛人のネイすら処刑するギワザに疑念を抱き、ギャブレーに恭順するようになる描写も追加されている。
その愛は報われることは無かったが、その死はギワザ軍に多大な影響を与えたのだった。

「UNDER THE SUNZ」では上司のギワザですら半ばモブキャラレベルだったためか、ネイもまたクワサン率いる近衛軍に瞬殺される。
乗機はグルーンでセリフも僅かで、数コマ登場した程度である。

忘れられがちだが、実は21歳で好きな食べ物はアイスクリームと・・・割りと普通に女の子しているところもある。
(劇中では一切出てこないので、設定上での話ではあるが・・・)


ギワザ・ロワウ
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13人衆第3席次。
席次こそ3番目だが、第1席次のサイ・クォ・アダーは高齢で一線を退き、第2席次のプレータ・クォイズは人格破綻者であることからか?、第3席次であるギワザが13人衆を統括している。

作品によって、あるいは各登場人物によって評価が大幅に別れる人物でもある。
政治力に非常に長けているらしく、何万もの兵士はギワザ個人に心酔し・・・少なくとも数だけならポセイダルを打倒しうるだけのものを持っていたようだ。
(13人衆も半数はギワザの私兵ともいえる状況にあった。)
使えるかどうかもわからないギャブレーを徴用したり、味方に引き抜くことが難しいフル・フラットにも積極的にアプローチを掛ける等・・・確かに政治家としてなら大将格と呼べるものはあったのかもしれない。
事実として、TV版では一応のラスボスだったし・・・・

反面・・・ダバ、ギャブレー、ポセイダル、アマンダラといった主役格のキャラにはひたすら小物扱いされていた。
何万もの軍勢を率いる男にここまで言うかな?・・・と思えるところもなくはないが、既に兵士から周知であった愛人のネイに対して釈明すら聞かず処刑を決めたり、最終話で劣勢と判れば自分ひとりだけで逃げ出そうとする等・・・天下人を狙うには小心すぎる所もあった。
へビーメタルに乗ったり前線の立つことが殆ど無かったのは、意外と小心者だったからなのだろうか?
物語を最後まで見て振り返れば、ダバやギャブレーの慧眼ぶりも大したものである。

敢えて擁護するのなら・・・襲いかかったきたネイを退けたのはギワザ本人の剣術によるものだし、ダバに艦内に潜入されて斬りつけられて無事だったのはギワザの剣の腕前がダバと互角であったからである。
少なくとも剣術に関しては大将格にふさわしい技量はあり、武人として名を馳せていたのは間違いない。
一度くらいは自ら最前線に立ってもらいたかった。

新しいメディアが出る度に、扱いが悪くなるのも特徴である。
小説版では最終決戦を待たずに部下のアントンに暗殺されて退場、UNDER THE SUNZでは中盤で近衛軍にほぼ瞬殺されていた。
出番も数ページしかなく・・・・ある意味モブキャラに近い扱いであった。

やっぱり天下を取りたいのなら自ら前線に立つくらいの度量は重要だね、うんうん。



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さてオージェですが・・・・今回はキットを買わず、ROBOT魂版を迷わず購入。
理由は簡単。

当時物のキットの中で、一番出来が悪いから。

オージェは悪役ですがその派手さとスマートさから、当時はエルガイムすら凌ぐ人気があったようです。
悪役側で、1/100が出たのはオージェだけです。
・・・・が、待望のキットはスマートさが片辺も感じられない鈍重さで可動範囲も残念なもの。
機体の人気から考えれば、相当に残念な印象があります。

ROBOT魂版のオージェは定価は約7,000円ですが作りすぎたのか?
定価の4~5割引きで流通していることが多く、手に入りやすいです。
これなら当時物のキットを泣く泣く大改造するか、あるいはよく言われるHGHM版オージ2個+当時物の合わせて作るよりも・・・ROBOT魂版を購入した方が手間、費用の両面で安上がりと言えます。
実はROBOT魂を買うのはこれが初めてということもあり、興味が出てきたので購入することにしました。

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定価こそ高いですが、ROBOT魂版の質はかなり高いです。
例えば30年前のSHCM版のエルガイムは正座が出来ることからその可動範囲の広さに驚かされましたが、正座程度ならオージェでも余裕で出来ます。
エルガイムより遥かに動かしづらそうなデザインで、互角かそれ以上のレベルで動くのはちょっと驚異ですね。
これでプロポーションは完璧で関節の固さも丁度良く結構無茶のあるポーズでの固定も余裕・・・30年の年月の進化がいかほどのものか、思い知らされます。


強いて残念なところを挙げるなら・・・関節部の塗装がやや安っぽいことと、派手さの一端だった投擲武器の再現がアクションフィギュアでは再現が難しいことでしょうか?
魂エフェクトを数多くお持ちの方でしたら、より効果的に演出できるかもしれませんが・・・

あと関節部をアレンジ塗装するのも手ですが、恐らくはABS樹脂なので慎重に作業しないと痛い目にあいます。
間違ってもタミヤカラーのようなエナメル系は使わないようにしましょう。

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両肩の大型バインダーの両端はパワーランチャーになっていますが径が同じのため、セイバーの刃を取り付け出来ますのでこれに台座を付けてみました。
工夫次第では十分なレベルでの劇中再現が出来るかもしれません。

以上、ROBOT魂版オージェのレビューでした。
プロポーションは文句無し、可動範囲は驚愕のレベル、同じROBOT魂版バッシュをお持ちの方ならバスターランチャー用のオプションパーツ付きと至れり尽くせりの仕様で「これが2010年代の水準か!」と時代の差を感じずにはいられない見事な出来でした。

ただROBOT魂版エルガイムは1/144で統一されているらしいですが・・・実際には旧版のキットよりひと回り大きく作られていて、昔の物との相性はやや悪いです。
(ただしオージェはボス格の敵なので劇中でも大きめに描かれていたため、むしろ丁度良いくらいですが。)

あとは樹脂の成型色をそのまま使用している部分が目立つため、高級感という点ではやや物足りない点でしょうか?
経年劣化の問題もありますしね・・・・
(オージェに限っては関節部以外は塗装されているため、この点でも優位に立っていますが。)
ものによってはリペイントも良いですが、自分の腕前と知識と十分に相談してからにしましょう。
下手をすると本当に関節が割れてしまいますので・・・



バルブド
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A級ヘビーメタルのコストダウンを主眼において製作されたB級ヘビーメタル。
部品の多くがA級のものを使用していることもあって、性能的にはA級に限りなく近づいていると言える。
バルブド・カワランガが設計して、それをポセイダルがリファインして仕上げられた機体。
主に近衛軍の護衛用、地方においては指揮官クラスが搭乗していて、生産も限られているようだ。

初登場は13話で、ポセイダルに直接攻撃を掛けようとするダバから守るための護衛として登場している。
終盤では結構な数が出てくるのでやや安っぽい印象もあるが・・・基本的には高級機として扱われている。

13人衆も乗機で利用することもしばしばであり、チャイ・チャー、リョクレイ・ロンさらにはギャブレーも中盤で使用していいた。
彼らが乗る機体は専用のカラーリングが施されているが、性能がアップしているかどうかは不明。


チャイ・チャー
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13人衆第6席次。
以前の戦いで失敗してコアム星の辺境ロアンヌに左遷され・・・それを上回る不幸として、ギャブレーの最初の上司となってしまう。
元々傲慢で陰湿な性格だが失敗続きで性格の悪い面がパワーアップ、成果も上がらずに遂にはネイまで派遣されて・・・・そんな状況でギャブレーが素直について行くはずもなく、ただでさえ狭い立場が更に無くなった。
それでも野心は潰えず、ネイ達を出し抜いてミズン星の反乱軍の本拠地、リトル・セイ奪回に全てを賭けて遂にはリーダーであるステラ・コバンを重傷を負わせた(後にこのケガが元で死亡)させるまでに至ったが・・・それでダバの怒りを買い、戦死する。
この戦いでミズン星の反乱軍は壊滅的な打撃を受け確かに手柄は立てたが、死んでしまってはどうにもなりません。

UNDER THE SUNZでは使えない将官の代表として、終盤まで登場。
反ギワザ派であることが左遷の理由の一つと言われているため・・・長生きできた分、一矢報いたことになるかもしれない(笑)。



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さて・・・バルブドのキットのレビューです。
武器は左手のパワーランチャーのみ、セイバーは付いていますが刃が無い上に手にも持たせられない・・・とプレイバリューは低めですが、定価も400円とお求めやすいキットです。
手広く探せば、1,000円以下で手に入れることが出来るかも?

