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コンバータNO.XX(未定) ヨスガノソラ(中途版&体験版)(7周年企画:その2)


今更ながら・・・東鳩の移植はしんどかった・・・・
すっかり予定が狂って、こちらの公開も遅れましたが・・・とりあえず、形には出来ました。
それでは7周年企画その2、ヨスガノソラへGo!!!


2008年12月にSphere様から発売された、ヨスガノソラを劣化移植するためのプログラムです。


URLはこちら。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-s7d2i45bkawcpdnqpjwxjupjiq-1001&uniqid=8aa001af-6277-4e92-8dde-73b2e95f6e79




動作状況

・一葉、穹のみ攻略、クリア可能。(穹ルート開放条件は、オリジナルと同じ。)
・おまけモードは全て実装(クリア後のみ閲覧可能、一部仕様に変更あり。)
・一部の演出は変更、省略されています。
・各部に於いてバグがある可能性あり。


変換方法

1:コンバータ全ファイル(BLUE、GREEN、RED.png含む)、imageUtility(添付ファイル含む)、soundUtility.exe(添付ファイル含む)、mplayer.exeを展開したフォルダの一つ上の階層に置きます。
(4つだけsystemフォルダに入れるファイルがあるけど、そちらは別途指定。)

2:今回のゲームソフトはフォーマットが従来の作品と異なるので、以下のツールの使用を推奨します。
(他のツールがあるなら、そちらを使うのは構いませんが・・・適用できるツールはかなり限られます。)

萌衣☆プレイヤー(画像変換時に使用)
http://www.entis.jp/eri/player/
SoundPlayer Lilith(サウンド、ムービー変換補助に使用)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se174814.html


今回の作品は、noaスクリプトというエンジンを使用しています。
このスクリプト画像やサウンドをLeshade Entis氏が独自企画として提案したeri、mio、meiという特殊なフォーマットを用います。
(ちなみにメディアの初出はOh!X 2001春号・・・って、読んでいる方でOh!Xを知っている方います?)
これらは、画像(高画質)ではjpegより高圧縮で高速処理、音質もMP3より高品位・高圧縮という優れた側面を持っていたものの・・・主流とは成りえずに終わった(少なくとも10年近く動きはない)状態です。
画像ファイルeriは吉里吉里では使用できるようですがOnscripterでは無理なので、少々変換に特殊な手段を用いることになります。



画像変換
TIPS1:画像フォーマット「eri」

展開ツールによっては、データ解凍時に同時にpngに変換してくれるツールもあります。
・・・ただそれらのツールも、このゲームの全てのeriファイルを正確に変換出来ないようです。
全てのeriファイルを変換できるツールは、萌衣☆プレイヤー(フォーマット開発者Entis氏作の公式閲覧ツール)だけです。

yosuga_hen_01.png
萌衣☆プレイヤーは画像をbmp、サウンドはwav形式に変換できる機能を持っています。
画像についてはまずこのツールでbmp形式に変換してから、通常の変換作業に入ってください。


3:画像が入っているアーカイブは5つ。(data1.noa、data2.noa、frame.noa、option.noa、frame.noa(一部はsystemフォルダ内))
これらを以下のルールで展開します。

data1.noa → data1フォルダ内にbmp画像を入れる。
data2.noa → data2フォルダ内にbmp画像を入れる。
frame.noa → frameフォルダ内にbmp画像を入れる。
option.noa → optionフォルダ内にbmp画像を入れる。
title.noa → titleフォルダ内にbmp画像を入れる。

上記の5つのフォルダをコンバータのあるディレクトリに配置します。

4:1_画像変換_yosuga.batを起動、画像ファイルを変換します。



サウンド変換
TIPS2:サウンドフォーマット「mio」

萌衣☆プレイヤーはサウンドの変換機能はあるものの容量を圧迫するwav形式が基本のため、あまり容量を食わない形式に変換できるSoundPlayer Lilithを使用します。
SoundPlayer Lilithはmioに対応していて、設定はかなり自由に行える優秀なミュージックプレイヤー&変換ツールで、sound、voiceフォルダ内の全mioファイルをoggに形式に変換してから、通常の変換作業に入ってください。

5:画像が入っているアーカイブは2つ。(sound.noa、voice.noa)
これらを以下のルールで展開します。

sound.noa → soundフォルダ内にoggファイルを入れる。
voice.noa → voiceフォルダ内にoggファイルを入れる。

6:2_サウンド変換_yosuga.batを起動して、全ての音楽、音声ファイルの音声変換を行います。



ムービー変換
TIPS3:映像フォーマット「mei」

さて・・・最大の難物が映像フォーマット、meiである。
結論から言えば・・・・

meiフォーマットの動画を、コンバータに取り込むことは不可能。

コンバータに使用するためにはmei→mpg、avi、mp4・・・といった一般的なフォーマットに変換するのは必須。
問題は、この機能を備えたツールが全く見当たらない事。
あれだけ豊富なフォーマットに対応しているmplayerでも、meiは全く駄目なので・・・

萌衣☆プレイヤーは公式なので読み込みは可能だが(一部表示がおかしい)・・・変換用のAVIエクスポーターは全く役に立たず。
他のツールでは、meiフォーマットに対応していない・・・・思いつく限りの手を尽くしましたが、不可能です。

ただ・・・それでムービーを入れないというのも残念すぎるので、代案を用意しました。
まず、sphereの公式サイトで、ヨスガノソラCMムービーVer2を入手します。

7:ヨスガノソラ_CM_movie_Ver2.mpg(上記で入手したムービー)と3_ムービー変換_yosuga.batを同じディレクトリに置きます。

8:3_ムービー変換_yosuga.batを起動、画像の抽出、編集、画質調整を一括処理します。

9:opening.mei(オリジナルのムービー)をSoundPlayer Lilithにて変換。opening.oggを作成します。

10:opening.oggをarc\openingに入れます。(SoundPlayer Lilithの設定でこのディレクトリに指定していれば、この作業は不要です。)

yosuga_hen_02.png
SoundPlayer Lilithはあくまでミュージックプレイヤーなので、動画変換の機能は無い。
ただし、meiフォーマット限定で、ムービーのサウンドのみを抽出することは可能。
今回はこの機能を利用して、変換処理に使用します。
サウンドの抽出には他にもいくつか方法はあるとは思いますが、現状ではこれが最も簡単と思われます。



yosuga_ma_05.png
オリジナルと全く同じ内容とはかないが、雰囲気はかなり近いと思います。
(オリジナルでエロ画面が表示されている部分が、一般向け画像に挿し変わっているのが変更点。)
コンバータで使用してみた限りでは、雰囲気は味わえると・・・思います。