キットの特徴として、昔のキットにありがちなゴリラ体型的な仕上がりになっています。
つまり肩幅が妙に広く、腕が長めで・・・昔のロボット物のフィギュアにありがちな造型です。
・・あと少し背も低めかな?
このキットの場合はそれ程きついアレンジがされているわけではありませんが・・・劇中の印象ではエルガイムみたいなスリムな印象があるため、人によっては気になる方もいるかもしれません。


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いわゆる中ボス的な存在のメカで序盤ではボス格の人物が乗り、物語が進むにつれて乗り手の格が下がっていき終盤では雑魚的な存在になる・・・そんな印象がありますが、全体的にヒーロー体型で悪人顔でもないこともあって、好きな方はいたかもしれません。
個人的にも結構好きでした。

今回の製作ではとにかく数をこなす必要があったため、改造等はせずそのままでの状態で仕上げましたが・・・次回作ることがあればもっとヒーローっぽくアレンジを試みたいですね。



バルブド・カイゼス
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メッタの少女隊と呼ばれるギワザ直属の特務部隊専用機で外観は頭部がセンサーが強化されて別物になって、さらにピンクが基調のカラーになり、星型のマーキングが施されているのが特徴。
総合的に性能が高めだが・・・コクピットと女性向けにシート等も小型化されているため、男性が乗るには不向き。
カイゼス、あるいは何故かニケとも呼ばれている。

46話でギワザ艦襲撃の際に護衛として搭乗した程度なので出番はかなり少ない機体。
当然の如くキット化はされなかったため、HGのガチャフィギュアを載せておきます。
放送後数十年経ってこんな物が出るとは・・・少女隊にファンでもいたのかな?



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ちなみに、これが少女隊のメンバーの一人のショット。
ギワザめ・・・愛人にネイと手に入れるだけでなく、こんな少女達まで囲っているとは・・・
俺にも一人分けてくれ(泣)。



バッシュ
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エルガイムのプラモデルのボックスアートの中でも、このバッシュの絵が最も良い出来だと思っています。
・・・ただこの絵に描かれているある物が・・・とある騒動を助長することになってしまったのは、割りと有名な話。
詳しくは、本文を参照。


量産した機体の中では最も成功したと言われるA級ヘビーメタル。
バスターランチャーを始めとしてかなりの種類の兵装を使いこなし、単体で飛行可能なスーパーフロッサー内臓・・と突出した要素は無いものの、隙の無い設計である。
既に失われてしまったオリジナルをポセイダルが再設計した機体で、ポセイダル製のヘビーメタルの代表作でもある。

初登場は17話で相当に有名な機体らしくギャブレーは初めて実機を見た時、感激で頬ずりしていた。
・・・でその頬ずりした機体に、自ら乗り込むことになる。

とりあえずキットの説明書を読むと、「全てにおいてエルガイムより高性能な機体で、パイロットの腕が互角なら負けることはありえない」・・・凄いですよ、これは。
だとすれば、この機体を持ってしても一度も勝てなかったギャブレーの腕は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハードル上げすぎですよ、バンダイさん。



アントン・ランドー
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当初はネイの副官だった男。
初めはヘビーメタルを与えられていなかったが、25話でバッシュを与えられてからはチームを組んで戦うようになる。
ネイに忠実な部下というのが第一印象ではあったが、44話でギワザがネイに疑念を抱くようになってからは冷淡な敵対行動を示す。
ネイの死後はギワザの忠実な部下となるが艦の指揮を務めることが多くなり、ヘビーメタルに乗る回数は減る。
(何故か乗機はアシュラテンプルになる。)

最終決戦で自軍が不利を認めたギワザがアントンや母艦を見捨てて一人で脱出しようとしたが、それをギャブレーに見抜かれてギワザのシャトルだけをダバが集中して攻撃したために、無事に生き残る。
ちなみに顔面のタトゥーはシールで簡単に剥がせるようだ。

その他の特徴として、原作と小説で最も印象が異なるキャラクターであるという点がある。
原作と違い登用してくれたネイに強い恩義を感じており、ネイの殺害命令を受けつつも戸惑っていたこともあり、結果としてネイに対して何も出来ずに見殺しにしてしまい、ネイへの同情の念を抑えられなくなる。。
その後・・・・ネイ処刑の報を聞いて驚愕したギャブレーと共謀、ギワザに詰め寄るギャブレーの動きに乗じてギワザを殺害してしまう。
そしてギャブレーに「生き恥を晒させるな」と自ら懇願して、討たれる。
実はギャブレーは以前からギワザ暗殺を計画していて、アントンはそれを承知で利用されたわけだが・・・最期に笑顔を見せて散っていったアントンに、ギャブレーは友情の念を抱いた。

原作と異なり命を落とすことになるが、ポセイダル側の人物としては最も華のある最期を迎えたので、本人としては満足だったと思うが・・・・


ヘッケラー・マウザー
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アントンと同様、ネイの副官として登場。
名前の由来が銃器メーカーのヘッケラーとモーゼルであるためか?、アントンよりも寡黙で軍人気質なところがある。
割りと日陰者な印象が強かったが、最終決戦では13人衆のマクトミンと共に先陣を切るという名誉を与えられる。

当初は反乱軍と正規軍の争いの漁夫の利を得て、両軍の後方から最も有利な体制で襲撃する予定だったが・・・どういうわけかガストガル星降下時に反乱軍の前方に出てしまい、両軍から挟撃されるという最悪の展開になってしまう。
この地点でヘッケラーは死を覚悟したが・・・しばらくして前線でアムのMk.I、ダバのMk.IIに押され討たれそうになるマクトミンを庇う形でMk.IIのバスターランチャーの射線に立ち、自身は機体もろとも跡形も残さず消滅するという凄絶な最期を遂げる。

ヘッケラーとマクトミンは希薄な関係にあった印象があったが・・・・そこまでして庇ったにも関わらず、マクトミンも次回の出撃でダバに討たれて命を落とすことになるため、ヘッケラーの命懸けの援護にいかほどの意味があったのかを思うといささか無念である。



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さてバッシュのキットのレビューですが・・・オージェ程ではないですが、なかなか手強い印象。
まず全体的にプロポーションのバランスが変なことと、当時の造型レベルではバッシュの形状を正確に捉え切れていないという印象があります。
このため、はっきり言って似てません。

というわけで腰幅が異様なまでに張っているために下半身デブになっている点を修正。
腰、腿の該当パーツをとにかく徹底して削り込みます。
こうして1.5センチほど削ったら、それなりに雰囲気が出ました。
(1/144だから実寸なら2メートルほどの幅詰めって・・・さすがにここまでやったのは初めてです。)
ただ下半身デブの状態だと、エルガイムのキットでは珍しく股関節ががっしり接続できたのですが・・・さすがにここまで削り込むと接続、可動に関しては犠牲にならざるを得なくなり・・・ただ差し込んでいるだけの状態です。
これに関しては仕方がないので、諦めました。

この後肩幅も調整しようと思ったのですがこのキットは肩が2重関節になっていて、肩幅を調整可能という珍しい構造なので止めました。
いわゆる怒り肩の位置に持ってくれば結構良い感じです。

上級モデラーの方なら、さらにどこか違和感のある頭部と胴体に手を加えるのでしょうが・・・
こちらはフルスクラッチに近い労力を強いられそうで、そこまでするならROBOT魂版を買うわ!
・・・というのが本音なので、とりあえずはここでひとまず中断。
それでもこの地点でも十分バッシュには見えると思うのですが、いかがでしょうか?

以上が旧版のキット、バッシュのレビューになります。
・・・・とはいかないんだよなぁ、まだこのキットに関してはまだいくつか騒ぎになる件があって・・・
では、これからその件について書こうと思います。



おまけコラム:バッシュのバスターランチャー論争

さて・・・旧版キットのバッシュですが、武器としてバスターランチャーが付属します。
・・・・がキットに付いていた物はエルガイムMk.II付属の物と同等で、劇中のものとはデザインが異なります。
反乱軍と正規軍だとパワーランチャー、バスターランチャーはデザインが違うんですよね・・・・

これはエルガイムMk.II付属の物が「決定稿」、バッシュが劇中で持っていたのが「準備稿」ということらしい。
ただ永野氏いわくエルガイムMk.IIがバッシュが戦闘中に落としたものを拾って流用しているので全く同じ物だと説明して、さらにボックスアートではバッシュはエルガイムMk.II用の「決定稿」を持っているため、ファンは余計に混乱してしまった。
・・・で、結局B-CLUBから「バッシュのバスターランチャー」というガレージキットを販売するに至りました。

ここでひとつの決着を見たわけですが・・・30年前のガレージキットというのはかなりのレアアイテムであり、入手は無理かな?と諦めていたわけですが・・・
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何と、ヤフオクで落札できました!!!

かなりのレア物だと思ったのですが・・・価格的にはそこまで高くはなかったです。
(ただし、定価の1,800円よりは高かったですが・・・)


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下手をすれば二度とは手に入らない可能性もあるので、ここはランナー状態の写真を含めて記念写真を。
さすがにこの位はやっておかないと、製作作業に入れないので・・・



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余談ですがこのキットにはバスターランチャーのみならず、エルガイムMk.IIをアモンデュールスタックに改造するパーツも付属しています。
こちらも併せて製作しましたが・・・レビューは前回の反乱軍側に追記しておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。



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さてメインのバスターランチャーは当然製作に入ったのですが・・・組み立ててみて、どうしても納得できない問題が発生しました。

これが製作初期の段階の写真。
上から1/144バッシュ付属のもの(一部未塗装、未組立)、HCM版エルガイムMk.II、ROBOT魂版バッシュ、そして一番下が今回のバスターランチャーです。

何か、小っちゃくね?

明らかにエルガイムMk.IIのものより二周りほど小さいです。
ある意味大きさがウリの武器でこれでは物足りないです。


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というわけで銃身(バレル)の部分で5センチ延長しました。
これで長さでは最長になったぜ!
・・・別に長ければ良いってものではないのは解るけど(イメージも変わってしまいますし)、ただ組んでいてこれはこれで格好良い感じがしたので自分的にはOK。
イメージを崩したくない方は3センチ程度に抑えれば良いのでは?

ちなみに延長用に使用したパーツはプラモデルのランナーなので、改造費も0円です。
この記事は貧乏戦機なので・・・このくらいで丁度良い。


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というわけで、塗装して完成した写真をアップ。
比較対象は上からROBOT魂版エルガイムMk.II、HCM版エルガイムMk.II、ROBOT魂版バッシュ、一番下が今回のB-CUB版です。
あとわざわざ言うまでもない話ですが、

どう頑張っても旧版のキットにバスターランチャーは持たせられません。

本来なら異様に広い可動範囲が要求されるものだから、仕方ないね・・・・
え、意味無いって?・・・良いんだよ、これで。


まぁ・・・そんなこんなでバスターランチャーだらけになってしまいましたが。ここで問題。
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上の写真の、どれがどのバスターランチャーか解ります?

全て正解できた方には・・・・残念ながら何も出ません。
むしろ自分の方が、誰かから何か貰いたいくらいの貧乏なんで・・・サーセン。



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話の腰が折れてしまいましたが、バッシュの記事はまだ続きます。
というわけで、次はROBOT魂版のバッシュのレビューです。
元々購入予定は無かったのですが、バスターランチャー論争を完結させるためにはどうしても購入する必要があるので、ここは思い切って!

機体が紫の通常版とメタリックブルーのEX13版がありますが、ここは通常版を購入。
理由は勿論、通常版の方が安いから!
毎度ながら・・・これが貧乏戦機というわけさ!!


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・・でもこうやって比べてみると同じ1/144とは思えないほど、背の高さも違えば各部所のバランスも異なります。
無論設定、劇中イメージに近いのはROBOT魂版の方です。
旧版も結構良い感じになったかな?・・・とは思ったのですが、まだまだです。
個人的にはバッシュはメタリックブルーの方が良い感じなので、後日リペイントするかもしれません。
関節部以外の箇所なら、リペイントはOKのはずですし・・・・



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バッシュが2機揃ったなら、当然の如く撮りたくなるのがこのショット。
ネイのオージェとアントン、ヘッケラーのバッシュの3機編成・・・恐らくは悪役で最も見映えの良かったチームではないでしょうか?
(殆どまっとうな戦果は挙げられなかったけど・・・)
でも登場したのは25話、28~30話とかなり短かったんだけどね・・・・何故か強く印象が残っています。

え、後ろの2機が同一の機体に見えない?・・・細かいことは良いんだよ!


さてこのバッシュ、元々評価が高めのROBOT魂版エルガイムシリーズの中でも、安定して高評価を貰っている印象があります。
その理由としては、プレイバリューの高さにあると思います。
とにかく武装が豊富です。



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ずはバッシュの代名詞、バスターランチャー。
非常に可動範囲と関節の適度な固さにより余裕で構えられます。
余談ですが、こういった顛末でバッシュといえばバスターランチャーという印象が決定的になったわけですが・・・・

殆どまともに撃ったことがない。

初回の25話で圧倒的な火力で反乱軍を鎮圧・・・のはずだったのが、2基とも整備不良で失敗し・・・裏設定ではここでバスターランチャーを落としで、それが敵に拾われてMk.IIの主力武器に転用・・・役立たずどころか利敵行為にすらなってしまった有様。
今思えば・・・バッシュとバスターランチャーがどうして結びついたのか・・・


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セイバーとパワーランチャー。
特にセイバーは頻繁に使っていました。


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エナジーボンバーとSマイン搭載のバインダー。
Sマインは設定通りにバインダー入れられます・・・が一度入れてしまったら二度と取り外せないようです。
それだったら、最初からバーツを分けなければ良いような気も?


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さらにはグルーンのロングスピアも付属。
こんなの使ったことあったかな?という感じですが・・・
可動範囲が広いうえに動きに制約を加えるものも少なめなため、ポーズも決めやすいです。


それにしてもバッシュは関連記事が豊富ですが・・・・実はまだネタがあるんですよね。
というわけで最後の話題です。

TV版でギャブレーが最後に選んだ機体は、このバッシュでした。
それには理由があります。それは・・・

バッシュはエルガイムに偽装可能。

ヘビーメタルの特徴は、フレームと言われる骨組みに装甲や武装を「着せた」兵器であることです。
このためサイズが同じであるなら「着せかえ」に近い感覚で換装可能・・・これが永野氏が提案したアイディアでした。

ですが、さまざまな理由で没になってしまったわけで・・・・
それでも諦めきれなかったらしく・・・最終回前のバッシュ、アトールⅤなどの「換装」プランをねじ込んだというわけです。
この辺りは、永野氏の意地でしょうね・・・


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ただ・・・旧キットで比較した場合、明らかに大きさが違うため換装の概念が全く感じられません。
(没になったアイディアなので、無理もないことですが。)


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そこでROBOT魂版の比較。
エルガイムとバッシュでは大きさが違うから無理だろう・・・と思いきや、確かにフレーム部分は同じに見えるように出来ています。
実際に換装ギミックまで付いているわけではありませんが、ここまでイメージ再現に徹しているとは見事です。
多くの方があまり気にしない点かもしれませんが・・・こういう芸の細かい努力は大好きなので、ここに載せておきます。


以上、ROBOT魂版のバッシュのレビューでした。
よく動くうえに付属品も豊富、プロポーションも良好・・・と隙の無い構成で満足度は高いです。

はぁ~~~、ようやくバッシュ関連の記事が終わったよ・・・
永野氏のお気に入りでもあり、人気もある機体なので逸話も豊富なんだけどさ・・・・
何はともあれ、ここまで読んでくれた方はお疲れ様でした。


アシュラ・テンプル
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数百年前に活躍した「アシュラ・テンプル」のレストアした機体のそのまたレプリカである機体・・・えーい、ややこしい。
幾度となく改編されたため、オリジナルとは外見、仕様も大幅に異なっている。

典型的なパワー重視の機体で両腕のパワーランチャー2門に加え、両肩に装備された副腕で持っている盾、サーカスバインダーの先端にも付いているものも合わせて計4門を同時発射可能である。

初登場は19話。ダバはこれほどのパワーを持つ機体と戦うのは初めてであり最初は圧倒された。
ちなみにバスターランチャー最初に撃ったのは、このアシュラ・テンプルである(22話)。

ギャブレー、アントン、バーン・ガニア等が搭乗するが「機体の性能に頼りすぎている」と言われているギャブレーは、大概のヘビーメタルは褒めるのだが・・・アシュラ・テンプルを最も上手に扱ったにも関わらず、あまり褒めたことがない。
扱いも酷く、28話では大量の爆弾を付けた状態でエルガイムMk.Iに突撃して爆破、エルガイムをスクラップ寸前まで追い込みダバ達を最大の危機にまで追い込んだが、アシュラ・テンプルは完全にスクラップになってしまった。
バルブドなど下位の機体も他に所有していたのに・・・余程、嫌な事があったのだろうか・・・・?