こういうことを書くと「オリジナルと同じじゃなきゃヤダ~~」という方がたまにいますが、そういう方はmeiフォーマットの再生、変換方法で代案をお願いします。
こちらもそうしたいのはやまやまで手を尽くした上での悪あがきなので・・・この点を考慮に入れてからのご意見なら、大歓迎ですよ。
どうしても納得いかないなら、ムービーの変換は諦めてください。



補足:iphone、Androidで起動する場合
各ファイルの以下の部分を書き換えてから、画像変換作業を行ってください。

1_画像変換_yosuga.bat

@set size1=800
@set size2=360
@set reseze=100*%size2%/%size1%
@set size3=600
@set size4=270
@set resezey=100*%size4%/%size3%

PSP        iphone、Android
@set size2=360 → @set size2=800
@set size4=270 → @set size4=600


3_ムービー変換_yosuga.bat

PSP        iphone、Android
scale=360:270 → scale=800:600


シナリオ変換

11:csx_dump.pl、csx_dump_type1.bat、yosuga_1~2.plをsystemフォルダ内に入れます。
12:yosuga.csx(オリジナルのシナリオファイル)をcsx_dump_type1.batにドラッグ、yosuga_csx_dump_1.txtを作成します。
13:yosuga_1~2.plを起動、1.txtを作成します。


アーカイブ作成

14:arcフォルダを、nsaed.exeにドラッグ、arc.nsaを作成します。


完了及び起動

15:arc.nsa、0.txt、1.txt、Default.ttf、EBOOT.PBP(PSPのみ)、ons.ini(PSPのみ)を任意のフォルダに入れて、各端末のonscripterを起動します。


・・・・以上です。よろしくお願いします



※csx_dump.pl、csx_dump_type1.batはとある方にこちらが依頼して製作していただいた頂き物です。
今回のコンバータ作成に於いてはこのプログラムがあって初めて作ることが出来ました。
深く感謝いたします。





ヨスガノソラとは?
yosuga_ma_01.png
2008年12月5日にCUFFSのブランドの一つ、sphereのデビュー作です。
この作品は企画の段階で、CUFFSでは製作が難しいと判断、sphereという新ブランドと共に生まれた作品です。

ヨスガノソラとは漢字では「緑の空」、音の響きを伝えたいためにカタカナ表記にしているようです。
「どこでもどんな時でも変わらずそこにある空のように、人と人との関係もそうありたい」・・・・シナリオ担当の太刀風雪路氏は、雑誌のインタビューでこの題名について語っています。

この作品は・・ゲームシステムの部分のみで語るなら、割と普通の作品だと思います。
個人的な感想で言うなら、魅力的な部分はキャラクターの心理描写にあります。

不慮の事故によって両親を失った主人公の2人の姉妹は田舎暮らしを始めることになり、そこで出会う素直で純朴な人達と触れ合うことに成長していく物語です。
テーマとしては斬新とは呼べませんが、総じて不器用な登場人物との交流の中での主人公の心理描写は概ね丁寧であり、それ故にヒロイン達の等身大の魅力を感じさせてくれる作品です。

当時の雑誌によれば、「作品のテーマとしては、素直で優しすぎるために自分の気持ちを押し殺してしまう、あるいは素直でない姿を周囲に当たり前と思われてしまって本心が伝えられない、といった「意志の疎通の難しさ」を表現している。」と語られています。

これらの部分が評価されてか、2010年5月から全12話でTVアニメ化を果たしましたが・・・・Amazon.comの評価を見る限りでは、原作のゲームの方が評価が高いようです。
(アニメの方はこちらは全く見ていないので・・・)




yosuga_ma_02.png
さて・・・こういった訳で知名度は高めの作品なのですが家庭用への移植等の試みが今までされた事は無く、恐らくはこのコンバータが携帯機等への初めての移植になります。

移植に関してですが・・・総合的に難度は高めです。
このゲームのテキストには、とある法則があるのでそこに気付く方ならメッセージローダーのようなテキストの抽出は、技量の高い方なら行えたのかもしれません。(とはいうものの自分では中途半端に気付いた程度で、結局自力では無理だったのですが・・・)

ただ・・・その後も移植の作業はなかなか難しい。
CUFFS系のブランドのスクリプトは概して立ち絵の処理に一癖あるものが多く・・・・この部分を何とかしないと移植が出来ないようになっています。
(この部分についてはとある方からかなり興味深いヒントがあったのですが・・・そのヒントで得られるのは「正解」ではなく「近似値」であること、立ち絵の「表示」だけでなく「消去」にも癖がありその辺りを正確にシミュレートしないと移植が出来ない困難さから、結局独自に擬似処理を行っています。)

人気があった作品なのに、移植の動きが見られなかったのはこのためか?
・・・・そう思えるところがあり、どのような方法を取るにしてもゲームの印象よりも手間の掛かる作業になると思います。


・・・え?何でCUFFS系の移植が始めてなのに「概して」とかまるで知っているような書き方になるのか?
実は過去にこの作品と似た性質のプログラムを既に移植しています。


yosuga_hen_03.png
それがこの「妹のおかげでモテすぎてヤバい。」なわけで・・・
(画面を見ているだけで当時の作業が偲ばれる・・・「もう二度と作りたくない」という苦痛が(笑)。)
HULOTTEがCUFFS系のブランドとは聞いたことがないですが・・・プログラムの癖が非常に似ています。
何の根拠も無いただの直感ですが、「同一人物」・・・これが率直な感想。
当たっているかはどうかは相当疑わしいですが・・・ずっとそう思いながら作業をしていました。



yosuga_ma_03.png
あと移植が遅れた理由の一つは、穹ルートを攻略する際・・・初回プレイでは攻略不可だったこと。
この部分を再現するには複数のキャラを攻略できるようにしなければ中途版にすらならないため、そこで回り道。
ついでに面倒そうだから見送る予定でいたおまけルートも攻略可能キャラに関しては、正規のコンバータと同等な形で実装。
これからの作業は残りのキャラのルートのシナリオ部分の再現のみになります。



yosuga_ma_04.png
あとさらに今回は体験版のコンバータも作成、あわせて公開いたします。
これは今までに無いタイプの移植を行うため、移植の成否を確かめるためのプロトタイプとして作ったものです。
共通ルート全部が入っていますが個別ルートの方が圧倒的に長いので、長さとしてはそれ程のものではないです。