小説版ではテンプルシリーズであることが一つのステータスであるのか?
従来の機体より上のレベルの存在というイメージがあった。
ラストではギャブレーはダバに最後の戦いを挑むが、その時に乗っていたのもアシュラ・テンプルである。

余談だが機体の名前からして「阿修羅寺・・・日本の寺かな?」と連想する方もいるかもしれないが、由来となったのはドイツのロックバンド「アシュ・ラ・テンペル」である。


バーン・ガニア・キラーズ
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13人衆第11席次。
反ギワザ陣営らしく、ネイのことは毛嫌いしていて公然と侮辱することもしばしばであった。
ただし最終的にはギワザ陣営に組するようになる。

最終決戦でギワザが逃げ出そうとするのを察したダバが追い詰めようとした際に背後からアシュラテンプルで襲撃、だがそこでキャオのディザードに阻まれ撃墜、戦死する。
最後に討たれた13人衆となったが、ギャブレーは後に「知らん名前だ・・」と述懐する。
同僚の名前くらい覚えてやれよ、ギャブレー君・・・・

小説版では第7席次テッド・デビアスの補佐としてトライデトアル星の反乱軍鎮圧にあたる。
・・・が敗れ去り正規軍部隊は壊滅、自身も全治6ヶ月の重傷を負う。
その6ヶ月のうちに戦争は終わったために以降は名前も出てこなかった。
小説版でもギャブレーからは「知らん名前だ・・」と述懐されているのだろうなぁ(笑)。


テッド・デビラス
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13人衆第7席次。
いかつい体格と顔についた傷が歴戦の勇士であることを感じさせる。
モチーフもプロレスラー、テッド・デビアスだし・・・

ただ顔こそは出すものの、セリフが全く無かった。OVAでも登場はするが、セリフが無いのも変わらず。当然、声優も無し。
最も存在の薄い13人衆である。この場所で書いてあるのもバーン・ガニアに縁があるというだけで・・・
さすがにこれだけは紹介する意味が無いので、小説に書かれている人物像を・・・・

テッドはバーン・ガニアと同様トライデトアル星の反乱軍鎮圧の任を負った、しかも司令官である。
トライデトアル星の全正規軍の指揮を任された重鎮で、バーン・ガニアは子ども扱いされているほどである。

その戦闘スタイルは一言で言えば、「反乱軍鎮圧のプロ」である。
優勢である時は、周囲を取り囲んで兵糧攻めで降伏を迫るやり方を好む。
これは人命を尊重するというより、ポセイダルへの反抗心を打ち砕くことが目的である。
だがそれでは容易に倒せない相手だと認めた場合は、すぐさま皆殺しを目的とした作戦に出る。

「ポセイダルに反抗する存在を潰す」

このことを実行することに徹しており、それはポセイダルに対する厚い忠誠心のなせる業である。
そんな猛将テッドだが、ダバを相手に二度の敗北を喫している。

一度目は初対戦の時。
テッドはダバの名前を当然知っていたものの、地方出身のハネッ返り程度の認識しかなかったためその実力を知らなかった。
このため急襲された際に対応が遅れ、反乱軍の鎮圧に失敗した。

二度目は本格的なダバの制圧作戦に出たの時。
猛将らしく一切の油断無く、確実に勝てる布陣で臨んだ。
勝利は揺るがないはずであった。

だがダバの元に20万もの援軍が突如現れた。
アマンダラ商会の私兵20万が全てダバに忠誠を誓い、反乱軍に参入してきたのだった。
これほどの援軍が来ることは全く予想がつかず正規軍は敗走。
テッドは戦死、バーン・ガニアは全治6ヶ月の重傷を負う。

かくしてトライデトアル星のポセイダル軍は壊滅。
惑星は独裁者の支配から、25年ぶりに開放された。


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それでは旧版キット、アシュラ・テンプルのレビューです。

このキットの特徴ですが良い点として・・・

プロポーションはなかなか良い。
悪い点は、

ポーズを殆ど付けられない。

腰アーマーとか小さそうで干渉しそうに見えませんが、実際には股関節が殆ど動かせません。
改造しても膝や足首も似たようなものなので・・・わずかに表情が付けられる程度です。
上半身は若干マシだけど・・最近のガンプラとは比べられません。

アシュラ・テンプルは砲撃戦向きの機体に見えて・・・・特に後半はセイバーの斬撃シーンも多く、またバスターランチャーを発射した最初のヘビーメタルでもあります。(そもそも旧キットでは握り手がないので、セイバーを持たせられない。)
そういったシーンを再現すべく可動にこだわりたいのなら、ROBOT魂版を購入した方が早そうです・・・

ただ素立ち、あるいは簡単なポーズで良いのなら劇中に近いプロポーションでなかなか格好良いです。
旧キットは比較的お求めやすい価格で手に入りますので・・・塗装で魅せる気概のある方なら、挑戦してみるのも良いかもしれません。(脚のデザインが合わせ目消しが微妙にやりづらい印象がありますが・・・)


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あと・・・選択式ではありますが、胸部のリバースボマーの発射パネルを展開可能です。
(ROBOT魂版は普通に開閉ギミックがあります。)
これは無数の鉄球を打ち出す兵器で・・・対人地雷クレイモアを正面に撃ちだすように仕様変更した・・・イメージ的にはそんな感じの武器です。
射程や威力を犠牲にして、命中率優先に特化したようなショットガン的な発想のように見えますが・・・どういう訳か、威力もなかなかという謎めいた兵器です。
ゴッグのフリージーヤードに架かった機雷状の謎エフェクトがあったり、弾速も妙に遅いので・・・ただの鉄球ではないのかも?
(それ以前にこの説明の例えも謎ですが(笑)。)
グルーンにも搭載されていますが、発射装置が見えるのはアシュラ・テンプルだけなので・・・・

地味ではありますが、エルガイム特有の武器なので・・・折角なので、ここに追記しておきます。

以上、旧キット版アシュラ・テンプルのレビューでした。
可動に関してはROBOT魂版とは比べものにならず大敗ですが、代わりに流通価格にも相当に差があるのも事実です。
(場合によっては、ROBOT魂版の10分の1程度の価格で手に入る可能性も・・・)
この価格差なら、可動にこだわらないなら入手するのもアリです。
ROBOT魂版と比べてひと回り小さいのかもしれませんが、元が大きい機体なのでハッタリが効いているので・・・アクションを求めず並べて飾るのが目的なら、こちらで十分かもしれません。


グルーン
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対ヘビーメタル戦を想定し作られたA級ヘビーメタル。
特徴として機体のフレームを従来の物より小型なため機動性に優れていること。
グルーンでしかありえないような動きも可能らしい。
それでいてジェネレーターは従来の物と同じなため、パワー負けもしない。

メイン武器のロングスピアは従来の槍としえ使えるのは勿論だが、ある程度の遠隔操作が可能なのか?
リィリィはよく投げて相手の死角を突きながら本体との同時攻撃というトリッキーな戦法を好んで使っていた。
ロングスピアにはパワーランチャーも内蔵されていて、低出力だがゲーブルで本体と繋ぐ必要も無い。
使い手次第ではさらに相手を混乱させる戦い方が出来る。

初登場は31話で、ネイがオージェに代わる機体として登場。
後にギャブレー、ワザン、リィリィと13人衆が乗り込むようになるが、リィリィの非情な戦いぶりが特に目立った印象があるためか、イメージ的にはリィリィ専用機と思えるところがある。
最終決戦時にはかなりの数が生産されていたため雑魚的なイメージを持った方もいるかもしれないが、性能的にはエルガイム以上の高級機である。


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余談だが、ネイは個人でサロンズという機体を所有している。
こちらは一見オリジナルのように見えるが・・・下半身がグルーンとほぼ同じなため、一種のカスタム機であると思われる。
TV版ではあっさり・・というかいきなりグルーンに乗り換えたが、こんな機体も持っているからにはこちらの方が乗りやすいのだろうか?

OVA3話「フルメタル・ソルジャー」のみ登場するが・・・かなり前にガレージキットで発売されたくらいしか立体化されたことが無いため、もの凄いレアアイテム。金と時間に糸目をつけずに探しても、手に入るには容易なことではない。
あとはフルスクラッチくらいしかないけど、さてどうするか・・・・
ROBOT魂とかでいつか出ると良いんだけどね・・・・


リィリィ・ハッシー
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13人衆第10席次。
元は普通の女性だったようだが過去に男に裏切られたのか?とんでもないレベルで男嫌いになり、男の為に戦う女にまで激しい憎悪を燃やす。
特にダバと、ダバに尽くすアムに対しての憎悪が激しく、異様な執念で追い詰めようとする。
その感情剥き出しで戦う姿は確かに印象深いものがあり「グルーン=リィリィ」というイメージは確立した。
捕虜を拷問する時などは殺すような激しさで望むなど感情を制御しきれないところがあり、戦略眼にも欠けることから仲間の13人衆からも嫌悪、あるいは警戒の対象になっている。

仲間を見殺しにするどころか、反逆罪にして家族にまで不遇の目に合わさせると脅して特攻を強要するなど非常に冷酷で、ダバも「あんな女は生かしておけない」と吐き捨てたこともある。
フェミニストのダバがここまで言うのは初めてである。
・・・恐らくリィリィ以外の相手にここまで言うことは生涯無いと思われる。

最期は51話で撤退指示を受けて戸惑った隙を突いて、アムが「ヘビーメタルの急所」にパワーランチャーを連射、因縁深かったリィリィを見事討ち果たす。
当初は完全に素人だったアムが13人衆を倒すようになったことは凄いが、映像を何度見ても「ヘビーメタルの急所」がどこにあるのかよく解らない。
アムはもしかしてニュータイプか?

小説版ではリィリィの父親がダバの実父であるカモン・ワーラーに残虐に、そして発狂するまで拷問されて殺されたことが冷酷さの始点となったという逸話が追記されている。
同時に原作では感じられなかった、戦士の誇りのようなものを感じさせる描写もある。

UNDER THE SUNZではギワザ艦隊が瞬時に壊滅したためか、未登場で終わった。
(・・・というより13人衆という言葉そのものが作品として出てこないため、ある意味当たり前ではあるが。)


ワザン・ルーン
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13人衆第5席次。
古参組と思われる初老の戦士である。

歴戦の勇士と思われる風格があり、多くの兵士から慕われていた。
・・・だがダバが相手ではなかなか勝利を手にすることができず、囚われの身となる。
その中で単身で脱出を試みる中でダバと遭遇、戦死した息子の面影を見出す。
ダバもワザンに思うところがあったが、結局は敵同士で終わった。

最期は同僚のリィリィを庇い、バスターランチャーの直撃を受けて戦死する。

UNDER THE SUNZでは上司であるギワザが早々に退場したためか、身の振り方として反乱軍の将校となる道を選ぶ。
つまりは味方になったわけだが、ダバとの接点は殆ど無かった。



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さて・・・これからは主に後半で活躍する機体ですね。
当時物のキット、グルーンのレビューです。
改造箇所は腿の関節部をポリキャップに変更・・・と、内部に関するもので外観に変化はありません。
ディザードの股関節がとんでもなく弱かったので・・・でもポリキャップの受け軸も弱すぎて関節だけ変えてもあまり意味はなかった・・・・

キットの出来は、率直に良く出来ています。
プロポーションに関しては殆ど文句の付けようがない感じです。
もう少し足が細めの方が・・・と思わなくはないですが、このままでも十分のようにも見えます。
突っ込むなら、その程度。

手を加えたいのなら、可動範囲の拡大をするべきなのかもしれませんが・・・その点はROBOT魂版が理想的な正解を出していると思われますので、今ならお金を貯めてそちらを購入した方が早いでしょう。
素立ち、あるいはそれに近い状態で飾りたい方なら旧版のキットでも十分な気がします。


グルーンの外観でよく言われているのは、顔が不気味という点。
不気味・・・というより、顔が無いというのが正解。
でもグルーンだけそこを言われるのが、よく解りません。

ヘビーメタルは顔に関しては特に悪趣味な機体が多いのは有名。
スタックはのっぺらぼう・・・全く顔面に相当する物がありません。
バッシュは格好良いとかいう方もいますが、顔に関しては髑髏そのものです。
エルガイムMk.IIはいかにも不審者といった目つきの悪さですし・・・
アローンやグライアも一つ目で、怪物のようなデザインですし・・・
それと比べれば・・・ね。



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グルーンは武器が長めのため、両手で持たせるのが簡単なので・・・
この状態でも結構、様になっています。
特に思い入れが無いのなら、この状態で十分のような・・・


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ROBOT魂版バッシュにロングスピアが付いていますので、旧版と比較を。
やはり出来はROBOT魂版の方がひと回り上ですね。
未塗装なのが残念ですが、今回は敢えてそのままで。


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あまりポーズが取れませんが、ROBOT魂版に持ち替えて・・・こちらの方がやはり良い感じですね。



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さてこのグルーン、小さいことがウリのヘビーメタルなわけですが・・・より大型のエルガイムと比べてみると、

「俺はグルーンがエルガイムより小さい機体だと聞いていたが、実際には大きかった
何を言っているのかわからないかもしれないが、俺にも何を言っているのかわからなかった。
チャチな噂や思い込みでもない、何か恐ろしいものの片鱗を感じたぜ・・」

実際、グルーンがエルガイムより小さいと感じたことは劇中を見る限り全く無かったですね・・・ま、いいけどさ。
以上、(主に作画や設定のミスで)ヘビーメタル界の小さな巨人、旧キット版グルーンのレビューでした。
ROBOT魂版は高くて買えなかったけど・・一体どうなっているのやら。




カルバリー・テンプル
(カルバリー・テンプル・ヘルミーネ)

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白兵戦を重視して作られた、テンプルシリーズのA級ヘビーメタル。
立体視スコープを標準装備し、顔が左右非対称である。
また胸部には飛び道具対策としてリフレクターを装備、パワーランチャーを跳ね返してしまう。

武装はセイバーとパワーランチャーというシンプルなもので、二刀流で戦う場面も見られた。
クワサン・オリビーが乗る機体のみ黄色で、ヘルミーネという別名がある。
ヘルミーネのみがオリジナルという説もあるが、各雑誌の記事を集めても詳細はよく解らないらしい。

他の機体は黒色で、近衛部隊の専用機と思われる。
リョクレイ・ロン、ハンス・アラハート等が搭乗する。

TV版では出番が少なめの機体で、活躍もあまり見られなかったが(ダバに対するカウンターになるのが役目の機体なので仕方が無いが)、UNDER THE SUNZではギワザ艦隊をあっという間に壊滅させていたため、性能の高さが窺える。


クワサン・オリビー
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ダバが将来、結婚の約束までした幼馴染。
オリビーはダバを「お兄ちゃん」と呼び慕っていたが、3年前に盗賊に攫われ行方不明となる。
ポセイダルがヤーマン族の生き残りと見抜いて洗脳、ヤーマン狩りを実行するためのセンサーとして利用されていた。
ポセイダルと精神をリンクしていて、逐一ポセイダルの指示通り動く操り人形と化していた。

初登場は22話。
既にダバの記憶を消された状態で再開、大いに動揺させる。
それからのダバは反乱軍のリーダーとクワサン救出への思いの板挟みに苦しむこととなる。

時折ダバのことを思い出す節が見られたが・・・その度に精神の崩壊の兆しも見え、最終決戦後は完全に精神が崩壊。
ダバと共にコアムに帰るが精神が戻ることは絶望的で、ダバも生涯オリビーを介護し結婚もしない道を選んだために、ヤーマン一族の血が絶えて絶滅する未来を示唆して、エルガイムの物語は終わる。

コミックボンボン版では完全に精神崩壊までは至らなかった(らしく)、この点が最も原作と異なる。

小説版でも結末は大筋では変わらないが・・・オリビーが回復する可能性を抱いたままダバは去っていったため、多少印象が異な
る。また乗機はTV版未登場のブラッドテンプルに変更されている。

UNDER THE SUNZでは物語全体がオリビーをヒロイン化するように改編され、特にラスト付近の印象が異なるように描かれている。


リョクレイ・ロン
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13人衆第9席次。
洗脳化したクワサンと共に商船に偽装した軍艦に乗り込み、反乱軍狩りを行っていた。
ヘビーメタル戦だけでなく拳法にも長け、素手でもかなり強い。
オリビー程ではないにせよ精神操作を受けた後があるようだが、闘争心の強化といった副次的な効果を得られるもののようで、人格改造や崩壊といった影響までは受けてはいない。
オリビーの補佐、監視が主任務であり、ギワザとは対立関係となる。

最終決戦では生死については一切触れられなかったために、消息は不明である。

小説版では急速な出世を遂げるギャブレーに反対する勢力を代表する将校としての側面もあったが、決戦後の生死や消息について語られなかった点に変わりはない。


ハンス・アラハート
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マーハル・セヌーマ
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13人衆第12席次(ハンス)及び13人衆第6席次(マーハル)。
マーハルはチャイ・チャー死後に空席となった第6席次を引きついでいる。
ハンスとはいとこ同士である。

2人とも13人衆ではあるが、近衛軍としてギワザと対立する道を選ぶ。
混乱するスヴェートの中で護衛の任に当たるがバイオリレーションの影響で護衛中に力尽きて死亡。
死体すら残らず、砂状に崩れ去っていった。

マーハルは出番は非常に少ないがスキンヘッドが製作陣の誰かのツボにはまったのか?OVA2巻のおまけの女子プロレスのメンバーに抜擢される。
まぁ・・・あっという間にフルボッコだったけど・・・・




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さて・・・カルバリー・テンプルですが、実は出番が非常に少ない機体でキット化はされませんでした。
その中でカルバリー・テンプル・ヘルミーネがROBOT魂版エルガイムシリーズの中ではかなり早めに出ました。
少なくともバンダイ系列の商品では初の立体化(ガチャのHGフィギュアを除く)になったので、こちらを入手しました。
いくら出番が少ないとはいえ、メインヒロインの乗る機体をスルーするわけにはいかないので・・・

プレバン限定で黒色の近衛軍仕様も発売されていますが、こちらはカラバリなのでスルー。
流通価格は高めなので、この記事を読んで気になった方は購入されてみるのも良いかもしれません。
(劇中では合計で3分も出ていなかったような気がしますが。)