実は体験版と製品版では同じ話でも差が結構あり、製品版を移植する際には芯にしかならなかったので二度手間だったのも遅れた理由の一つかな・・・・・?
体験版の状態だと動作はともかく、デバッグが面倒になりそうな箇所はすべて処理を差し替えたりしているし・・・
「妹のおかげでモテすぎてヤバい。」ではデバッグで死ぬような目に逢ったし・・・・・


ヨスガノソラに関して言えば、移植度は50%。
(シナリオ4割、システム1割と計算。)
ここまで来れば余程のことがない限り、移植は可能と思われます。
確かに話の出来も興味深かったので、ファンディスクのハルカナソラの移植も合わせて検討したいところですが・・・そこはコンバータの反響次第。
現地点では未定です。
感想等がありましたら、お待ちしております。




さて・・・・次回は7周年企画最後の1本。
今の地点で、解っていることを一言・・・・・・


O N S 史 上 最 凶 。


・・・これだけは確定。
「最凶」たる所以は、再生機器のメモリーへの負担の大きさ。
普通あんな処理はやらんだろ・・・・メモリの弱い機種では最後までプレイなんて夢のまた夢。

同時にこれはOnscripterの最も苦手な部分を直撃。
再現性に於いても結構影響しています。
なるべく高性能な携帯機を用意しておいてね・・・・でないと、動く保証すら・・・

そういえばジャンルも直撃だよね・・・ド直球な恋愛もの。
ここまで恋愛に特化した作品なんて、こちらではNo.06スターティレインくらいじゃないかな・・・
TVアニメ化されているから、知名度に関しては次回作の方が上か?
タイトルは・・・・・・




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コンバータNO.XX(未定) ToHeart2 XRATED(中途版)(7周年企画:その1)

2005年12月にLeaf様から発売された、ToHeart2 XRATEDを劣化移植するためのプログラムです。

URLはこちら。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-s7d2i45bkawcpdnqpjwxjupjiq-1001&uniqid=b37c68d0-3c67-45a2-88b7-726046563e80


動作状況

・このみ、いいんちょ、タマ姉、由真のみ攻略、クリア可能。
・おまけモードは全て実装(クリア後のみ閲覧可能、一部仕様に変更あり。)
・一部の演出は変更、省略されています。
・各部に於いてバグがある可能性あり。


変換方法

1:コンバータ全ファイル(sakura_m.png含む)、imageUtility(添付ファイル含む)、soundUtility.exe(添付ファイル含む)、mplayer.exeを展開したフォルダの一つ上の階層に置きます。


画像変換

2:1_画像変換_ToHeart2XRATED.batを起動、画像ファイルを変換します。
※以前の物とは若干内容が異なっているので、再度変換をお願いします。


サウンド変換

3:2_サウンド変換_ToHeart2XRATED.batを起動して、全ての音楽、音声ファイルの音声変換を行います。


ムービー変換

4:3_ムービー変換_ToHeart2XRATED.batを起動して、ムービーを変換します。

TIPS:iphone、Androidで起動する場合
各ファイルの以下の部分を書き換えてから、画像変換作業を行ってください。

1_画像変換_ToHeart2XRATED.bat

@set size1=800
@set size2=360
@set reseze=100*%size2%/%size1%
@set size3=600
@set size4=270
@set resezey=100*%size4%/%size3%

PSP        iphone、Android
@set size2=360 → @set size2=800
@set size4=270 → @set size4=600


3_ムービー変換_wa2_trial.bat

PSP        iphone、Android
scale=360:270 → scale=800:600


シナリオ変換

5:ToHeart2XRATED_1~3.plを起動、1.txtを作成します。


アーカイブ作成

6:arcフォルダを、nsaed.exeにドラッグ、arc.nsaを作成します。


完了及び起動

7:arc.nsa、0.txt、1.txt、Default.ttf、EBOOT.PBP(PSPのみ)、ons.ini(PSPのみ)を任意のフォルダに入れて、各端末のonscripterを起動します。


・・・・以上です。よろしくお願いします





ToHeart2 XRATEDとは?
ToHeart2 XRATED_x00
2005年12月にLeaf様から発売された・・・ってこんな事書く必要があるのか?
・・・と思えるほど知名度が高い作品です。


このブログの常連の方、あるいはエロゲに興味のある方でこのタイトルを知らない方はいないのではないか?
本当にそう思えるほど有名な作品。
こちらも過去にこの作品よりも有名な作品を移植したことはありませんし、これからもこの作品より知名度の高い作品は移植することは無いと思われます。

元は2004年12月にLeafの一般向けブランドであるアクアプラスから発売され、今回移植したXRATEDでは・・・

・Hシーンの追加
・新キャラ(さらら)追加
・高解像度化(800x600)

等の新要素を追加した強化版です。

同社の代表作であるためか、TVアニメ化をはじめ複数回にわたるアニメ化、ファンディスク及びスピンオフ作品(アクアパッツァ:格闘ゲーム、ToHeart2 ダンジョントラベラーズ:RPG)、幾度となくフィギュア化、同人誌化・・・メディアミックス展開も枚挙のいとまも無く・・・・発売から10年以上経った現在でも新作フィギュアの発売が予定されているものもあります。

これ程の作品であるためか、PSP版も発売(VITAでもプレイ可)、リニューアルしたPS3版も発売されるなど・・・移植も複数回に渡り行われていますので・・・正直、今更移植しても需要は少ないのかもしれません。

ただ・・・それでもXRATED版が移植されるのは今回が初めてですし、実はXRATEDはWindows 7では完動しないため(ムービーの再生に不具合)・・・これらの点から見ても、思い入れのある方あるいは新規にプレイをする方には利用価値はあるかもしれません。
今の視点から見れば古臭いところも確かにあります。
ただしそれを差し引いても十分に良作レベルであることは間違いありません。
・・・・伊達に有名な訳ではありません。
この辺りは、いずれお見せしたい完成版の記事にも詳しく書こうと思います。