第一印象としては、少し大きめです。
全高23.1メートルという設定なので・・・これは正解なのですが。
例えばガンダムでは20メートル弱が普通で、大きめのνガンダムで22.5メートルなのでリアルロボット物のアイテムとしては大きめです。
ヘビーメタルは大きめなので平均身長+αという程度ではありますが・・・



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白兵戦仕様の機体なので出来るだけ動きを付けて遊びたい方はいるとは思いますが、その望み通りに可動範囲は広めです。
毎度しつこいようですが、普通に正座も可能です。
また当時のアニメで設定があったかどうかも不明な脚部ランダムスレートも開放可能です。
今回の記事で計5体のROBOT魂版を入手しましたが・・・全機正座は可能で、ランダムスレートもデザイン上存在しそうにないエルガイムMk.II以外は全て開放可能になっています。

TV版放送から約30年・・・・さすがに遅きに失した感はあるものの、当時物のアイテムの基準では考えられない夢のような仕様と言っても過言ではないでしょう。
ただ・・・さすがに単価が高いのでどこまで財布の紐を緩められるかが問題です。
本体が成型色という機体も多いので・・・高級感まではありませんし、経年劣化もしやすいので・・・
出来れば商品そのもののグレードアップではなく、過去のキットのような専用のボックスアートがあれば許せるかな?という気もしますが。


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少し脱線しましたが・・・この機体のやや残念なところは、武器が少なめな点だと思います。
パワーランチャーとセイバーのみです。(近衛軍仕様にはバスターランチャーが付きます。)
このためプレイバリューとしてはやや物足りないと思う方もいるかもしれません。

機体そのものの存在理由が、性能よりもダバに対するカウンターなのでやむを得ないのですが・・・
とはいえ劇中をイメージしたポーズはほぼ再現可能なので、そこに不満を言うのは贅沢すぎるのかも?

以上、ROBOT魂版カルバリー・テンプル・ヘルミーネのレビューでした。
元が機能的にシンプルな機体なので、この記事でイメージしていただいた印象と、現実に手にしたイメージの差はそれ程大きく無いと思います。
劇中再現をするならエルガイムMk.IIと絡める以外には無いので・・・先にMk.IIを入手して、気に入ったら買うのが正解かも知れません。
白兵戦仕様ゆえにアクションあっての機体です、派手に絡めてみてはいかがでしょうか?



アトール
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A級ヘビーメタルの中でも、オリジナルの製造時期が1000年以上前と思われる相当に古い機体。
性能がどうとか言う前に、この時代の科学の基準は一体どうなっているのでしょうか?
(永野氏のことなので、どうせ御伽噺だのファンタジーだのふざけたことを言いそうですが。)

・・・・で、その大昔の機体ですが性能的にはオリジナル級に近い高性能機。
スーパーフロッサーを装備しているため単体の飛行が可能・・・らしいけど、A級は重力制御装置のおかげで大概空は飛べるし、そもそも活躍の場が殆ど宇宙なので、恩恵を得られた場面は思いつかず。

両腕にはパワーランチャー内臓+ウィンゲルバインダーという盾を装備。
バインダーは腕から切り離して計4門のパワーランチャーを同時発射可能・・・らしいのだが設定のみで、劇中にそんな場面は無い。
ただし、フロッガーと呼ばれる鞭のように曲がるセイバーを装備していて、こちらはかなり活躍した。
初登場は41話。自信満々に出撃したギャブレーだが、その成果は・・・・?

コミックボンボン版でギャブレーがポセイダルと戦ったのは、このアトールである。
語源となったのはフランスのロックバンド、「アトール」。


さて・・・恐らくギャブレーが乗った中でも最高位の機体、アトールのキットのレビューです。
当時は「物語終盤で出てきたキットはセールスが振るわない」という理由で、キット化されることはありませんでしたが、2001年からリメイクされた企画、HGHM(ハイグレードヘビーメタル)シリーズ第2弾として発売されました。

2016年4月の地点でROBOT魂版アトールのリリース予定は無いので、ガレージキットを除いては唯一のキットになります。
このキットをについては、買う前に注意しなければならない点があります。それは・・・

未塗装派は回避を推奨。

成形色の配色が・・・なんとなく得体の知れない虫のような気持ち悪さがあります。
紺を基調に、紫、緑が変に混ざった不協和音・・・これがキットの第一印象でした。
自分だけかもしれませんが、生理的な嫌悪感が先に出てどうにも好きになれませんでした。
原作に忠実な色使いなのに、立体化すると受け付けられたいものの最右翼と言った印象です。

そこで従来のキットのようにメタリックカラーを塗るだけでなく、紫系の色に関してはかなり彩度を落としてみました。
これでやっと見れるようになったという感じです。

・・という訳でこれからは色以外の部分に関して。
形状やプロポーションに関しては良く出来ていると思います。

HGHMはどのキットも方向性が違うので一概的な評価はしづらいのですが・・・アトールは小顔、長身なイメージで作っているようです。アトールは一つ目という毒気の強い機体なので、イメージをあまり崩さずに適度に毒気が抜けています。
嫌味ではないレベルで程良くリファインされているのではないでしょうか?

強いて問題を挙げるなら、大きさでしょうか?
アトールは大きめの機体なので、ROBOT魂版と比べて大きさが違和感が無いかどうかが気になるところです。

キットのもう一つの問題は、可動範囲。
ガンプラの1/144のスタンダード、HGUCシリーズは発売時期によって可動範囲の広さは結構差がありますが・・・
このキットはHGUCで一番動かないキットからさらにひと回り動かない印象でしょうか?
はっきり言えば、あまりポーズは取れないと割り切ったほうが良いでしょう。

上級者なら各キットから関節を移植して・・と行きたいところですがヘビーメタルの関節構造は複雑なので、余程の自信がある方でないと、お薦めは致しかねます。
弄っているうちにROBOT魂版が出るかもしれませんし・・・・



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どうしても動きがある飾り方をしたい方は、本体ではなくフロッガーを自作してみるのはいかがでしょうか?
上記の写真は、マスターグレードのビーム刃を弄って付けています。
元が柔らかいので、手でかなり曲げられます。

アトールをオリビーから貸与された時、ギャブレーが「オージェやバッシュなど子供も同然!」と言うくらいこの機体を評価していました。
あのギャブレーが、よりにもよって女の前で調子こいたセリフにどれだけの信憑性があるかと言えば、そりゃもう思いっきり疑わしいわけですが・・・喜々として出撃してわずか数分で、エルガイムを生け捕りにして戻ってくるのだから、只者ではない。
ギャブレーは気分によって、能力をレベル1から99まで自在に調節できると言われても、俺は信じるぜ・・・
その時はフロッガーでエルガイムを一瞬でぐるぐる巻きにしていました。

この話で分かる通り、アトールをアトールたらしめているのは鞭状の武器フロッガーです。
他は視覚的には凡庸な武器が多いので・・・
・・・なのでどうしてもアトールらしいポーズを取らせたいなら、フロッガーの表現に気を配ったほうが良いと思います。

以上、HGHM版アトールのキットのレビューでした。
さすがに30年前のものよりも良い出来とはいえ、現代の基準から見れば結構見劣りします。
最低でも塗装はしないと釣り合わないと思います。

ただアトールという脇役メカがキットとして世に出ること自体がありがたいことなので、キットの出来に意見を言うのは誤りではありませんが、現実的ともいえません。
小顔化が功を奏して、プロポーション的にはベストという点も評価できます。
後半では目立って活躍した機体なので、気になるなら購入しても良いと思います。



アトールV マクトミンビルド
Lgaim_568.jpg
アトールファイブと呼ばれるカスタム機。なんだか合体できそうな名前である。
右腕にオージェのラウンドバインダー、左腕にバッシュのバインダー、背部にアシュラテンプルのサーカスバインダー、手持ち武器にグルーンのロングスピアを装備。
要は各種の有名どころの寄せ集めである。
だが機体の調整は万全のようで、この手の寄せ集めタイプのロボットの中ではかなり強い部類に入る。
初登場時(49話)ではMk.I、Mk.IIの2体のエルガイムを相手に優勢を誇っていたが調子に乗っているうちに逆に追い詰められてしまい、とどめを刺されそうになったところをヘッケラーが自らを犠牲にして、命を救われた。

52話で再びダバと遭遇するが、バスターランチャーの直撃を受けて敗れ、マクトミンは戦死する。
ロボットアニメの最終回前は、いつも厳しいものなのさ・・・・・・

機体のファイブの意味は語源となったロックバンド「アトール」が当時4枚のアルバムを発売していたことに由来する。
つまり「5枚目を早く出してください」というわけで・・・一体、何人にこのメッセージが伝わったのやら。