さて今回の中途版ですが、攻略可能なキャラは本来の半分です。つまり・・・

このみ
ToHeart2 XRATED_x01


いいんちょ
ToHeart2 XRATED_x02


タマ姉
ToHeart2 XRATED_x03


由真
ToHeart2 XRATED_x04


以上の4名です。
言い換えれば序盤から登場、選択できるキャラ全員です。
他のヒロインは後半から登場、あるいは出現させるのに条件が必要なキャラですね。
今回の中途版では出現条件を満たしても登場しないので、ご了承ください。





ToHeart2 XRATED_x06
ToHeart2は以前に携帯機用にPS2版の移植パッチが出ていたはず(今ではまるで見つからないので詳細不明)なのですが・・・実はこの情報を聞きつけてPC版のXRATEDを購入したんですよね・・・・・
でも当然移植不可だったので、ショックでそのまま詰みゲーに・・・当時はプログラムなんて全く組めない超初心者だったので・・・・

ただ、今ソースを見たら移植を可能かどうかを見てみたら・・・どうやら移植可能だったので実際に移植をしてしまいました。
誰も移植してくれないなら、自分でやれば良いだけの話です。
ダンジョントラベラーズ2(ToHeart2とは無関係のもの)がVITA版で体験版が出て、全く期待しないでプレイしたら実はかなり出来が良く・・・ToHeart2 ダンジョントラベラーズにも興味が沸き、折角だからオリジナルの作品を・・・・本当にどうしようもない動機ではありますが、この作品は確かに出来の良い作品で今プレイしても尚、光る物がある作品だと思います。
特に新規の方は、移植に挑戦されてはいかがでしょうか?






今回の移植に関しては・・・・とにかく苦労の連続でした。

まず、普通にゲームを起動できるまでが大変。
スクリプトの拾い方を少々間違えただけで、表示がおかしくなる程度では済まなくフリーズに直結するバグが多発。
このため序盤から相当な試行錯誤の繰り返しでした。

・・・で、ある程度動かせるようになってからが・・・本当の地獄の始まり。
しばらくするとスクリプトエンジンの異様なまでのシステマチックな構成に四苦八苦する羽目に。

「異様なまでのシステマチック」・・・これで納得できる方は少ないと思われるので・・・具体的な説明をするとこうなる。

例えば背景の処理だが・・・ある程度の解析能力をお持ちの方なら、背景表示の命令は比較的早く見つけられると思います。
このためコンバータでの実装もそれ程間を置かずに可能かもしれません。

・・・ただしばらくすると、表示に少々不具合があることに気付くはず。
これは背景表示のパラメータが2つに分割されているのが原因です。
その両方の関連性に気付かないと、背景の表示は不正確になります。

これでしばらくは上手くいっているように思えます。
・・・・が、この背景の表示命令は複数の命令が複合されていることが解るはず。
例えば・・・Nscripterで立ち絵を動かす場合、

・立ち絵をロードする命令(この地点では表示されず、メモリに格納される)
・立ち絵を表示する命令
・立ち絵の移動命令

スクリプトによっては移動指示と移動実行の命令が別の物あり、立ち絵の表示と移動がまとめて行う物もある。
・・・・がこのゲームの場合はこれらの処理を1つの命令で全て行う。
合理的なシステムではあるもののそれだけ仕組みが複雑であるため、解析には時間が掛かる。

背景表示の命令の場合は、スクロールや拡大表示も複合して一つの命令と表示する場合と、複数の命令に割り当てる場合の2種類があること(場合によってはそれ以上)あることが確認できるが・・・このゲームではそれほど頻度が高くないので、この点は後日に回すとしても・・・少なくとも別途背景の表示命令は把握しておきたくなる。
(勿論、この処理も複合処理されている。)

・・・が、これも一筋縄ではいかない。
この表示処理のバリエーションは実に豊富で、数えてはいないものの・・・調べたら恐らくは100種類くらいはあることが解る。
(見逃した処理がある場合はさらに多くなる。)
これらの解析に掛かる時間は個人差はあるのだろうが・・・どれ程頭の良い人物が担当しても、これではオリジナルの作者から直接仕様書でも見せてもらわないと一度の解析でこれらを見抜くのは恐らくは不可能と思われる。
実際こちらも幾度と無く解析を試みて、その度に命令系統の作り直しを行うことになり・・・・結果として数十回の試作プログラムを製作し、有効な処理パターンをいくつかをコンバータに取り込むことで一応の決着を付ける、と・・・・



ToHeart2 XRATED_x05
・・・・これで残りは例外処理の再現を行うだけだ。
例外とは何か、・・・というと上記のスクショの背景だが、これはゲーム開始時の3月1日のものだが、後ろの桜の木には花が咲いていない。
この時期なら当たり前のことだが・・・この背景はゲームの進行状況により小咲き、満開、葉桜、花が完全に散る・・・と徐々に変化していく。
ただ・・・オリジナルのゲームのスクリプトの通りに表示させると、桜が満開の状態で表示されてしまう。
しかも同じ日の背景では葉桜の状態の物も混ざっている・・・要は指示が滅茶苦茶なのだ。

・・・・これらの状況で整合性を求めるのなら、可能性は一つ。
どこにあるのかは知らないが、背景の時制を整える処理が別途存在するのだ。
こちらもこの処理を擬似再現するプログラムが別途作成する必要がある。
この処理はミニマップの背景にも連動させた方が、さらに効率が良いかもね。

上記の処理を全てを盛り込むことで、ようやく背景が表示できるようになる。
・・・当然、ここまで来るのに何日も掛かる。あ~~~~~、長かった。
問題は、このような処理が背景だけでなく殆どの処理で似たりよったりの負担が掛かるということだ。
・・・・それらの殆どを仕上げておかないと、コンバータを仕上げるどころかまともにゲームが動かない。
だってこれらは「基本的な処理」だもん、当然っちゃ当然でしょ?