アトールVでもう一つ知られている逸話は、「アトールVビルドアップキャンペーン」である。
HGHM版アトールが発売された際にオージェ、バッシュ、アシュラテンプル、グルーンの旧キットのパーツを取り付けてアトールVを作りましょう・・という企画で、取り付け用の専用パーツやマーキングが付属、同時にキットも再販された。
商魂逞しすぎるぞ、バンダイ!
・・・・でもアトールVのデザインが正直好きではないので、スルーしました。
ニンマリ目や口紅のマーキングは、悪趣味にしか見えん。
絶対、アトールVよりアトールの方が良いやい!
(旧キットのオージェを持ってないから、作りたくでもできないし)

模型ファンのブログとかではよくアトールVを見かけたが、実際どのくらいの方が挑戦したのだろうか?
こちらはHGガチャフィギュアなら持っているので、そちらを載せておきます。


マフ・マクトミン
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13人衆第8席次。
普段は貴族的な物腰であるが精神的に不安定らしく、戦場では発狂したようなテンションで戦う。
49話でダバがポセイダルと相対した時に襲ってきて、マクトミンが「ツルんでやがる、ツルんでやがる・・・」と狂喜したセリフが印象的だった。
上記の写真がその「ツルんでやがる」状態です。

ヘッケラーと共にギワザ艦隊の先陣を斬りポセイダル像を破壊したが・・・それ以外は目立った活躍も無く、ダバに敗れる。
モチーフとなったのはドイツ人歌手、クラウス・ノミ。
AIDSで死亡した最初の著名人としても知られている人物ですが、21世紀になって再び脚光を浴びたという話もありますし・・・名前だけでも覚えても損はないかも?



ガイラム
Lgaim_572.jpg
Lgaim_573.jpg
かつてヤーマン王朝が所有していたヘビーメタル。
強さはオリジナル級だが数も多く、少なくとも数十機は存在していた。
この物語の主役機、エルガイムMk.Iはガイラム21号機を改造して作られたものである。

フル・フラットが収めるサート・スターでは動態保存されていて、50話でギワザ暗殺の手駒として利用しようとしたが逃亡したギャブレーを追い詰めるため、フラット自ら搭乗した。
オリジナル級の機体の性能と、元テンプル騎士団のフラットの腕前が合わさった結果か、ダバとギャブレーを同時に相手にしても圧倒的な優勢を保っていた。

小説版ではフラットが真の黒幕となったためか、ラスボス的な存在になったために出自も変更されている。
かつて無敵を誇ると言われた機体、ブラッドテンプルの更なる発展を目指した存在となっていて・・・バイオリレーションの影響下では、オージに匹敵する強さを誇っていた。

さて・・・数多くの因縁を持った機体、ガイラムですが・・・存在感はともかく、登場した場面は終盤の10分程度であったためか、キット化には至りませんでした。
ガレージキットは発売されているようですが・・・

今回はサンライズ列伝?というワンコインフィギュアのガイラムの写真を載せておきます。
関節可動は無いですが、塩ビ製ではなくプラで出来ているためシャープな造型になっています。
これであと少し大きければ・・・・
ROBOT魂版は・・・さすがに厳しいか?


フル・フラット
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ポセイダル政権の中、ただ一つ治外法権が与えられた衛星サートスターを自治領として与えられている女性。
サートスターの住人は女性ばかりで非常に警戒も厳しく、普通の人間が近づくことなどありえない「別世界」である。

既に80を超えた老齢のはずだが見た目は20代と若々しく、身長195センチと長身で、男性の多くを虜にしてしまうと言われるほどの妖艶な女性。
若く見えるのはバイオリレーションによるものである。
かつてはミアンと共にテンプル騎士団としてポセイダルとともにペンタゴナワールドを平定し、同時にポセイダルの恋人でもあった。

だがポセイダルがミアンを影武者に仕立て、アマンダラとして世に下っているうちに俗物的な側面が見え始め・・・圧政で民が反乱、そしてアムのような少女に手を伸ばそうとするのを見てポセイダルから離反を決意。
同じく利用されたミアンの開放を試みるが失敗、崩落する王宮の中でミアンを守ろうとして自身は瓦礫に潰されて死亡する。

小説版では政治欲の塊であった若きポセイダルを欲に付け込み傀儡として仕立て、フラットが黒幕として暗躍していた。
こちらではガイラムがTV版のオージのようにダバを終始圧倒したが、ポセイダルがバイオリレーションのシステムを暴走させてしまったため、コクピット内で老衰死している。
またTV版、小説に関わらずアムとは縁があり、フラットが母親なのではないか?・・・と思われる場面があったが、これについては現在になっても詳細は知らされていない。

UNDER THE SUNZでは早々に離反の意図を悟られ、アマンダラに剣によって殺害されている。
だがレッシーを反乱軍勢力の補佐として手配したのは彼女であり、アマンダラを脅かす遠因を作ることはできた。


オージ
(オリジナル・オージェ)

Lgaim_box_018.jpg
真のポセイダルであることを晒したアマンダラが切り札として使用したヘビーメタル。
いわゆるラスボスである。
TV版ではオリジナル・オージェと言われていたが、放送から20年近く経って何故か「オージ」という商品名でキットが発売される。
UNDER TH SUNZでは単に「オージェ」として同じくラスボスとして登場する。

その特徴は首都スヴェートの電力そのものをバイオリレーションのシステムとして利用して生み出す、圧倒的なパワー。
ゲーム風に例えるなら・・・

・攻撃力無限
・敵の全攻撃無力化
・パイロットの体力と気力が無限


・・・と完全なチート状態である。
一撃でエルガイムMk.IIの頭部を破壊、スクラップ寸前にまで追い込んだ。

だがミアンの裏切りによってバイオリレーションが停止、ポセイダルも激しい老衰化の中、成すすべもなく敗れ去る。

ネイの乗ったオージェとよく比較されるが、兵装が異なるだけで基本的には同じ機体・・・ということらしい。



オルドナ・ポセイダル
(ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー)

Lgaim_575.jpg
ペンタゴナワールドの独裁者で、63歳とは思えないほど若々しく、男か女かも不明という謎めいた存在。
その正体はポセイダルのかつての恋人でテンプル騎士団の一員、ミアン・クゥ・ハウ・アッシャーという女性である。
若さを保っていたのはフラットと同様、バイオリレーションによるものである。

長い間、傀儡としてポセイダルを演じ続けていたが・・・いつの間にか自分がポセイダルと思い込むようになってしまい、真ポセイダルであるアマンダラの言うことを聞かなくなる。

最終決戦で全てを思い出し、愛はとうに終わったことを悟り・・・最後の意志でバイオリレーションシステムを停止、急激な老化現象に肉体が耐え切れず、砂状に崩れてこの世を去る。

小説版ではミアンという女性そのものが存在しない。

UNDER THE SUNZでは大筋では変わらないが、ダバに敗れたアマンダラを自ら断罪した後、老衰で果てる。


アマンダラ・カマンダラ
(真オルドナ・ポセイダル)

Lgaim_576.jpg
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表向きは31歳の正規軍、反乱軍の両軍に武器を提供する死の商人。
だがその正体は、オルドナ・ポセイダル本人である。
サングラスや付け髭で外見を誤魔化しているが、実際には女性と見違えるほどの美形である。
ミアンやフラットと同様、バイオリレーションによって若さを保っていた。

ミアンを傀儡として仕立て支配者としての重責を押し付け、自らは好き放題で暗躍して世を操作することを選んだ。
ヤーマン族に家族を虐殺された過去があり、根絶やしにすることに精を出す。
その傍ら、ダバやギャブレーのように自分が認めた若者に支援をしていた。

さらに過去の技術を多用していて現代の技術では再現できなかったヘビーメタルの技術の再興を試みていた。
エルガイムMk.II、ヌーベルディザード、オージェ、バッシュなどは彼が直接手掛けたものだ。

最終決戦では正規軍の首尾の悪さから看過できなくなり、自ら解決に乗りだす。
傀儡でいられなくなったミアンからオージの起動キーを盗み、オージでダバのMk.IIを圧倒するが・・・ミアンの裏切りでバイオリレーションが絶たれて急激に老衰化、さらにギャブレーもダバに加担して2人に討たれて絶命する。

小説版では打って変わって・・・ダバという若者が未来を託せる人物と認め、私兵20万を無償で引き渡す「もの凄く良い人」に設定が変更されている。
戦後は新国家建設評議委員会の議長としてセムージュと共に世を導くことになる。

UNDER THE SUNZでは逆にさらに悪どさが増し・・・ダバを剣技でねじ伏せた後、反乱軍を壊滅に導く仮の指導者(つまりは道化)として利用しようとして、逆に裏切られている。

余談ですが、永野氏にとって・・・やはり最もお気に入りで忘れ難いのは、やはりポセイダルなのかもしれません。
この後名を馳せることになったファイブスター物語の主役、アマテラスはポセイダルと容姿が酷似していますし、下野する時に使う仮の名前、レディオス・ソープ(Ladies Sop?)は逆読みすれば「Posseidal」ですし・・・



Lgaim_578.jpg
さて・・・エルガイムのキットの紹介もいよいよ最後になりました。
トリを飾るのはラスボス、HGHM(ハイグレードヘビーメタル)シリーズ第3弾、オージです。
キットは通常版とゴールドメッキを施されたヘビーコーティングバージョンの2種が発売されていますが、今回はヘビーコーティングバージョンを紹介します。

HGHMのエルガイム、アトールは小顔化をはじめ、全体的にスマートに見えるように調整されているのに対し、オージはそういったアレンジは極力抑えられています。
それだけ従来のイメージと似ているということでもありますし、何より旧キットとの相性も良いので・・・プロポーションは文句無しということで。
(人によってはもう少し足を細くして欲しいという意見はあるかもしれませんが・・・)



Lgaim_579.jpg
オージといえばサイズ(鎌)で有名ですが・・・こちらの大きさは十分で迫力あります。
ただ・・武器の固定方法に難あり。
手と鎌の一部が一つの部品と成形されているため、絶対に離せません。
このため持つ部分をずらしたりすることも、左右で持ち換えることも不可です。
おかげでポーズはどうしても限定されます。

反面、武器を安定して保持するにはこれ以上ない方法であるため・・・普通に飾っていれば、落とすことは無いと思います。
賛否はあるでしょうが、これなら何年も安定して飾れると思います。



Lgaim_582.jpg
あとヘビーコーティングバージョン限定の欠点として、メッキの色合いにバラつきがあります。
2つ以上の部品を組み合わせて作る箇所で、色の違いが目立つという意見があり・・・キット自体の印象を落としているという噂も。
ただ工場の量産でメッキ仕上げのムラがあるのは仕方なしのところもありますし(最新レベルのMG百式Ver2.0でも聞かれる話ですし・・)、「この程度なら俺でも塗れる!」という批判もありましたが・・・さすがにそれは筋違いかと。
いわゆる金ピカの仕上がりではないので・・たしかに塗装でこの仕上がりに近いものは得られますが・・仮にもメッキレベルに近い域に仕上げるなら塗料の的確な選択できる知識と、相応の塗装の技量が無ければ無理で・・・模型歴数年のキャリアが無いと難しいです。
というか、そこまで文句言うなら自分でクリアイエローとかでコーティングしろよ・・といった感じかな?
エアブラシを持っている方なら、ある程度の埋め合わせはできると思います。

可動範囲については・・・HGHMシリーズの例に漏れず、大して動きません。
ただこのキットの場合は上記の通り、武器による制約が相当なものなので・・・それと比べれば、他の部分はまだマシかもしれません。
いずれにしてもこのキットでは飾り方はかなり限定されていると、割り切った方が良いでしょう。

一時はこのキット2個+旧キットでオージェを作るという改造も話題になったようですが・・・今ではROBOT魂版のオージェを購入した方が流通価格、そして恐らくは出来映えの面でも納得がいきそうなので・・・今ではこの選択腋は無さそうです。


Lgaim_583.jpg
最後はダバとギャブレーに敗北のイメージで・・・・
以上、HGHM(ハイグレードヘビーメタル)シリーズ第3弾、オージのレビューでした。
元が2002年発売とかなり時間が経ったキットであるせいか、キットそのものの出来は現在の水準よりワンランク以上落ちます。
・・・ただし誰の目から見てもオージに見えるのは確かですし、取れるポーズに制約はあっても・・・ポーズ自体の見映えはなかなかのものです。

あと購入するなら、通常版でなくヘビーコーティングバージョンの方が豪華版なのに、お求めやすい価格のためおススメです。
何より多少の批判はあっても、ROBOT魂ではあまり見かけないメッキ仕上げなので高級感があります。
従って並んで飾っても全く見劣りはしません。
アマゾンでの評価を見ていると風評被害の域に達している感もあるので・・・個人的な感想は、むしろ良い物なのですが・・・

Lgaim_580.jpg
ラスボスなのでROBOT魂版もいつかは出ると思いますが・・折角なので何かギミックを期待したいところです。
「ヘビーメタルは換装できる」とバッシュの紹介等で既に書いていますが、オージも「換装」機体です。
ただ右腕がブラッドテンプル、下半身がプディンオージェとTV版未登場の機体で構成されているだけで・・・

メインの武器の鎌ですが・・・これも新規の武器ではなく「換装」兵器です。
既存のセイバーなどの武器を組み合わせて出来ているようですが・・・刃の部分は一体、どの兵器から調達したのやら。
オージェとの最も外見が異なる右肩は・・・ブラッドテンプル用のバスターランチャーをマウントするためのバインダーらしいので・・・いつか装着した姿を見ることができるのでしょうか?
某作品のレッドミラージュの元となった機体の武器と考えると・・・個人的には、ワクワクします。
・・・いや自分で書いていても、無理のありすぎる話だとは解っているけどね。



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さて・・・今回の撮影に使われた全機で記念撮影して、終わり。
ここまでご覧になっていただいた方、本当にお疲れ様でした。
エルガイムという作品をどれだけの方が存じているかは解りませんが、古い作品とと言っても現在のアニメの屋台骨を支える多くの才能が結集して作られた作品です。
この記事でエルガイムを見直していただけれ方がいてくれれば、嬉しい限りです。

今回の記事で感じたことは・・・・非常に楽しかったですが、とにかく時間が掛かってしまったことですね。
模型制作もそうですが、模型を全てを作り終わってから記事を起こすのに相当量の時間が掛かってしまいました。

例えば・・・今回のポセイダル正規軍編のみでも100枚近い写真を撮っているわけですが・・・
(没になった写真も当然あるので、撮った写真は当然100枚を超えます。)
写真の撮影、編集の作業に平均10分掛かったとして、10x100=1,000分(16時間40分)と、冷静に考えれば相当な労力。
さらにモチーフとなる写真の探索などの作業は別で、そもそも1枚辺りで10分よりも多くの時間が掛かっているのが現実で・・・・

テキスト量で前回よりボリュームアップ、文章の質はともかく量なら小説並みになってしまいました。
記事の部分だけでも、1週間経っても全然終わらない・・・・と相当もやもやとさせられたのですが・・・こうして実際の作業量から逆算すれば、止む無しといったところですが・・・この記事を読んでいる方がどういう気持ちになっているかは想像も付かないですね。
反面時間は掛かったものの、当初は全く予定も無かったヌーベルディザードの変形(実は既に変形パターンが公開されていることすらも知りませんでした)、完全ではないものの劇中のメイン機体を一応網羅、さらに30年経って完結を見るバスターランチャー論争・・・記事としては往年のエルガイムファンの方から見てもそれなりの満足は得られるのは出来たと思います。

あとさすがにiphoneカメラではろくな写真が撮れないので、デジカメを買いました。
ホビー関連の記事を続けるのなら、撮影用のブースの作成とかも考えてみた方が良いのかな?
・・といろいろと考えてみたり。

立体ものではR3版エルガイムMk.II、ROBOT魂版アシュラ・テンプルやグルーン等、評価が高い作品でスルーしている物はありますが・・・そこは貧乏戦記、全ての網羅は恐らくはあと5万は掛かるので・・・・
あとは貴方が気になるアイテムをご自身で調達されると良いと思います。
(ちなみにエルガイム関連で掛かったのは、書籍等も含め恐らく3~5万(うちROBOT魂は計2万前後)です。)

ただやはり、せめてこのくらいの労力を掛けなければこちらが感じた「エルガイムの魅力」を一部でも伝えることは難しいと感じたので・・・30年前の遺物ではありますが、振り返る魅力や価値はあると思い自分なりに頑張ってみたつもりです。

エルガイム関連のアイテムの将来は・・・ROBOT魂がどこまで出るか・・・ですね。
主役級の機体だけではなくグライアやディザードのような量産機まで発売されるので、ある程度の利益は出ているはずなので・・・メイン機体は全て出てくれる可能性は高いです。
あとは・・・パゴーダ、サロンズのようなOVAに出てきた機体とかエルガイムMk.III、ブラッドテンプル(無敵と言われた機体らしいが・・・永野氏が「やられる姿を見たくないという理由で未登場に終わった(らしい)」、幻の機体で小説版のみ登場)などが出てくれれば夢のような話ですね。
さすがに可能性は限りなく低そうですが・・・・いつかは見たい物です。


このブログの今後の予定ですが・・・まずはエルガイムの反乱軍編で1/144アモンデュール・スタック、ROBOT魂版エルガイムMk.IIが新たに手に入れたのでそれらを中心に追記してブラッシュアップを図ろうと思います。
記事作成に躍起になりすぎてGMailやコメントの返事が疎かになっていますので、そちらもすぐに・・

その後は・・・記事の作成期間に間が空きすぎるのでコンバータや日常関連も入れようと思います。
現状ではこちらとしても読む方としても、良くない気がしますので・・・

ただ・・・今日はさすがに筆を置こうかと思います
・・・本当に疲れました、それでは。




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