「基本」が終われば次はゲーム全体の進行、制御の処理に入るわけだが・・・こちらもかなりの手間が掛かる。
例えばコンバータの作成に慣れていない方なら、選択肢や分岐の管理には結構気を使うものだ。
(少なくとも自分はそうでした。)
このゲームでも・・・そりゃ上級者の方なら、たいした手間を掛けずに実装できるかもしれません。
・・・・・が、このゲームの選択肢の数は約100箇所。これは普通のゲームの数倍です。
実は昔のゲームの方が試行錯誤には手間を掛けているものも多く、今の作品ではありえないような面倒なこともあったりします。
これでさらにマップ移動が数十箇所あり・・・・これらを実装させるのは相当の手間が掛かります。
ここまでシステムが複雑だと、実装も大変ですがデバッグはさらにそれを上回る負担がかかります。
実際・・・・これらの処理に必要な時間と体力を想像した時は、気が遠くなりそうでした。
(かくしてGセルフの製作に逃げたりしたわけで・・・)

・・・・で、これらの処理の先には「仕上げ」が待っているわけで・・・勿論、こちらも相応のものが要求されます。
例えば、いいんちょや由真ルートのエンディング付近のみボイスのファイルの割り当てが頻繁に変更になったり、タマ姉ルートのHシーンのみ専用の表示命令が設定されていたり(このシーンの内容をご存知の方なら想像はつくのかもしれませんが)・・・・
・・・どちらかといえばタマ姉ルート後半部のみ、何故か立ち絵関連の命令が変更されていることで処理が誤爆しやすいことの方が厄介だったような・・・・

・・・とまぁ、全方向に隙が無い作りで・・・もー大変だったの何のって!
以前PS2版を移植した方はどこまで作りこんだのかは解りませんが、開発環境が整っていない状態でよく移植をしたものだと思います。
デバッグ含めれば、個人製作の領域を超えた代物のような気も・・・
考えて見ればXRATEDのボイスの数は28,996、アーカイブ内の全ファイル数は132,895・・・現在の普通の大作クラスのさらに倍。
この地点である程度察するべきだったなぁ・・・

あとこれ程のファイル数を1つのアーカイブにまとめると、ONSの場合はファイルの読み込みに何かが干渉して動かない可能性が高い。(arc.nsaのサイズが2GB、あるいはファイル数が6~7万(65,535?)に達する場合は巨大すぎて動作しない可能性を考慮する必要がある。ただ・・・理論的には動くはずと上級者なら答えるはずなので、何が原因なのか不明。)
変換をする方なら、PSP、Android双方ともEDムービーを搭載可能なのは2つが上限と思っておいた方が良さそうです。
複数のアーカイブに分ける・・・という手もあるけど、動作がさらに不安定になることもありえるので、少なくともおススメはしません。

・・・・結局、Onscripterで重要なことは未だに多くのことは把握できていないわけね。
こちらの手に負える範囲ではないので、誰かが解決できるのを祈るのが現状では限界ですね。





最後に・・・今回はとある方にアドバイス、技術支援をいただきました。
コンバータ本体はその案を採用しない(トラブル多発で使用に耐えられなかった)形になりましたが、アドバイスのおかげで数段階早く移植することが出来ました。

一般的な謝辞ではありますが・・・深く感謝します。




さて第2弾ではありますが、TVアニメ化もされ知名度がやはり高い作品なのですが・・・これまで一度もPC以外では発売されず、移植を試みた話も聞かない作品ですね。

タイトルは・・・・・






ブログ7周年を迎えました。

日頃のブログのご愛顧ありがとうございます、HARUです。
昨日8月31日をもって、このもブログ7周年を迎える事ができました。
こちらもこれに合わせて、いろいろと考えていたのですが、後もう少しの所で間に合わず・・・・・・今回は予告程度に留めておきます。
あと数日でそのうちの一つができますので、今しばらくお持ちくださいませ。


今回の記事は少々まとまりに欠けますが、3つに別れた内容でいこうと思います。





まず第1のお題・・・・先日コメントで、

「HARUさんがNo.1~No.61までのコンバータの作品でおすすめのベスト5をあげるとしたらなにがあがりますか? 」

・・・とのコメントを頂いたのですが、5つまで順位付けを付ける事が出来ませんでした。
基本的に、こちらが好きな作品で移植できそうな作品を手がけていることもあります。
(それでもNo.02 恋する乙女と守護の楯とNo.34 処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダーは5本のうちの2本に入るとは思いますが・・・)

そこで今までで個人的におススメの作品を簡潔にまとめてコメントを返そうとしたら、字数制限に引っ掛かって送れないでやんの。
ブログを作ってから日が経っていることもあり、新規の方から見ればこういった考えを持つ方もいると思いますので、記事という形で書いてみました。
簡潔に書こうとしたら、何だか偉そうな文面になっていますが・・・ご容赦くださいませ。
あくまで個人的な批評なので、異論がある方はコメント等で反論を頂けたらと思います。


No.02 恋する乙女と守護の楯

AXLの魅力が最も出ている作品。
移植が難しくなってからは最近の作品をプレイしていませんが、初期の作品の中では存在感はダントツ。
派生作のPS2版、ドラマCDでは主役は釘宮理恵が担当しているので、声優ファンならそこも見逃せない。
同社のNo.23 Like a Butlerは話題性は及ばなかったものの、AXL節全開のためファンならプレイすべき良作。
No.13 Princess Frontierは中盤の描写の緻密さは見るべきところはあるものの・・・良点がやや地味であることと、序盤でそれが味わえないことが玉にキズ・・・その部分を納得頂ける方なら、おススメ。

No.05 きみはぐ

少なくともこちらが移植した作品の中に、フロントウイングの作品に外れ無し。
その中できみはぐを推す理由はグラフィック。
フロントウイングらしからぬ肉体美を感じさせる絵は解像度を除けば2015年でも十分通用しそうで、そういう意味では出るのが早すぎた作品かも?
物語としては、No.21 そらうたが一番好きなのだけど・・・好みが合う場合は良作、合わない人からはあまり高い評価を得られていないようなので、そこをどう受け止めるべきかが問題。

No.10 Scarlette

ねこねこソフトの一つの区切りを迎えた作品。
通常のねこねこソフトの作品の魅力に加え、世界中を股にかけたスケール大きなの物語は独自の魅力がある。
主題歌「Escarlata」が曲調がフラメンコで、題名、歌詞共にスペイン語。作品の国際的なイメージを印象付けるのに一役買っている。
一番の見せ場のシーンを、予定調和とか知ってた口調で語る連中を見て「最近のガキはスレてるねぇ」・・・と初めて実感しました(笑)。

No.16 ぶらばん!

ゆずソフトではNo.50 夏空カナタが最も気合を掛けて移植を行ったが、攻略キャラの少なさ、長さを考えたら、今のところこの作品がバランスが取れて宜しいかと。No.17 EXEの移植度が問題がありすぎて(泣)・・・・
天神爛漫もそろそろ再開しないとね・・・
最近の作品は移植はほぼ無理ですしね・・・・・

No.24 死神の接吻は別離の味

全体的には普通の作品と思えるが、最終ルートの琥珀ルートは出色の出来。
最後までプレイするのが大前提だが、クリアした時の満足感はなかなかのもの。
ただこちらの移植度の低さが・・・・・厳しいと感じたらオリジナルでプレイしてね。

No.27 Narucissu 3rd

無料版のPC版(2ndまで)はDL時から欝要素が普通に伺えたが・・・
完全版のPSP版では欝要素っを不快に感じる方がいたらしく賛否両論となっているようですが・・・何だかお門違いが批判のように思える。
元々は同人的なソフトではあるものの、心に響く作品。
ねこねこ系のスタッフが関わっているおかげで、BGMや声優のチョイスは神レベル。十分に特筆に価する。

No.34 処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー

個人的には間違いなく5本の指に入る作品。
前作の魅力を引き継ぐところがあるので初代からプレイする必要はあるものの、キャラメルBOXの良さが詰まっている良作。
上品で優雅な雰囲気と、丁寧な描写が醸し出すこの作品の魅力は、他のゲームでは味わえない格調高さを感じさせる。
おとボク3とかが出てくれると凄く嬉しいけど・・・諸事情でやはり厳しいか?

No.35 ボクがワタシになった理由~女装計画~

おとボクで良シナリオの部分を変態的なHシーンに置き換えたような作品。
ある意味非難轟々になってもおかしくない作品なのだけど、変態要素が徹底して突き抜けているため・・・独自の存在感を得ていて異様な高評価をする人もいる。
明らかに普通の雰囲気の作品ではないので、体験版を先にプレイすることを強く推奨。

No.39 青空の見える丘

作品全体の緩い雰囲気と、ホラーやサスペンス要素がゼロなのに突き刺さるような心理描写を時折見せてくれる作品。
feng三部作ではNo.40 あかね色に染まる坂の方が有名だけど、最大のセールスポイントは何か?・・・と言われると未だに戸惑ってしまう。「湊サイコー!!」だと優姫ファンから起こられそうだし(笑)・・・・

No.44 ワルキューレロマンツェ

Ricottaは特定のファンから強く愛される印象が強く、エロ要素も含めて実際にレベルの高い作品を作っている印象。
No.18 プリンセスラバー!もファンが痛車を作るほどのコアな人気を誇るが、出てから時間も経っているので・・・推すならこちらかな?
恐らく・・・・移植に最も手間を掛けた作品としても感慨深いものがあります。

No.45 つよきすFull Edition

発足してから数年はあまり特徴の無かった印象のあるきゃんでぃそふとを、一気にヒットチャートに上り詰めさせた伝説的な作品。
エロゲー史に残る作品であることは間違いない。
Full Editionと銘打っても追加要素は少なめだが、逆に元の作品を損ねている訳でもないのは評価できる。
こちらと面目役如を果たした3学期は評価が高い。
きゃんでぃそふとは一時期、ファンを落胆させて離れていったが・・・それでも量質共に十分な良作も結構多い。
他にも萌え要素が強い作品を求めるならNo.51 かみデレ、熱いストーリーを求めるならNo.53 ガンナイトガールもお薦め。
ガンナイトガールは最終ルートクリアまでプレイするつもりなら、絶対に損はしない。
ムービー頼りとはいえ演出も相当頑張っていて、再評価されても良い作品ではある。
関連ブランドのNo.48 むりやり!?オトメDAYSは評価は並だが、個人的には好き。
きゃんでぃそふとの作品は体験版の充実度がトップレベルなので、まずは体験版をプレイしてから検討推してみては?

No.59 妹のおかげでモテすぎてヤバい。

この作品は・・・実はそれ程突出した特徴は無い。(ただし、仕上がりは良作レベル。)
ただ比較的新しいメーカーとしては・・・HULOTTEはかなり頑張っている。
現在活躍している中堅メーカーの作品として、押さえておくには悪くない作品。
題名から解かる通り最近のラノベを強く意識していて、このためかゲームの雰囲気がこちらの移植した作品の中では、最も新しい。
「コンバータに興味はあるけど、昔の作品が多くない?」・・・こう思っている方には、この作品がお薦め。
最も今風のテイストが味わえます。
こちらも移植に相当苦労したこともあって、なかなか忘れられません(苦笑)。

No.62以降 9月期に公開したいタイトル

こちらは逆に往年の名作と言われていそうな作品。
今更この作品を移植してもどれだけの方がプレイしてもらえるかは未知数で確かに古さはあるが、作品自体の魅力は未だに色あせないところは多く、新規にプレイする方なら十分にお薦め。
ただ・・・デバッグ作業は地獄。デバッグがここまできつい作品ははじめてかも?
何百箇所修正しても、次から次へと・・・久々に心が折れそう・・・・・


・・・・こんな所でしょうか?
参考になる方がいれば幸いです。





第2の記事のお題ですが・・・新作を作っている最中に、息抜きにガンプラを作ったので作品の感想を兼ねてコラムを書こうと・・・コンバータとは全く関係ないですが、たまにはこういうのも良いかと。
(本来は、これが記事の主題にするつもりでした。)
撮影も未熟で、iphoneカメラでは大した写真が取れませんがご容赦ください。
デジカメすら持ってない上に、元々写真を普段から撮る趣味がないのが心苦しいですね。
あとどの画像もクリックすれば、大きな画像を見れますよ!


gself_11.jpg
・・・という訳で作ってみたのはGのレコンギスタの主役機、Gセルフ(パーフェクトバックパック装備型)のHG版です。

この作品は初代ガンダムの監督、富野由悠季氏が監督を務めた作品ですが・・個人的には大好きでした。
FFXIII並みに各種用語の解説が乏しい、ある程度は過去のガンダム作品を見ていないとさっぱり分からない&愛着が沸かない内容などとても「子供に見てもらいたい」作品にはなっていませんでしたが・・・・作品から漂うオーラには半端無いものがありました。

とにかく70歳とはとても思えない気合の入れよう。
70歳っていったら、人によってはまともに歩けない(それどころかそれまで生きられない)年齢なのに、作品の勢いが若手の作品と比べても全く気後れしていません。
それどころか20年前に作ったVガンダムよりも作風が若返っている印象も・・・これだけでも化物じみているパワーを感じます。

反面欠点も多い作品ですが・・・中でも残念なのは、氏自ら作品を貶めているような姿勢がいくつか見られたこと。
例えば最終回。
一体誰がどういう理由で戦っているのが解りづらく、戦いの結果もよく分からない。
題名のレコンギスタは成功したのかも不明(そもそもレコンギスタが何なのかもまともな説明もない)・・・何もかもが投げっぱなし。ただ戦いに参加した者の個人的な感情の決着が付いただけでした。

トワサンガとか月の連中が地球に帰化したいだけの話なら、そもそも戦う必要があったのか?という気がする。
真面目な話、話し合いで何とかすべき話でしょ!・・・ただの資源と命の無駄遣い。
これでベルリ君が世界放浪で終わり・・・では本人の取る行動としても、作品の終わり方としても無責任で・・・・
これなら「俺達の戦いはこれからだ!」的な打ち切り漫画のような終わり方のほうがまだマシだった気も。
その方がまだ想像の残せる余地がある分、視聴者への裏切りにはならないでしょう。

あと新規OPの映像も今まで放送された映像を纏めただけというのも酷すぎ。
何かの当て付けかもしれませんが、番組の顔にこんなやり方は駄目です。

これらは元々4クールにしたかったが、2クールにしか出来なかった監督としての意趣返しのなのかもしれませんが、これでダメージが来るのは2クールにしたお偉いさんではなく視聴者です。
お客さんに対してすべきことではないです。
・・・・これでは劇場版のような先の話も望めず、ただ作品の寿命を縮めるだけです。

氏はよく「アニメばかり見ていてたらステレオタイプになって駄目」とか「いい年こいてガンダムに夢中になっているようでは・・・」とかいっていそうですが、少なくともそういう人たちは自分の仕事にはもっと責任を持って望んでいるはずで・・・この辺りは先輩としては参考にならなかったのは残念でした。


gself_15.jpg
こういった意味ではいささか心に苦い物が残った作品でしたが、作品自体が嫌いになったわけでもなく見習う所も多い作品でした。
さてキットしてのレビューですが、まずは機体の簡単な説明を。
主役機のGセルフですが・・・過去のガンダムから千年以上後から作られたためか、過去のガンダムとは全くと言っていいほど関連性はありません。
ただ庶民的な顔つきとは裏腹に物凄いパワーを持った高性能機です。
最大の問題点は、これ程の機体を一時的でもあのポンコツ姫さまに預けたことでしょう(笑)。
おかげで物語も始まったのですが・・・

パーフェクトバックパックとはGセルフ専用として初めて開発されたオプションで最終決戦で使われました。
何とハッパさんという整備士が仕事の合間に作った個人製作。
これによりGセルフは飛行性能と高軌道、強力な格闘能力と広い攻撃範囲、高い防御力と長距離射程を同時に手を入れたことになる・・・ってハッパさんどれだけ天才なんだよ!
最終回前だからって、調子に乗るのもいい加減にしろよ。


gself_01.jpg
・・・さてキットの出来ですが、造形自体は完璧と言って良いのですが一部の手抜き感が酷すぎ。
息抜きに簡単仕上げの予定でしたが・・・どうしても我慢がならずそこだけ手入れをしたついでにマーキングを施して・・・
「もしガンダムフィックスフィギュレーション(以下、GFF)でGセルフが出たらこうなる」的に見えるように仕上げました。

個人的な意見ですが、1/144サイズで最も理想的なのはGFFなんですよね。
他にもROBOT魂やスーパーロボット超合金とかリアルグレード(以下、RG)とかありますが・・・
ROBOT魂はZガンダム系などの造詣のアレンジは面白いし、ギミックも良いのですが・・・スーパーロボット超合金もそうですが、仕上がりに手抜き感が多いのも多く、「値段の割りには・・」とうのが率直な感想。
最近のはかなり高額の商品が多いのに、みんな納得の上で買っているのかな・・・?
あれならHGをしっかりと仕上げる方が納得の商品が多そう。
(ただしこれは「飾る上では見映えが良い」ことを重点に置いた評価です。遊ぶことまで考えるならこの評価は変わると思います。)
元々ガンプラはMGかPGだけ作っていたような奴なので・・・


gself_13.jpg
ではRGなら完璧か?・・と言われればそれも違う気も。
確かに仕上がった写真は凄い印象は確かで、本当に1/144かどうかは疑いたくなる程の高精度です。
・・・ですが、色違いの装甲はツギハギのようで気持ち悪い(仕上げ方にもよりますが)、関節が一体成型なのは手間を減らすプラス効果だけでなく強度を犠牲にするマイナス効果もあり(最悪組み立て中に折れることもあり)、部品が小さすぎて製作はストレスフルで完成後もぴポロポロ外れる・・・と欠点も多く見られるシリーズです。
やはりMG級に
・・・何より相当の人気作品でない限り、キット化されませんし。

・・・そんなこんなで、遊び的な楽しみは最低レベルでも飾った時の見映えを重視するとGFFが最も理想的でした。
ただGFFにしても主要な作品は出尽くして飽きられ、可動範囲の狭さ&部品の外れやすさ等、遊ぶには無理が多く・・・このためギミック強化、更なる高級化を目指してGFFNシリーズを出したらこちらは売れず(HGの4~5倍の値段では売れなくても仕方無し)、このためGFFはシリーズとしては終焉を迎えつつあります。
ただ個人的な憧れとしては健在なので、こちらとしては今も意識した作りになることが多いです。
ちなみに比較用の両脇はRGストライクフリーダムとRGジャスティス。
RGジャスティスは模型店で投売り価格で出されることが多いのですが(やはりガンダムでピンクは駄目か・・)、せめてインフィニットットジャスティスは出して欲しい・・・
両方ともよせば良いのにグラデ塗装をしたので、超絶ストレスでした。
(グラデ塗装をしたHGミーティアに載せるためだったので、仕方が無かったのですが・・・)



gself_02.jpg
gself_05.jpg
全体としてキットのレベルは高いのですが最も不満になるのが、シールド。
このシールドはガンダムのシールドの中では極めつけの高性能で、原理は何と反物質。
反物質でGセルフに近づく物体を「消滅」させることで防御します。
(そんなに強力ならいっそ攻撃に・・・と思ったら同じ原理のフォトントルピードという虐殺兵器を搭載しています。ベルリ君は人命重視なのに・・・)

ただキットではこの謎物質の再現に「白いまな板に青いグミキャンディ」が載っている状態で・・・表は折角のクリアパーツなのに中空、裏に至っては無地のまっ平ら・・正にまな板、完全に浮いています。
あまりに見栄えが悪いので、表裏両方にジャンクパーツを入れました。
さらに表の黄色の部分もシールでは見栄えが悪すぎで、マスキングでエアブラシ塗装・・・これらの作業だけで半日は掛かりました。

フリーダム系の造詣が伺えるビームライフルは単色成型なので、地味に塗り分け作業。
丁寧に塗れば塗るほど、リアルさから離れていくカタルシスが地味にストレス。
現実の銃は単色が普通なので、次第におもちゃっぽくなってしまうので・・・将来MGで出ても、完全な塗り分けは厳しそう。
いずれにしてもフォトンエネルギーの流通を表す青だけは塗る必要はありそうですが・・・



gself_06.jpg
あと面白いのはパーフェクトバックパックの基部。
ガンダムシリーズではありえなかったようなデザインですが、何とも愛嬌があります。
何かのゲームのキャラクターとして、そのまま使えそうです。


gself_09.jpg
パーフェクトバックパックさまざまな形態を取れますが、こちらはアサルトモード。ここでの問題は・・・

撮影中に、アームがポッキリ折れました。

真鍮線で急遽繋ぎましたが、関節保持力までは維持できなかったのでAGPセシリアのストライクガンナーの補助スタンドで一時的に支えてそれらしく。
3重関節のため柔軟性が高く、3mmのダボ穴があるものなら使い勝手の良い補助スタンドに使えます。



gself_00.jpg
このキットで一番派手な形態はこのリフレクトモード。
4枚の大きな羽根はかなり見栄えが良いです。
ただ・・・さすがに重いので、長い間この状態だと関節がヘタレそうです。
飾り続けたいのなら補助スタンドを用意すべきかも?


gself_08.jpg
gself_10.jpg
・・・大体こんなところですが、とりあえずレビューしてみました。
興味の無い方から見れば無駄な長文になってしまいましたが・・久々にアニメ関連の記事も書きたくなり、ある程度の中身のあるレビューを書くにはそれなりの文章量も必要で・・・妙に手間の掛かったキットでもあり、それなりに愛着が沸いたので書かせてもらいました。

あとこのキットの致命的な問題の一つが、可動範囲の狭さ。
膝が100度、肘が90度くらいしか曲がりません。
膝立ちは当然無理ですし、劇中の各種シーン再現は殆どできません。
OPのタイトルバックで使われた逆噴射のポーズ、実はこれが最大レベルです。

ただGセルフは単独ではなく、バックパックを合わせたシルエットで魅せる機体なので・・・これでも割りと見映えがしますし、パーフェクトバックパックは最初からスタンドが付いているので飾るには十分かもしれません。
あとは元から塗り分けが複雑な機体のため、シールを合わせても漏れがあるので多少が塗装の必要があり(特に青はクリアパーツと色を合わせたいならメタリックブルーで塗り分ける必要も)、何かと手間が掛かるのが欠点ですが実際に2,000円を割る価格でこの内容なら十分かもしれません。
GセルフはROBOT魂の方が可動範囲を含めて優秀なようですが、予約が終了したリフレクターパックが8,000円もするので(サイズはどちらもほぼ同じ)、パーフェクトバックパックが仮に出ても10,000円超えしそうなので・・・欲しいならHGで1日掛けて仕上げておいた方が経済的には楽です。
こちらは関節部をランナーごと黒鉄色でメタリック塗装、ガンダムマーカーでスジを描き、機体はつや消しトップコートで簡単仕上げですが、これでもROBOT魂と同程度の満足感はあると思います。

さらなる高品質のGセルフを欲しい場合、MG等を待つしかないのですが・・・作品自体の人気の低迷と不景気ゆえか?比較的高額のMG化の勢いが落ちてきているので、Gセルフは2020年あたりにひょっこりと・・・とかどうでも良いタイミングで出そうなので、それを考えるなら今買ってもよいかと。
クリアーブルーを多用したパーフェクトバックパックがキラキラしてて、なかなか綺麗ですよ~~~~




さて、最後の第3のお題。

このブログ大多数の方の目当てのコンバータ関連です。

現在、7周年企画として計3本のコンバータを開発中です。
どれもいきなり完成状態には出来そうには無いですが、ある程度は製品版を遊べる中途版を仕上げるべく製作をしてきました。
(既に2本は体験版の製作は出来ております。)

ただ・・・体験版と製品版では規模が10倍差くらいあるのは普通で、完成を目標とするならもう少し先まで仕上げたいです。
3本とも9月中の公開を目指したいですが、確約は出来ません。
頑張ってはいますが・・・・・

今回製作中の3本には共通点があります。それは・・・・

過去にアニメ化されたことあり。

全て30分のエロアニメとかじゃなくて、地上波として1クール放送された一般アニメです。
知名度は高い作品が多いです。
それ故か、製作するにも難度は高めで・・・第1弾から難航しています。
(ストレス溜まりすぎて、息抜きで作ったGセルフの方が先に出来てしまいましたが(笑)。)
とにかく出てくるバグ、バグ、バグ・・・・

数十回に渡る作り直しと、その数倍のバグ。
・・・・もう取りきれないです・・・・が、もう少し遊べるようにしたいのでもう少し待っていてください。





それでは、これからもよろしくお願いします。





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